くらし情報『『ジョーカー2』トッド・フィリップス監督が描いた“答え”とは?「世の中はもっとクレイジーになっている」』

『ジョーカー2』トッド・フィリップス監督が描いた“答え”とは?「世の中はもっとクレイジーになっている」

本作では、そんな裁判所と州立病院を往復するアーサーの姿に、衝撃を受ける人も多いだろう。「最初の映画で僕たちが出会った、最後に見たアーサーの中にあった生命力は、すべて彼の中から消え去っているんです。そのため、より閉鎖的な物語になっているんです」とトッド・フィリップス監督は話す。

『ジョーカー2』トッド・フィリップス監督が描いた“答え”とは?「世の中はもっとクレイジーになっている」

そのなかで、リーというアーサーにとっては一縷の希望のような女性が現れる。監督は2人が向かい合うシーンで横顔のショットを多用したことについて、「個人的には、横顔の方が、ストレートに平坦な顔を見せるより表情が豊かで好きなんです。なぜかは分かりません。それがずっと僕の好みなんです。人々を美しく見せられるように感じるんです」と明かす。


『ジョーカー2』トッド・フィリップス監督が描いた“答え”とは?「世の中はもっとクレイジーになっている」

「横顔には何かがあるんです。この映画はまた、人間の2つの側面について描いています。そうですよね。アーサーとジョーカーです。この映画は、僕たちが持っている二面性について多くのことを描いています。自分と影の自分について。だから、横顔はそういう意味で、ちょっと役立つんです」と鑑賞する上での注目ポイントを語ってくれた。

『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』は全国にて公開中。
日本語吹替版・字幕版同時上映<Dolby Cinema(R)

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