秩父鉄道株式会社(本社:埼玉県熊谷市、代表取締役社長:牧野 英伸)では、ひろせ野鳥の森駅から徒歩15分の当社の車両基地「広瀬川原車両基地」にて、SLパレオエクスプレス運行35周年記念「わくわく鉄道フェスタ2023」を2023年5月20日(土)に開催いたします。当イベントは、今年で18回を迎え、「広瀬川原車両基地」では4年ぶりの開催です。秩父鉄道をご利用のお客様や沿線にお住まいの地域住民の方をはじめ、お越しになるみなさまが鉄道に親しんでいただくイベントとして、開催するものです。秩父鉄道の様々な車両展示や鉄道体験イベントを実施いたします。詳細は下記のとおりです。過去の同イベントの様子 イメージ【わくわく鉄道フェスタ2023 概要】(1)開催日時 2023年5月20日(土)10:00~15:00(2)会場 広瀬川原車両基地所在地:埼玉県熊谷市大麻生(3)交通 秩父鉄道 ひろせ野鳥の森駅より徒歩15分※イベント当日は臨時直通列車を運行いたします。臨時列車の時刻は秩父鉄道ホームページにて5月上旬頃ご案内いたします。※臨時直通列車ご利用の場合、交通系ICカードはご利用いただけません。臨時列車をご利用の際は、お客様が乗車になる駅から、ひろせ野鳥の森駅までの乗車券をお買い求めください。※寄居・長瀞・秩父方面から臨時直通列車をご利用のお客様は、熊谷駅までお越しいただき、一旦改札口を出まして熊谷駅からひろせ野鳥の森駅までの乗車券を別途お買い求めください。※イベント会場には駐車場はございませんので、電車でご来場ください。【イベント内容】(1)車両等展示 ※当日の車両運用により、展示車両が急きょ変更になる場合があります。○SLパレオエクスプレス(運転台見学)○電気機関車○電車(7000系・5000系)○マルチプルタイタンパー(新型)○モーターカー○保線・電気設備展示〇はたらく車大集合警察車両(熊谷警察署)、消防車両(熊谷消防署)、自衛隊車両(自衛隊埼玉地方協力本部)、秩父鉄道観光バス電車展示 イメージ電気機関車展示 イメージモーターカー イメージ保線・電気設備展示 イメージ(2)鉄道体験イベント※整理券制のイベントは、当日「体験イベント受付」にて整理券を配布します。○電車運転台記念撮影会(整理券制・小学生以下のお子さまを含む親子対象)○ATカート乗車体験(整理券制・小学生対象)○ディーゼル機関車運転席乗車体験(整理券制・小学生以下のお子さま対象)○電気機関車打音検査体験○トラバーサー乗車体験○お子様向け鉄道員なりきり撮影会★制帽と制服を着用し、記念撮影ができます。○6000系台車ブレーキ体験ディーゼル機関車運転席乗車体験 イメージATカート乗車体験 イメージ(3)ステージイベント、キャラクター登場○鉄道ものまね芸人 立川真司ライブ○徳永ゆうき 鉄道トーク&ライブ○ものまね芸人 まっちゃまライブ○鉄道各社駅長紹介○埼玉ご当地ヒーローズ ヒーローショー○秩父鉄道沿線キャラクター登場※ステージイベントのタイムスケジュールは、わくわく鉄道フェスタ専用サイトで公開します。鉄道ものまね芸人 立川真司演歌歌手 徳永ゆうきものまね芸人 まっちゃま(4)会場内周遊企画・募集企画○わくわく鉄道フェスタ2023クイズラリー★会場内を巡りながらクイズに答えよう!クイズに正解すると「オリジナルSLクリアうちわ」をプレゼントします。○秩父鉄道公式Instagram&Twitter投稿キャンペーン★秩父鉄道公式InstagramまたはTwitterのアカウントフォローとわくわく鉄道フェスタ2023に関する投稿で「オリジナルSLマロントート」をプレゼント!○集めよう!秩父鉄道カード★体験イベント参加者や秩父鉄道ブースにてご購入の方へ秩父鉄道の電車や設備等についてのカードを差し上げます。○SLパレオエクスプレス運行35周年記念スタンプラリー★イベント限定スタンプを設置します。○秩父鉄道駅スタンプ「広瀬川原車両基地」を設置します。