【ネタバレあり】ジェダイの暗部に迫った「スター・ウォーズ:アコライト」最終話、双子の故郷での対決と真実の果てに
主人公のメイとオーシャ(アマンドラ・ステンバーグの二役)は、ダークサイドへ堕ちたジェダイ、アナキン・スカイウォカーと同様に強力なフォースによって命を創り出された双子(と呼んでいいのか)だったが、物語の始まりとは真逆の立場になってしまった。
メイ
ジェダイに恨みを持つ謎の暗殺者として登場したメイは、元はオーシャのものだった白い整備服姿で、記憶をなくしてジェダイ・オーダーに保護され、かつてオーダーを追放された孤独なメカニックのオーシャは、ザ・ストレンジャー(マニー・ハシント)と2人一組で黒の衣装を纏い、彼のアコライト(従者)になった。
今作のクリエーター、レスリー・ヘッドランドは「Collider」で、この衣装の違いは光と闇を示し大きな意味を持つことを明かしている。
オーシャ
さらに、ライトセーバーの発光している刃の部分<カイバー・クリスタル>の、「出血」(bleeding)と呼ばれる赤色への変化を初めて映像で見せたシーンはシリーズを最も象徴するものとなった。
ジェダイにとってカイバー・クリスタルは、例えるなら「ハリー・ポッター」の魔法使いと杖の関係性のようなもの。ジェダイ・オーダーに入った子どもたちは訓練の過程で、自分だけの課題を克服しカイバー・クリスタルを“見つける”。