『リトル・マーメイド』アリエル役で話題のハリー・ベイリー、ハリウッドの新たな顔に
では実写版アリエルとして初めてファンの前に登場し、初映像が公開された際にも「アリエルのキャラクターにはすごく長い間、絆を感じていた」と語っていたハリー。
さらに、そのティザー予告を見たアフリカ系の少女たちが「私みたい!」と瞳を輝かせて歓喜する数々の動画が次々に投稿・拡散されるとハリーも大感激し、先日解禁されたディズニー・スタジオ公式の特別映像にも盛り込まれるほどになった。また、ハリーが演じたアリエルにインスパイアされたアニメドラマ「Disney Junior’s Ariel」(原題)が2024年に配信されることも発表されている。海の中で拾った宝物を秘密の洞窟に集めている、8歳のころのアリエルがキッズ向けアニメで描かれるという。
幼いころから秘密の洞窟に収集してきた宝物たちを眺めては、素晴らしいものを創造する人間の世界への憧れを募らせてきたアリエル。その思いは、ハリーが文字通り“絶世の歌声”で歌いあげる「パート・オブ・ユア・ワールド」で見事に表現されている。その切なる表情や彼女の地毛とエクステで表現したグラデーションのある赤毛、解放を求める心からの声に、たちまち“恋に落ちた”。
恋といえば、実写版『リトル・マーメイド』では未知の世界を見てみたいという同じ夢を持つアリエルとエリック王子の運命的な恋はより必然的に描かれていた。