オリジナルSLクリアうちわ イメージオリジナルSLマロントート イメージ秩父鉄道カード イメージイベント限定スタンプ イメージ(5)イベント限定発売品・各社出展○乗車券類、オリジナルグッズの販売○鉄道関連品の販売(当日整理券制)※整理券の配布方法につきましては、わくわく鉄道フェスタ専用サイトで公開します。○鉄道各社・鉄道関連会社グッズ販売○秩父鉄道沿線ゆかりの飲食物(わくわくグルメマルシェ)、物産品の販売【西武鉄道×秩父鉄道 #鉄道むすめ巡り2023コラボグッズの販売について】秩父鉄道では、直通運転を行っている西武鉄道株式会社とのコラボレーションとして、両社が参加している株式会社トミーテック主催の#鉄道むすめ巡り2023のグッズを2023年5月20日(土)のわくわく鉄道フェスタ2023の会場で特別販売いたします。※鉄道むすめは、「鉄道職場で働く」をモチーフに、トミーテックが展開しているオリジナルのキャラクターコンテンツです。A4クリアファイル(みしゃ×みなの) 秩父鉄道Ver.イメージアクリルキーホルダー(みしゃ×みなの) 秩父鉄道Ver.イメージA4クリアファイル(みしゃ×みなの) 西武鉄道Ver.イメージアクリルキーホルダー(みしゃ×みなの) 西武鉄道Ver.イメージ(1)販売商品 ・鉄道むすめ A4クリアファイル(みしゃ×みなの) 西武鉄道Ver. 550円(税込)・鉄道むすめ A4クリアファイル(みしゃ×みなの) 秩父鉄道Ver. 550円(税込)・鉄道むすめ アクリルキーホルダー(みしゃ×みなの) 西武鉄道Ver. 800円(税込)・鉄道むすめ アクリルキーホルダー(みしゃ×みなの) 秩父鉄道Ver. 800円(税込)(2)商品に関するお問合せ≪各商品の秩父鉄道Ver.≫株式会社秩鉄商事 TEL:048-525-2283(平日9:00~17:00)≪各商品の西武鉄道Ver.≫西武鉄道お客さまセンターTEL:04-2996-2888(全日9:00~17:00(12/30~1/3を除く))※音声ガイダンスのご案内により、メニューをお選びください。(3)その他・#鉄道むすめ巡り2023では、ラリースポットとして秩父鉄道 ふかや花園駅・長瀞駅(桜沢みなの)、西武鉄道のラリースポットは、上井草駅・椎名町駅(井草しいな)、上石神井駅・所沢駅(神井みしゃ)、本川越駅・西武球場前駅(川越いぶき)に二次元コードを設置しております。詳しくは特設サイトをご覧ください。#鉄道むすめ巡り2023特設サイト: ・西武鉄道Ver. A4クリアファイルおよびアクリルキーホルダーのわくわく鉄道フェスタ2023後の販売に関しては、5月中旬に西武鉄道WEBサイトでお知らせいたします。※当イベントに関する詳細は、秩父鉄道ホームページ内のわくわく鉄道フェスタ2023専用サイトにてご案内いたします。わくわく鉄道フェスタ2023専用サイト: ※急きょイベント内容が変更・中止等になる場合があります。◇このイベントに関するお問合せ秩父鉄道株式会社 グループ観光統括部TEL:048-523-3313(平日9:00~17:00) 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年04月25日子役の川原瑛都が5日、都内で行われたディズニー実写映画『ピノキオ』の配信直前イベントに登壇した。ディズニーを象徴する名曲「星に願いを(When You Wish Upon a Star)」を生んだ名作アニメーション『ピノキオ』を実写映画化した本作は、9月8日よりDisney+(ディズニープラス)独占で日米同時配信される。イベントには、日本語吹き替えを務めたピノキオ役の川原瑛都、ジミニー・クリケット役の山本耕史、ブルー・フェアリー役の妃海風、正直ジョン役の村田秀亮が登壇した。川原は、一歩踏み出して叶えたい願いを聞かれると、「僕、趣味が読書なんですけど、いろんな本を読んでいたら自分でもお話を考えて書いてみたいって思ったんです。でもちょっと考えてみたけれど、これって本当に面白いのかなって自信がなかったので今まで書いたことがなかったんです。なので一歩踏み出して書いてみたいです」と執筆に意欲。村田は「素晴らしいですね。9歳ですか」と感嘆していた。イベントでは、名曲「星に願いを」を4人で生歌唱。川原は「すっごいメロディーも素敵で楽しかったです。僕、前から素敵な曲だなって思っていたんですけど、今回改めて歌ってみて、寂しいなって思っている人に寄り添ってくれる素敵な歌だなって感じました」と語った。
