2024年4月13日 11:45
『貴公子』で映画初主演、キム・ソンホが明かす撮影秘話とパク・フンジョン監督の魅力
と、とっておきのアドリブのシーンについて教えてくれた。
追撃シーンや銃撃戦など見ごたえのあるアクションシーンの撮影については「アクションシーンに関しては、事前にたくさんの練習をしました」と言い、「打撃アクションのシーンは、お互いの動線やアクションがきちんと合っていくように、こちらも繰り返し時間を重ねて練習しました。また撮影に入ってからは現場での様々な変化にも柔軟に対応できるように、毎朝入念なチェックを行い、1つ1つのアクションに対して熟知した状態で臨めるように取り組みました」と入念に事前準備をし撮影に臨んだという。
そして撮影中に大変だったことを聞かれると「実は私は高所恐怖症なんです。橋の上を走るシーンがあるんですけど、そのシーンの撮影はとても怖かったです。また橋の上から飛び降りるシーンでは、飛び降りる時よりも、ワイヤーを付けた状態で上に上げられる方が怖かったです。もちろん現場では安全装備を完璧な状態で身に付けてはいるんですけど、その恐怖心は忘れられないものとなりました」と打ち明ける。
続けて「アクションの演技は事前に数十回動線を確認して息を合わせて訓練をして撮影に臨むのですが、現場の状況変化に応じて、細かい修正を加えながら何度も撮影が行われていくというこのプロセスが、私にとってはパク・フンジョン監督やスタッフと一緒に作品を作り上げていっているように感じ、本当に意味のあることに感じられました。