くらし情報『【インタビュー】実力と人気を兼ね備えた俳優・磯村勇斗 貪欲な自分は「ハングリーマン」』

2023年11月13日 17:15

【インタビュー】実力と人気を兼ね備えた俳優・磯村勇斗 貪欲な自分は「ハングリーマン」

Photo by cinemacafe.net


飛ぶ鳥を落とす勢いの若手俳優・磯村勇斗は、ここ数年で人気と実力が一致する稀有な俳優へと進化を遂げた。「きのう何食べた?」シリーズで、かわいさと絶妙な小憎たらしさを兼ね備えたジルベールを好演していたかと思えば、公開中の映画『月』では、心やさしいさとくんが一線を超えていってしまう工程を演じた。そのふり幅、作品によって使い分ける顔の違い、実力は推して知るべしと言える。

最新出演映画『正欲』では、磯村さんは佐々木佳道を演じた。佳道は、両親の事故死をきっかけに、横浜から中学3年まで暮らしていた広島に戻ってきた男。新垣結衣演じる桐生夏月の中学時代の同級生で、夏月とは誰にも言えない秘密を共有している。なかなか人に理解されない、言えない指向を持ちながらも何とか大多数に混じろうと生きてきた佳道の葛藤、変化していくグラデーションの体現はさすがの一言に尽きる。


【インタビュー】実力と人気を兼ね備えた俳優・磯村勇斗 貪欲な自分は「ハングリーマン」
(c) 2021 朝井リョウ/新潮社(c) 2023「正欲」製作委員会
インタビューでは、悩みながらもまっとうした佳道という役についての解説と、自らを「ハングリーマン」と言い切る、お茶目な表現で俳優という職業への入れ込みまで語ってくれた。

演じた役は「すごく理解と共感ができた」


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