2022年09月05日トム・ハンクス主演の実写映画『ピノキオ』より、吹き替え版の予告編が到着。ピノキオの声を子役の川原瑛都、ジミニー・クリケットの声は山本耕史が務めることが分かった。公開された映像では、嘘をついて鼻が伸びてしまったピノキオに、「妖精の魔法みたいだね。天狗も真っ青だな」と返す、ピノキオとジミニーのユニークな掛け合いが登場。ほかにも、命が宿ったピノキオの可愛らしい姿や、学校に通う中で出会うキャラクターたちなど、ファンタジックな世界が広がっている。ピノキオ声を務める川原さんは、「コタローは一人暮らし」やド「未来への10カウント」に出演した子役。ピノキオ役に決まり、「とても嬉しかったです」と喜び、「アニメーションじゃないピノキオはどうやって撮影したのか考えるだけでもワクワクして、本番の日が待ちきれなかったです!」と明かす。そんな川原さんは、本作で名曲「星に願いを(When You Wish Upon a Star)」の歌唱も担当している。また、ピノキオに善悪を教えるコオロギのジミニー役の山本さんは、「『ピノキオ』は本当に昔から有名なので知っていたのですが、記憶が古いか見た時が若すぎたのか、ストーリーを全部は把握できていなかったんです。改めてジミニー・クリケットのことを調べ、ピノキオと冒険をともにするキャラクターだと気付いたときは、この大役に挑戦できるきっかけを与えてくれたことがとても嬉しかったです」と喜びを語った。『ピノキオ』は9月8日(木)よりディズニープラスにて独占配信開始。(cinemacafe.net)
2022年08月27日洗練された「野趣と文化」を表現する京都を代表する老舗料亭京丹後の食材の豊かさを物語る逸品ぞろい京料理に合わせるワインから、希少な日本酒まで充実のお酒リスト洗練された「野趣と文化」を表現する京都を代表する老舗料亭明治3年に誕生した、京丹後の料理旅館に端を発する京都を代表する老舗料亭が【和久傳】です。【室町和久傳】は、中村外二工務店が手掛けた京都の風情を残しつつモダンシックにデザインされた一軒。凛とした趣のある佇まいは都会の喧騒を忘れ、非日常の世界へと誘います。凛とした趣のある空間客席は2つの開放的なカウンターや中庭を望むテーブル席、大きさの異なる4つの個室があるので、様々なシーンで利用できます。特に、料理人を囲むように作られたカウンターは、どのお席からも料理人のきめ細やかな所作を目の前で見ることができます。今なお京丹後から取り寄せる野趣あふれる魚介、野菜は農家直送と、市場を通さず届けられる素材が多く、その時季の旬の恵みが贅沢に表現されます。時に大胆に素材を押し出し、味わえばその味は繊細な京料理。そんな、直球の味わいが訪れるゲストに口福を運んでくれます。京丹後から届く四季の恵みを、贅沢に調理京丹後の食材の豊かさを物語る逸品ぞろいそれでは海と山に囲まれた、京丹後の食材の豊かさを物語る【室町和久傳】の逸品の中から、今回は3品ご紹介しましょう。『鬼海老おかき揚げ 鯛白子 うに醤油』丹後で捕れた鬼海老をおかきをまぶし素揚げに。さらに炭焼きの鯛白子と合わせ贅沢なうに醤油で。香ばしさに加え、鯛白子やうにの旨みが得も言われぬ口福を運びます。味わうたび旨みが広がる『黒あわび 筍 菜の花のそうす 木ノ芽』間人から取り寄せた最上級の黒あわびを柔らかく煮て、旬の筍と共に菜の花のペーストで味わう一品。柔らかな食感とともに、豊かな風味が口いっぱいに広がります。『焼霜あなご 湯葉春菜なべ 地クレソン 芹 春菊 花山葵 わらび』皮目を炙ったあなごをメインに、春の野菜をたっぷり盛り込み鍋仕立てに。葛餡を使い味わうほどに温まります。焼き目の香ばしい穴子をたっぷりの野菜と共に。京料理に合わせるワインから、希少な日本酒まで充実のお酒リスト京料理の味を壊さない繊細なワインを中心に、グランヴァンなども取りそろえる充実のワインリスト。