渡辺謙が成田から舞台挨拶に直行! サプライズでの登場に観客熱狂
そういう素晴らしいキャストと(クリストファー・)ノーラン監督の手足であり、頭脳である優秀なスタッフが半年をかけて作り上げた作品です」と笑みを浮かべながら共演陣、スタッフを称えた。
撮影での苦労や思い出に話が及ぶと「無重力のシーン」を印象深い撮影として挙げ「ひとつのシークエンスを撮るために、ロンドンの飛行船工場の跡地に巨大なスタジオを作り上げたんです」とその壮大さを説明。「『みんなで一緒に乗り込んだぜ』という気持ちになりましたね。昨日(のL.A.プレミア)は、同窓会のようなものでした」と嬉しそうな表情で語った。
これまで物語の内容については多くが謎とされてきたが、渡辺さん曰く「どう他人に伝えるかが難しい作品。話のスジを全て話しても『何それ?』って言われてしまうと思う」とのこと。これから映画を鑑賞する観客の期待を煽りつつ、「だから、“どんな体験をしたのか”ということや雰囲気を周りの人に伝えてほしい」と呼びかけた。
来週にはレオやノーラン監督も来日し、渡辺さんと共に都内で記者会見、ジャパン・プレミアイベントに出席する予定。
『インセプション』は7月23日(金)より丸の内ピカデリーほか全国にて公開。