『関心領域』は「過去の話ではなく、現代を生きる私たちのこと」オンラインQ&Aイベント開催
と明かす。
![『関心領域』は「過去の話ではなく、現代を生きる私たちのこと」オンラインQ&Aイベント開催](https://imgc.eximg.jp/i=https%253A%252F%252Fs.eximg.jp%252Fexpub%252Ffeed%252FCinemacafe%252F2024%252FCinemacafe_92249%252FCinemacafe_92249_0fa03a90125d256c7e90_3.png,small=600,quality=80,type=webp)
『関心領域』ジョニー・バーン(音響)
そして、「編集は何日もかけて行いました。前の晩に作った音の続きを翌日に作ろうとすると最初はうるさく感じるものの、1時間もしてしまえば慣れてしまう。慣れてしまうことで調整が狂わないように、毎日冒頭から音を聞きなおして、その日の作業を進めていきました。ヘス一家の慣習をまさに自分たちで実感していました。きっと私たちは“無意識のまま過ごすと慣れてしまう”ということを自覚して生きていくことが大事なんだという教訓を得ました」と興味深い経験を語ってくれた。
主演のクリスティアン・フリーデルには「はじめに脚本を読んだ時にどう思いましたか?」という質問が飛び、「非常に感心しました。まず、私はヘス一家が収容所の真隣に住んでいたことは知らなかったのです。
その事実に驚いたと同時に、ジョナサン(・グレイザー監督)がこの作品で何を探求していき、何を発見することになったのかが新鮮な驚きでした」と言う。
![『関心領域』は「過去の話ではなく、現代を生きる私たちのこと」オンラインQ&Aイベント開催](https://imgc.eximg.jp/i=https%253A%252F%252Fs.eximg.jp%252Fexpub%252Ffeed%252FCinemacafe%252F2024%252FCinemacafe_92249%252FCinemacafe_92249_9d353a452bd138362ea9_4.png,small=600,quality=80,type=webp)
『関心領域』クリスティアン・フリーデル(主演)
そして、「最初にジョナサンから映画の話を聞いたのはパブでのこと。どんな可能性を秘めた映画になるのかとわくわくしました。