くらし情報『【インタビュー】グレタ・ガーウィグ監督、『バービー』で表現したかった「人間のもろさや変化」』

2023年8月11日 12:15

【インタビュー】グレタ・ガーウィグ監督、『バービー』で表現したかった「人間のもろさや変化」

Photo by cinemacafe.net


1959年に生まれ、世界で最も有名なファッションドール“バーバラ・ミリセント・ロバーツ”、愛称バービー。デビュー以来、多くの人々を魅了してきたのは、彼女がファッショナブルだったからだけではなく、多くの人々にとってアイコニックな存在だったから。

64年にわたり、女性を取り巻く社会環境の変化を体現し、多様性を映し出してきたバービー。さまざまな可能性を秘めた彼女の物語が、誕生65周年を前に実写化された。

メガフォンを執ったのは『レディ・バード』『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』などを手がけたグレタ・ガーウィグ。女性の自立を描いた作品で評価が高いガーウィグ監督に、“バービーを撮る”ということについて話を聞いた。

バービーの変化を通して「人間のもろさや変わっていく部分を逆に祝福したい」


【インタビュー】グレタ・ガーウィグ監督、『バービー』で表現したかった「人間のもろさや変化」

――バービーのイメージを壊さず、その魅力を掘り下げ、現代性を与えるに当たり、最も意識したのはどんなことでしょうか。

バービーが64年間存在し続けているということです。そこをどう捉えるかが、ひとつの挑戦でした。1959年に生まれて、バービーには今まで色々なバージョンがありました。そんなバービーが持つ意味というのは、時代によって違います。

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