さらに、日本酒は獺祭や玉川など人気の銘柄から希少酒までをラインアップしています。料理の味に寄り添い、美味しさを引き立てます。季節感を大切に、野趣と繊細さを両立させた同店の料理。上質な空間で、京丹後から届く四季の恵みを表現した味わいを心行くまで堪能してみてはいかがでしょうか。室町和久傳【エリア】四条烏丸/烏丸御池【ジャンル】日本料理・懐石・会席【ランチ平均予算】11000円【ディナー平均予算】22000円【アクセス】烏丸御池駅 徒歩5分※店舗情報は取材当時の情報です。最新の情報や営業時間は店舗にご確認ください
2021年09月09日舞台が本部へと移り、物語が第2章へと突入した福山雅治主演の日曜劇場「集団左遷!!」。この度、第8話のゲストとして名作ドラマ「ひとつ屋根の下」シリーズで福山さんと兄妹役を演じた大路恵美がサプライズ出演することがわかった。50歳を目前にして廃店が決まっている銀行支店の支店長となった片岡洋(福山さん)と、リストラ寸前の銀行員たちが協力して大逆転に挑む、サラリーマンの悲哀と笑いが巻き起こす下克上を描いた本作。先週6月2日に放送された第7話から、物語は第2章「本部編」へと突入。本部vs支店という構図で描かれた第1章「蒲田編」では、片岡たちの頑張りも虚しく、残念ながら蒲田支店は廃店となってしまった。そして本部の融資部へ異動となった片岡を待ち受けていたのは、さらなる巨大な試練。専務に出世した横山輝生とのバトルが、三友銀行全体を巻き込んだ大スキャンダルへと発展。ついに片岡と横山は直接対決へ。銀行本部を舞台にした、“互いの正義を懸けた手に汗握る心理戦”が繰り広げられる。そんな中、6月9日放送の第8話に女優・大路恵美がサプライズゲストとして出演する。演じるのは、横山専務(三上博史)と深い関わりを持ち、彼のもうひとつの顔を知る三友銀行日本橋支店支店長・金村勇二(川原和久)の妻役。不正融資疑惑を調査中の片岡は金村の家を訪ね、玄関先で応対した彼女と言葉を交わす…というシーン。福山さん、大路さんの共演は「めぐり逢い」(’98年・TBS)以来、実に21年ぶりとなるが、90年代の大ヒットドラマ「ひとつ屋根の下」シリーズ(フジテレビ)で演じた兄妹役でお馴染み。第2章は「90年代のトレンディドラマみたい」との声も視聴者から上がる中、“チイ兄ちゃん”と“小梅”の時を越えた夢の顔合わせは見逃せない。「短いシーンでしたが、とても楽しめました」と大路さん。「私にとっては今も変わらず、チイ兄ちゃんです。撮影中も『チイ兄ちゃん!』とずっと呼んでいました。撮影現場では、話しても話しても会話が尽きず、今でも兄と妹のままでした。福山さんは人間力がさらに増していて素敵でした」と変わらぬ“兄妹”の絆についてコメント。「福山さんが演じる片岡さんは、誠実さや熱血さ、そして福山さんがお持ちのピュア感も出ていて素敵です」とも語る。また、「15歳の時、初めて連ドラに出演することになり上京したのですが、(そのドラマで共演した)香川照之さんとお会いするのは、その時以来30年ぶりで。『元気だったか?』『どうしてる?』など気にかけていただき、この日は2人の兄に再会出来た感じ」と、香川さんとも久々の再共演が実現。福山さんも、「僕にとっても大路恵美さんは変わらず“小梅”です」と語り、「『小梅は変わらないな』と思いました。20数年経った今でも、あの時流れていた時間は、僕にとってとても大切なものだと感じました」と感慨深げに語っている。第8話(6月9日放送)あらすじ新たにリストアップされた廃店一覧表を眺めてため息をつく片岡(福山雅治)。元蒲田支店の面々たちの動向が気になる一方で、日本橋支店をめぐる横山(三上博史)の動きに不穏な空気を感じていた。そんな折、片岡は隅田(別所哲也)から、近々上場を控えているレジーナホームズに不正融資の疑いがあることを知らされる。しかも、レジーナホームズを日本橋支店に紹介し、積極的な支援を促したのは横山!隅田から極秘で調査を命じられた片岡は真山(香川照之)と連絡を取り、動き始める。そこには、驚くべき真実が…。日曜劇場「集団左遷!!」は毎週日曜よる9時~(text:cinemacafe.net)
