2010年11月17日 23:41
『レオニー』松井久子監督が“母”の視点から天才彫刻家イサム・ノグチの偉大さを説く
その中で苦労した点は?
「大変だったのは資金集めです(笑)。この使い捨ての時代、映画もただの商売道具になってしまっているように思えるいま、時代を超えて観ることのできる映画があるべきでは?と6年訴え続けてきた結果、幸運なことに作品を完成させることができました。周りから反対されればされるほど闘志がわいてきましたよ(笑)。使命感もわいてきましたし。自分で自分の可能性を狭めることだけはしてほしくないと思います。嬉しかったのは、7年かかってやっと映画が完成して…英語もほとんど話せない私が、世界中の国の人たちと一緒に仕事が出来たことです」。
ちなみに11月17日はノグチ・イサムの誕生日。これに合わせて映画の公式サイトでは、レオニーとイサム・ノグチの生涯の軌跡をたどるをコンテンツ「『レオニー』オリジナル年表」を展開中。
映画の世界観さながらに、母から子へと受け継がれる歴史を堪能することができる。
母の辿った道のりの何が不世出の天才彫刻家を育て上げるきっかけとなったのか――。映画と合わせて彼女の歩みを辿ってみては?
『レオニー』公式サイト
http://www.leoniethemovie.com/
■関連作品:
レオニー 2010年11月20日より角川シネマ新宿ほか全国にて公開
© レオニーパートナーズ合同会社
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