宮沢りえ×尾野真千子×蒼井優×広瀬すず「阿修羅のごとく」1月配信 是枝裕和が監督
是枝裕和監督 Photo by Borja B. Hojas/Getty Images■阿修羅のように、ときに争い、ときに笑う四姉妹
ときに争い、口汚く罵り、泣きわめき、かと思えば、抱き合って高らかに笑う。女は阿修羅だ――。
向田氏が描いた「阿修羅のごとく」は、年老いた父の愛人問題をきっかけに大きく揺らぎ、四姉妹それぞれが抱える葛藤や秘密が次々とあらわになる。恋愛観も違えば、生き方も違う4人の姉妹が、対立し、感情をぶつけ合いながら、心底では互いを気にかけ、やがて手を取り合う。その泣き笑いが細やかに描かれる、最上級の人間ドラマ。
今回の本編で描かれるのは、原作と同じく1979年が舞台。主人公である四姉妹を演じるのは、夫を亡くし、活け花の師匠として生計を立てる長女・綱子に宮沢りえ。
宮沢りえ
会社員の夫や子どもたちと一見平穏に暮らす、専業主婦の次女・巻子に尾野真千子。
尾野真千子
図書館で司書を務める、恋愛に不器用な三女・滝子に蒼井優。
蒼井優
喫茶店のウエイトレスで、ボクサーの卵と同棲する四女・咲子に広瀬すずと、名だたる俳優たちのかつてない華やかな競演が実現。
広瀬すず
昭和が舞台でありながらポップな世界観を生み出している本作には、撮影に瀧本幹也(『そして父になる』『海街diary』)