ライアン・ゴズリングの本領発揮 『バービー』から映画愛たっぷりの『フォールガイ』へ
自身の初監督作『ロスト・リバー』には同監督からの影響も色濃い。
『ドライヴ』
その一方、ジョージ・クルーニー監督『スーパー・チューズデー ~正義を売った日~』(2011)では、性被害に遭った選挙スタッフの女性インターン(エヴァン・レイチェル・ウッド)と関わり、野心が揺らぐ広報官に扮している。
2016年にもまったく毛色の異なる2作品に出演した。夢見るジャズピアニストを演じたデイミアン・チャゼル監督の『ラ・ラ・ランド』と、同じロサンゼルスでも70年代を舞台にしたバディもの『ナイスガイズ!』だ。
『ナイスガイズ!』
ミュージカル映画へのオマージュや名作映画のロケ地など、映画愛も詰まった『ラ・ラ・ランド』では夢追うミアの背中を押すセブを演じ、アカデミー賞にノミネート。ジャズピアノを猛特訓し、吹き替えなしで演奏したことも話題となった。
『ラ・ラ・ランド』
実にバラエティに富んだ作品群の中で、ミシェル・ウィリアムズやエマ・ストーン、キャリー・マリガンら共演女優たちも一緒にスターダムを上っていったのが印象的だ。
『プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命』
また、『プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命』(2012)