2023年9月1日 12:20
杉咲花の表情に翻弄される『市子』予告編 釜山国際映画祭へ出品決定
と語っており、作品に手応え充分。芝居を超えて役を生き抜く彼女の姿がスクリーンに映し出される。
第28回釜山国際映画祭コンペティション ジソク部門に正式出品が決定
また本日、第28回釜山国際映画祭の一部ラインアップが解禁となり、本作『市子』がコンペティション部門のひとつであるジソク部門に選出された。ジソク部門は新人監督を対象としたニューカレンツ部門と並ぶコンペティション部門で、今年は本作を含む10本の作品がキム・ジソク賞を競う。
プログラム・ディレクターを務めるナム・ドンチョルは「この映画は、まさに主人公の『市子』という存在そのものに関する映画だ。私たちは市子の過去を辿ってゆくにつれ、その境遇を理解するだけでなく、同時に、彼女を心から抱きしめてあげたい気持ちに駆られる」とコメント。同映画祭での上映が、『市子』のワールドプレミア上映となる。
作家性や個性の際立つ日本映画を発掘してきた釜山国際映画祭だが、中でもキム・ジソク賞は、2017年に設立され、昨年から正式なコンペティションとなった釜山国際映画祭を代表する部門の1つ。
これまで同賞へ出品された日本映画には、杉咲さんも出演している『楽園』(19)