発禁小説を映画化『フィリップ』は「戦争のトラウマに苦しむ男性についての映画」監督が語る
ナチス支配下のドイツを舞台に官能的な要素を加えて本作を映画化した大きな理由のひとつとして、「ポーランドで愛する人を亡くしたユダヤ人の主人公は、そのような状況下で何を感じるでしょうか? 私は(原作者)ティルマンドの本を心理的で緻密な映画にし、トラウマから感情が凍り付いた男の孤独を研究することに決めました」と明かしている。
『フィリップ』は6月21日(金)より新宿武蔵野館、シネスイッチ銀座、アップリンク吉祥寺ほか全国にて公開。
(シネマカフェ編集部)
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フィリップ 2024年6月21日より新宿武蔵野館、シネスイッチ銀座、アップリンク吉祥寺ほか全国にて公開
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