2024年1月11日 17:35
主演&監督マイウェン、「堂々たる敗北者」に惹かれた『ジャンヌ・デュ・バリー 国王最期の愛人』日本版ポスター
主演・監督・脚本マイウェン、デュ・バリー夫人を描いた理由とは
なぜジャンヌ・デュ・バリーを主人公に映画を製作しようと決めたのか、マイウェンは「2006年にソフィア・コッポラ監督の『マリー・アントワネット』を観たのがきっかけです」と語る。
「ジャンヌがスクリーンに現れた瞬間、アーシア・アルジェントが演じる彼女のキャラクターに魅了されました。すぐに彼女との強いつながりを感じ、彼女がスクリーンに映らなくなるとすぐに恋しくなりました」と、映画を完成させる17年前からジャンヌの虜になっていたいことを明かす。
続けて、「私がジャンヌ・デュ・バリーに魅了されたのは、彼女が堂々たる敗北者だからです。私の人生が彼女の人生と似ているということもあるかもしれませんが、それだけではありません。彼女という人間と、彼女が生きる時代に恋をしたのです。彼女の伝記を没頭して読み、彼女の正義を題材にした映画を撮りたいと思いました」と語った。
運命に抗い、自分なりの生き方を貫こうとするところに強い共感を持ったというマイウェン。併せて、国王ルイ15世の優美なワンショットやデュ・バリー夫人らの新たな場面写真も解禁された。