2024年3月25日 19:00
女性たちを描くフランスの巨匠の冒険ミステリー3作品「ジャック・リヴェット傑作選」4月上映
女性たちを主人公に様々な冒険譚をつくりあげてきたフランスの巨匠ジャック・リヴェットが描く冒険ミステリーの傑作3本が、デジタルリマスター版でスクリーンに蘇る「ジャック・リヴェット傑作選2024」が4月19日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷より順次公開。予告編が到着した。
ジャン=リュック・ゴダールやフランソワ・トリュフォーらと並んでヌーヴェルヴァーグの中心的人物であり、1991年には『美しき諍い女』で第44回カンヌ国際映画祭審査員グランプリを受賞するなど精力的に活動を続けていたジャック・リヴェット。
今年2月のセザール賞授賞式で、フランス映画界の性加害を告発してきたジュディット・ゴドレーシュがスピーチの最後に、リヴェット監督の『セリーヌとジュリーは舟でゆく』の台詞を引用したことも記憶に新しく、いまも世界中のアーティストや映画ファンたちから絶大な支持を得ている。
『地に堕ちた愛 完全版』© 1983 LA CECILIA © 2018 Les Films du Veilleur
今回は、2022年に開催した「ジャック・リヴェット映画祭」に続き、貴重な3作品『地に堕ちた愛 完全版』『彼女たちの舞台』『パリでかくれんぼ 完全版』を全作品4Kデジタルリマスターによる修復版で公開決定。