南沙良「恋愛に限らず、わかっていてもやめられないことはわかる」東京藝大で中川龍太郎監督と特別講義
と続けた。
南も、韓国ドラマ「わかっていても」は事前に視聴していたと言い、「韓国ドラマ『わかっていても』がとても素敵で面白かったので、韓国ドラマが好きな方々にも受け入れていただける作品になればいいなと思います」と話した。
今回、本作にて初めて恋愛をテーマとした連続ドラマを撮ったという中川監督。「恋愛の話は、自分ではなくもっと得意な方がいるんじゃないかと思いましたが…」と謙遜しつつも、「作品の舞台が美術大学ということで、“芸術家の恋愛”というのは、日常の中にある、ある種の非日常というか…“創作すること”と“恋愛すること”は、人生の“ある普通のリズム”を乗り越えていくものだと思うので、そういう側面をしっかり表現することができれば、作品としても深いものになるのではないかと感じました」と発言。「芸術家がどんな作品をつくるかと、どんな恋愛をするかというのは無関係ではないと思った」とし、本作では、メインキャラクターに限らず全ての役柄に1人ずつ実際の彫刻家がついて、ゼロから作品をつくったことを明かしました。
なお、作中の彫刻作品の一部を東京藝術大学の彫刻科の先生や生徒が担当したこともあって、今回の東京藝大でのトークイベントが実施された。