【ネタバレあり】ジェダイの暗部に迫った「スター・ウォーズ:アコライト」最終話、双子の故郷での対決と真実の果てに
だが、Disneyのサイト「スター・ウォーズの内部機密:ライトセーバー」やハイ・リパブリック時代の小説などによれば、ダークサイドに堕ちた者がライトセーバーを持つ者から盗んだり、あるいは殺したりしてセーバーを手に入れると、持ち主の変わったセーバーのクリスタルは使用者とのつながりを失って「血を流す」のだという。
ソルのライトセーバーを最初に奪ったのはメイだったが、母マザー・アニセアをソルが殺めたと知ったオーシャが憎しみと怒りを滾らせて復讐したことで、そのセーバーのクリスタルが血の涙を流すかのように、ダークサイドに染まってしまったのだ。
しかも、あのダース・ベイダーの常套手段、“フォース・チョーク”で首をじわじわと絞めつけていく残酷さ…。ピップ・ドロイドと無邪気に会話していたころのオーシャは、もう消えてしまった。
オーシャ
その前のシーンでは、マスター・ソルvs.ザ・ストレンジャー、メイvs.オーシャによる、スローモーションを効果的に使った黒澤映画もびっくりのアクションシーンに魅せられていただけに、ソルの死はかなり衝撃的だった。
ただ、演じるイ・ジョンジェも、アマンドラも、マニーもキレッキレ、今作のライトセーバーバトルやフォースのアクションはオリジナルドラマシリーズの中でも屈指の出来といえるのではないだろうか。