江口洋介×蒔田彩珠がバディ、社会派ミステリー「誰かがこの町で」12月8日スタート
そんな異常な行動だが、江口は「みんなそれぞれに心当たりがあると感じるのではないか」と語るように、身近でも起こりうる出来事。自分事ととらえると、ハッとさせられることも多いはず。
注目ポイント2:共鳴しあうバディの絆――
「親子でも相棒でも友達でもない2人の関係性が面白い」と蒔田も語る通り、事件の真相を追うバディの絆も物語の大きな見どころ。真崎は、娘を自死で亡くしており、そのことで自分を責め、希望をなくし、日々を無為に生きている。「なぜ家族は自分を捨てていなくなったのか」という疑問と真正面から向き合おうとする麻希と出会い、家族を探すことで、真崎の時間が再び動きだす。
互いの心の傷に共鳴し、支えあいながら事件の真相に迫っていく2人の姿、そして鶴田、でんでんが演じる彼らを支える人たちとの人間ドラマに胸が熱くなる。
注目ポイント3:家族失踪と幼児誘拐致死…2つの事件をめぐる衝撃の展開
縦軸となるのは、“麻希の家族の失踪事件”、それより前に起こったある“幼児誘拐殺人事件”。真崎と麻希は、家族の失踪理由を探るために福羽地区を訪れ、過去の幼児誘拐殺人事件にたどり着く。最後には、身の毛もよだつ驚愕の真実が明らかになる。