河合優実×山中瑶子監督『ナミビアの砂漠』カンヌで批評家連盟賞 最高賞はショーン・ベイカー監督『Anora』
山中監督の7年ぶり本格的な長編第1作となる『ナミビアの砂漠』で主役に抜擢されたのは、最近ではテレビドラマ「不適切にもほどがある!」や映画『あんのこと』など活躍を続ける新時代のアイコン、河合優実。『あみこ』公開当時、学生だった河合さんは同作を観て女優になりたいと思い、山中監督に「いつか出演したいです」と直接伝えに行ったという。
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国際映画批評家連盟賞を選出するFIPRESCI(国際映画批評家連盟)は、今回の受賞理由として「21世紀の日本を生きる登場人物たちの間に絶え間なく存在する距離を捉え、それらのイメージを通して、現代における神経多様性を大胆不敵に探究している」とコメント。
過去にはヴィム・ヴェンダース監督やスティーヴン・ソダーバーグ監督、ケン・ローチ監督、アキ・カウリスマキ監督など、錚々たる世界の名匠たちの作品が受賞。日本映画としてはこれまで小栗康平監督『死の棘』(90)、諏訪敦彦監督『M/OTHER』(99)、青山真治監督『EUREKA』(00)、黒沢清監督『回路』(01)、そして濱口竜介監督『ドライブ・マイ・カー』(21)と5作品が受賞している。
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河合優実「最高のプレゼント」