『相棒−劇場版II−』川原和久×山中崇史が明かす捜査一課の秘密(?)と魅力
僕らが子供の頃に見ていた刑事ドラマは、爆破があったり銃撃戦があったり派手で格好よかった。それと比べると明らかに『相棒』は違いますよね。フィクションだけれどリアルに近いというか…。
山中:『相棒』のスタッフ、キャストが思っているそのリアルというのは、心の動きはリアルに感じてやっていこうということでもありますね。
川原:リアルと言えば、この(胸元の)バッチは遅ればせながら今回から付けているんです。実際の捜一の刑事さんは昔から付けているらしいですよ。
──また、ドラマや映画ではそれほど明らかになっていないけれど、実はこんな特技があるとか、こんな過去があるとか、伊丹と芹沢の裏ネタが知りたいです!
山中:ありますよ(笑)。芹沢には彼女がいて、付き合ってかれこれ3年?2年?になるんですが…。
川原:生々しいなぁ(苦笑)。それ、自分のことなんじゃないの?
山中:ははは(笑)。とにかく、台本に彼女がいると書かれていて、芹沢に彼女がいるというのが明らかになってから、芹沢は随分と変わるんです。だから、芹沢という男は彼女の影響を受けるタイプなんじゃないかなと分析していて。まあ、僕自身もそうかもしれないですけど(笑)。