2019年06月04日テレビ朝日では5月12日(日)夜に「日曜プライム」枠で人気ドラマ「相棒」シリーズの劇場版第一作『相棒-劇場版-絶体絶命!42.195km東京ビッグシティマラソン』をオンエアする。「相棒」シリーズは優秀だが変人ゆえ警視庁内の窓際部署「特命係」の係長をしている杉下右京が、そのたぐいまれな推理力と、配属されてきた“相棒”とのコンビネーションで事件を解決していく刑事ドラマ。昨年秋から「season17」が放送されているほか、本作を含め劇場版もスピンオフ含む計5作が公開されている。記念すべき最初の劇場版となる本作は2008年5月1日に公開されロングランヒット、当時大きな話題となった。主人公の杉下右京にはお馴染み水谷豊、そして初代“相棒”である亀山薫には寺脇康文。さらに鈴木砂羽、川原和久、六角精児、岸部一徳、木村佳乃、西村まさ彦、原田龍二、松下由樹、津川雅彦、本仮屋ユイカ、柏原崇、有森裕子、岸谷五朗、平幹二朗、西田敏行ら豪華なメンバーが集結。東京郊外の巨大なテレビ塔で元ニュースキャスター・仲島の遺体が発見される。そこには「f6」という暗号めいた記号が。警視庁特命係の右京と薫は小包爆弾のターゲットとなった衆議院議員・雛子(木村さん)の警備を命じられる。雛子は爆発物で襲われるもなんとか難を逃れ海外視察へと出発。しかしその襲撃現場には「d4」という記号が残されていた。右京と薫は会員制のSNSで「処刑リスト」という掲示板を発見。仲島と雛子の事件が予告されていたことを知る。掲示板には2週間前に事故死した判事の名前も残されており、その現場には「e4」という記号が。右京は暗号がチェスの手を示す棋譜記号であると確信、一連の事件には関連があると推理する。独自に捜査を始めた右京は「処刑リスト」を管理者から乗っ取ったという謎の人物と真剣勝負へ。そしてゲーム終了と同時に驚愕の事実が発覚する…という展開。往年の「相棒」ファンにとっては、水谷さんと初代“相棒”寺脇さんのコンビネーションが懐かしく、最近のファンにとっては、いまだ人気が衰えないシリーズの記念すべき作品が新鮮に届くはず。思い思いにその魅力を確認してみては?日曜プライム枠『相棒-劇場版-絶体絶命!42.195km東京ビッグシティマラソン』は5月12日(日)21時~テレビ朝日系で放送。(笠緒)■関連作品:相棒−劇場版−絶体絶命!42.195km東京ビッグシティマラソン 2008年5月1日より全国東映系にて公開© 2008「相棒−劇場版−」パートナーズ
2019年05月12日2013年、福岡発のテレビドラマとして放映された「めんたいぴりり」。博多土産の定番・辛子明太子の誕生を描いた物語は各地で大反響。続編も作られ、2015年には満を持して地元・博多座で初の舞台化。そして2019年、1月の映画版公開を経て、4月に新作舞台としてさらにバージョンアップして博多座へ帰ってくる!前回に引き続き夫婦役を演じる博多華丸と酒井美紀に、2度目の舞台にかける意気込みを聴いた。【チケット情報はこちら】今回の舞台は、昭和に生まれた辛子明太子が平成を経て次の時代へと引き継がれていく意味も込めた「未来永劫編」と題して上演。大空ゆうひ、相島一之、川原和久、藤吉久美子、小松政夫ら新たなメンバーが加わることも魅力だ。そして原西孝幸(FUJIWARA)、ワッキー(ペナルティ)もダブルキャストで初登場。同じ吉本興業に所属する華丸は、「吉本の中でも有数のザ・コメディアン。ギャグや顔芸など、セリフなしでも面白いふたりですから(笑)、きっと楽しませてくれますよ」と太鼓判を押す。「4年ぶりですが、すんなり“めんたいぴりりファミリー”に戻ってこられました。華丸さんは最初に会った時から程よく力が抜けていて自然な空気感を持った方。今回も思い切って“お父ちゃん”の懐に飛び込もうと思っています」と酒井。豪快だけれど時にはみ出しそうになる夫の軌道修正をしていく、強くて優しい“お母ちゃん”像は酒井にとって博多の女性のイメージそのものだと言う。