北欧メランコリック・ホラー『アンデッド/愛しき者の不在』1月公開決定
極力抑えられた登場人物の感情や台詞、慎重な計算のもと35mmフィルムで撮影された構図、ゆったりとしたカメラの動き…それらによって内包された美しさと不気味さが滲み出た本作は、やるせなくエモーショナルなラストまで命への問いを絶え間なくたたみかける(注:劇場はDCP上映)。
【STORY】
現代のオスロ。息子を亡くしたばかりのアナ(レナーテ・レインスヴェ)とその父マーラー(ビヨーン・スンクェスト)は悲しみに暮れていた。
墓地で微かな音を聞いたマーラーは墓を掘り起こし、埋められていた孫の身体を家に連れて帰る。鬱状態だったアナは生気を取り戻し、人目につかない山荘に親子で隠れ住む。しかし還ってきた最愛の息子は、瞬きや呼吸はするものの、全く言葉を発しない。
そんなとき、招かれざる訪問者が山荘に現れる。そして同じ頃、別の家族のもとでも、悲劇と歓喜が訪れていた…。
『アンデッド/愛しき者の不在』は2025年1月17日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷、新宿ピカデリーほか全国にて公開。
(シネマカフェ編集部)
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