くらし情報『孤高の女性監督ニナ・メンケス、「男性のまなざし」に満ちた“映画”を紐解く最新作ドキュメンタリーほか日本劇場初公開』

2024年3月25日 18:00

孤高の女性監督ニナ・メンケス、「男性のまなざし」に満ちた“映画”を紐解く最新作ドキュメンタリーほか日本劇場初公開

目次

・『マグダレーナ・ヴィラガ』1986年
・『クイーン・オブ・ダイヤモンド』1991年
・『ブレインウォッシュ セックス-カメラ-パワー』2022年
Photo by cinemacafe.net


プロデューサーや撮影も自ら務めるアメリカの孤高の女性監督、ニナ・メンケスの3作品が5月10日(金)より、日本の劇場初公開決定。初期の傑作2本『マグダレーナ・ヴィラガ』『クイーン・オブ・ダイヤモンド』、現時点での最新作『ブレインウォッシュ セックス-カメラ-パワー』を上映する。

その特異な作品づくりと、そこから生み出される研ぎ澄まされた映像世界によって、多様なアメリカ映画界の中でも唯一無二の存在として1980年代初頭から現在まで活動を続けるメンケス監督。

女性たちが対峙する内面世界や、孤独や暴力といったテーマを扱い、ご都合主義に微塵も流されることなく、過激なまでに独自の美学を貫き通すメンケス監督の作品は「デヴィッド・リンチに負けず劣らず、無意識を描き出す芸術家」(The New York Times)、「ペキンパーやカサヴェテス以来のアメリカのどの監督よりも、暴力というテーマについて雄弁」(LA Weekly)などと評されてきた。


孤高の女性監督ニナ・メンケス、「男性のまなざし」に満ちた“映画”を紐解く最新作ドキュメンタリーほか日本劇場初公開
『マグダレーナ・ヴィラガ』©1986 Nina Menkes ©2024 Arbelos
また、シャンタル・アケルマンやケリー・ライカートらを引き合いに出して賞賛され、数々の国際映画祭に招聘されてきたものの、我が国では長い間劇場公開されることがなかった。

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