「ドラマ版では富田(靖子)さんが奥さん役だったので、浮気してるような罪悪感があったのですが(笑)、今回はもう大丈夫です」と笑わせる華丸とのコンビネーションは今回もばっちりの様子だ。テレビ番組の司会者や俳優としての顔も持つ華丸だが、「漫才で舞台に立っているので、演じる側でも映像より舞台の方がしっくりくる感じはあります。目の前のお客様の反応が直に伝わりますし。舞台で毎日同じ物語を演じてもどこか日替わりの空気感がありますよね。天気だったり、客席の雰囲気だったり。なるべくハプニングが起きないようにはしますけど(笑)、それも含めて楽しめるのが舞台かなと。長丁場ですから、とにかく健康管理には注意します。舞台の間はお酒もひかえますよ、イメージダウンかもしれないけど(笑)」4月の博多座公演に続き、9月には初の東京・明治座公演も決定した。「地元・博多のお客様は、比較的僕には寛大なんじゃないかと思っているんですが(笑)、東京ではまた違った反応があるかも。まずは博多座で思い切りやって経験を上積みして、そのままの勢いで明治座へ乗り込みたいなと。明太子だけに、薄皮をプチッと突いたら中からブワッと溢れ出てくるような、そんな中身の詰まった舞台にしたいと思っています。ぜひ、ぎょらん(魚卵)ください!」福岡・博多座公演は、3月30日(土)から4月21日(日)まで。チケットは発売中。
2019年03月04日2000年のシリーズ誕生以来、数々の“伝説”を更新してきた人気ドラマ「相棒」。 この度、最新シリーズである「season17」が前シーズンから続く水谷豊×反町隆史のコンビで10月より放送されることが明らかとなった。■異例の4シーズン目を迎える、水谷豊×反町隆史コンビ杉下右京(水谷さん)の相棒として、「season14」から登場した冠城亘(反町さん)とのコンビは、本作で4シーズン目に突入。初代・亀山薫を除く歴代の相棒は3シーズンで卒業を迎えることが多く、冠城亘は前例を打ち破り、新たな境地に足を踏み入れることとなる。常に緊張感が漂う右京と亘の関係は、“異例の4年目”を迎えて、どう変化していくのかに注目が集まる。「いまや僕の本名を“杉下右京”だと思っている人の方が多いんじゃないでしょうか(笑)」と冗談交じりに語る水谷さんは、「僕は、共演者と自然に作品の世界に入っていくお芝居が理想的だと思っているのですが、ソリとは4年目にしてだんだんそうなってきたなと実感しています」としみじみ。「互いに相手の出方を想像するのが、無性に面白くなってきたところ。でも、右京は最近の亘について、『ずいぶんズケズケとものを言うようになったな』と思っているのではないでしょうか(笑)」と、右京の心境を代弁(?)してくれた。そんな水谷さんに対し、反町さんは「水谷さんは『亘はずいぶんズケズケとものを言うようになった』とおっしゃっていますが、それは台本にそう描かれているからです(笑)」と反論。「右京と亘――2人の関係がミステリアスに描かれいるところも『相棒』の大きな魅力ですが、亘は右京さんのことを大先輩として尊敬し、圧倒的に信頼していると感じています」と、4年目に到達したからこその信頼感が生まれたようだ。■新シーズンは、かつてない特命係3人体勢に…!前シーズンの最終回2時間スペシャルでは、「週刊フォトス」記者・風間楓子(芦名星)をエスカレーターから突き落とす事件を起こしたサイバーセキュリティ対策本部の特別捜査官・青木年男(浅利陽介)が、“制裁”として特命係に左遷されるという驚愕のラストが描かれた。「右京と亘を恨む青木が、まさかの特命係に!?」という予想外の展開に、SNS上は騒然。いまだかつてない波乱の状況から、「season17」は幕を開ける。3人体制の特命係に関して、水谷さんは「右京は基本的に事件を解決することを第一に考えていますから、特命係に入ってきた青木くんについても、役に立つなら特命係にいてくれて結構、と思っているのではないでしょうか。青木くんが裏でどんなことを企んでいるかわかりませんが、特命係にいるからにはやってもらわなければならないこともありますので、そこは僕も注目しています」とコメント。