くらし情報『『瞳をとじて』で50年ぶり再タッグ、アナ・トレント起用秘話をビクトル・エリセ監督が明かす』

2024年2月5日 13:00

『瞳をとじて』で50年ぶり再タッグ、アナ・トレント起用秘話をビクトル・エリセ監督が明かす

Photo by cinemacafe.net


『ミツバチのささやき』(1973)のスペインの名匠ビクトル・エリセ監督が、第76回カンヌ国際映画祭で31年ぶりの長編新作として発表した『瞳をとじて』。この度、『ミツバチのささやき』にも出演していたアナ・トレントが登場するシーンの本編映像が解禁、監督が語るキャスティングエピソードも明らかになった。

本作は、元・映画監督と謎の失踪を遂げたかつての人気俳優、2人の記憶をめぐる【人生】と【映画】の物語。アナ・トレントは失踪した元人気俳優の娘役という重要な役どころを演じている。

『ミツバチのささやき』で、映画『フランケンシュタイン』の怪物に魅せられる少女“アナ”を演じたアナは、その愛らしくつぶらな瞳で観客たちを魅了、世界から注目を集めた映画史に語られる伝説的な存在だ。


『瞳をとじて』で50年ぶり再タッグ、アナ・トレント起用秘話をビクトル・エリセ監督が明かす
『ミツバチのささやき』当時6歳だったアナ・トレント
彼女は同作で子役としてデビュー後、カルロス・サウラの『カラスの飼育』(1976)などに出演し、さらに演劇を学ぶためにニューヨークにも留学。現在も継続的に俳優として活動しており、今回、エリセ監督の最新作『瞳をとじて』で再びタッグを組むことになった。厳密にいえばエリセが監督した短編映画にもアナは出演していたが、長編作品でのタッグはなんと50年ぶりとなる。

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