くらし情報『濱口竜介監督「背中を押された」と喜びの声 最新作『悪は存在しない』でヴェネチア銀獅子賞』

2023年9月12日 15:51

濱口竜介監督「背中を押された」と喜びの声 最新作『悪は存在しない』でヴェネチア銀獅子賞

と話していた。会見には、主演を務めた大美賀均が同席した。

濱口竜介監督「背中を押された」と喜びの声 最新作『悪は存在しない』でヴェネチア銀獅子賞

<『悪は存在しない』概要>

『ドライブ・マイ・カー』でもタッグを組んだ音楽家・シンガーソングライターの石橋英子が、ライブパフォーマンスのための映像を濱口監督に依頼したことから、プロジェクトがスタート。その音楽ライブ用の映像を制作する過程で、1本の長編映画として本作も誕生した。自然豊かな長野県の高原を舞台に、政府からの補助金を得たグランピング施設の開業計画が持ち上がったことから、環境破壊を危惧する地元住民たちが動揺・葛藤する姿を描き出す。

今回、「銀獅子賞(審査員大賞)」に加えて、映画祭本体とは別機関からの「並行賞」として、国際映画批評家連盟によって選ばれる、ヴェネチア国際映画祭の独立賞のひとつ「国際批評家連盟賞」と、「企業の倫理」について考察を与える映画に送られる賞「映画企業特別賞」、特に「環境問題」に対する現代的アプローチに対して贈られる「人・職場・環境賞」と3つの賞も受賞している。

『悪は存在しない』は2024年GW、公開予定。

(シネマカフェ編集部)

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