反町さんは「特命係にやって来た青木についても、亘は仲良くしつつ彼の優秀さを利用しようとも思っていて、どんな特命係になっていくのか、まったくわかりません。この『season17』でも、視聴者の皆さんに毎回、驚かれるような『相棒』を作っていきたいですね」と意気込みを見せた。■もちろん、おなじみのキャストも総動員!もちろん、最新シーズンでも一癖二癖ある多彩な登場人物たちが織りなす、濃密な人間ドラマは健在。もはや「相棒」ワールドになくてはならない存在である捜査一課の“両エース”こと伊丹憲一(川原和久)と芹沢慶二(山中崇史)、「暇か?」でお馴染みの組織犯罪対策5課の角田六郎課長(山西惇)、小料理屋「花の里」女将・月本幸子(鈴木杏樹)といったレギュラーメンバーは、今シーズンでも登場する。一方、権力復活を虎視眈々と狙う警察庁長官官房付の甲斐峯秋(石坂浩二)、それを阻止すべく牽制してきた警視庁副総監の衣笠藤治(杉本哲太)ら、特命係の存続に大きな影響力を持つ上層部の面々も、水面下で駆け引きを繰り広げる。今シーズンでは、長らく敵対してきたこの2人に、新たな関係性がもたらされる予感や、特命係に興味を抱く新キャラも登場。こちらも併せてチェックしたい。「相棒 season17」は10月より毎週水曜21時~テレビ朝日系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2018年08月22日今年3月にSeason16を終了したテレビドラマ「相棒」。2000年からのドラマシリーズに加え、劇場版4作、スピンオフ2作を生み出した超人気作だ。この「相棒」を、オーケストラと生バンドの演奏、さらに特別編集された名場面映像で楽しむイベントが『相棒コンサート‐響‐』。2014年の第1回目が大好評で16年に2回目、そして待望の3回目が開催される。ドラマ「相棒」の進化と共に、イベントもシリーズ化の勢いだ。前回は、大阪国際会議場グランキューブ大阪での開催だったが、今回はフェスティバルホールで2回公演を予定。その楽しみどころを紹介しよう。「相棒コンサート-響-」チケット情報【音楽と映像を楽しむ】音楽と指揮を担当するのは、「相棒」シリーズの音楽を手掛けてきた作曲家・池頼広。演奏は、相棒サウンドトラック・オーケストラ&バンド、相棒CHOIR。ドラマや劇場版のオープニング曲をはじめ、人気の高い挿入曲など、おなじみの曲の数々がそのシーンの映像とともに生演奏される。思い出が甦り、ファンにはたまらない。音の響きも雰囲気も最高級のフェスティバルホール、このぜいたくさを存分に味わおう。【スペシャルゲストを楽しむ】これまで毎回、2名のスペシャルゲストが出演している。今回のゲストは、警視庁捜査一課の刑事・伊丹健一巡査部長(川原和久)。事あるごとに捜査に首を突っ込む「特命係」を疎ましく思っているが、正義感を秘めた熱血漢で、美女に弱い。もうひとりは、刑事部参事官・中園照生(小野了)。内村刑事部長の腰巾着的存在で、「特命係」を捜査から排除しようとするが、内心では「特命係」の能力を認めている、家族思いの男。前回は東京のゲストだったふたりが今回は大阪に登場。生の伊丹さんと中園参事官が語る、ここでしか聞けないエピソードや撮影秘話を楽しみに。【ナビゲート映像】「特命係」係長の杉下右京(水谷豊)が出演。『相棒コンサート‐響‐』を、あの声でナビゲートしてくれるのは、お馴染みの右京さん。もう、ごきげん!ライブならではの迫力と臨場感で「相棒」の新たな魅力や楽しみ方を体感できる、内容充実のプレミアムコンサート。「相棒」ワールドを堪能しよう!公演は、9月23日(日・祝)・24日(月・祝)東京国際フォーラム ホールA、10月6日(土)大阪・フェスティバルホールにて開催。なお、9月23日(日・祝)の東京公演に13:00の追加公演が決定し、東京・大阪で全5公演が行われる。チケットは6月24日(日)10:00より一般発売開始。取材・文:高橋晴代
2018年06月22日水谷豊演じる特命係の杉下右京と、反町隆史演じる同・冠城亘のコンビで贈る「相棒season16」の放送スタートが10月18日(水)に決定。30分拡大スペシャルとなる初回のゲストとして、田辺誠一、中村俊介、中村ゆり、芦名星が登場することになった。気になる初回スペシャルでは、なんと、特命係の右京(水谷さん)と亘(反町さん)が「脅迫」の罪で告訴されてしまう。その告訴状を受理したのは、警視庁ではなく検察庁!特命係はもともと警視庁の厄介者ではあったが、今回は検察からも目の敵にされてしまう。事の発端は、ある大富豪に容疑がかかった連続殺人事件。その被疑者が、自白を強要されたとして特命係の2人と捜査一課の伊丹(川原和久)、芹沢(山中崇史)両刑事を「脅迫罪」で告訴する。取り調べの不当性を認めるわけにいかない警視庁は、当然のことながらこれを無視。ところが、これに法務事務次官の日下部彌彦(榎木孝明)が食いついた!日下部といえば、かつて法務省に籍を置いていた亘の元上司。当時は極めて親密な間柄だったが、亘が警察官になったいま、その関係性は変化していた。その最大のきっかけは、「相棒season15」の第8話「100%の女」で、日下部が目をかけていた優秀な女性検察官を、日下部の要請も聞かず特命係が辞職に追いやったこと。いまや日下部にとって右京は目の敵であり、亘は裏切り者なのだ。日下部は憎き特命係を窮地に陥れようと、かつての亘のように、自分の息がかかる“切れ者検察官”を密偵に任命。告訴の受理を装い、特命係を「違法捜査」で立件しようと、秘密裏に動き出す――。その日下部の息のかかった“刺客”となる検察官・田臥准慈を演じるのが、田辺誠一。硬軟どんな役柄でも多彩に演じ分ける田辺さんだが、今回は柔和な一面を封印、特命係を舞台に水谷さん、反町さんと対峙する!また、連続殺人容疑がかかる大富豪役には、中村俊介。物的証拠に乏しく、逮捕送検の頼みの綱は被疑者の自供だったが、その男は起訴を目前に自供を全面否認。その上で、通常は起訴後の裁判で争う「自白の強要」について、起訴前に取り調べを行った捜査官を逆告訴する、という異例の手段に打って出る。数多くのミステリー作品や刑事ドラマに出演し、爽やかな役柄を多く演じてきた中村さんだが、今回のアクの強い役どころをどう演じるのかにも注目。特命係と検察の対立軸と合わせ、連続殺人の謎解きに挑む右京の推理に期待していて。「相棒season16」は10月18日(水)21時~テレビ朝日系にて放送、初回30分拡大スペシャル。(text:cinemacafe.net)
2017年09月19日人気ドラマ「相棒」の最新シリーズseason16が、この秋、放送されることが決定。3年目を迎える水谷豊と反町隆史が挑む新たなる「相棒」から、TVシリーズとしては初となる最新映像満載の特別PR映像も到着した。2000年のシリーズ誕生以来、不動の人気と高い注目を集め続けるドラマ「相棒」。その「season16」が、水谷さん扮する警視庁特命係の杉下右京と、反町さん演じる冠城亘の“相棒”により、この秋に帰ってくる。相棒を組んで3年目となる水谷さんと反町さんのコンビネーションは、「season14」「season15」、そして今年2月に公開された『相棒-劇場版IV- 首都クライシス 人質は50万人!特命係 最後の決断』を経て、ますます成熟ぶりを見せている。だが、一方で「season15」では、右京と亘、それぞれの正義が摩擦を起こす場面も描かれていた。相棒歴3年目を迎える冠城亘に今シーズン訪れる運命とは、右京と理解を深めた上でのさらなる調和か、それとも…。気になる2人の関係性とともに紡がれる新シーズンが、ついに始動する。また、「相棒」シリーズの魅力は、右京と亘が事件を軸にさまざまな反応をみせるバディものならではのコントラストの妙はもちろん、深い人間描写から生み出される個性豊かなレギュラー陣=“相棒ファミリー”たちの活躍。シリーズ当初から登場し、いまや欠かせない存在となっている捜査一課の“両エース”こと伊丹(川原和久)と芹沢(山中崇史)、「暇か?」でおなじみの組織犯罪対策5課の角田課長(山西惇)、小料理屋「花の里」女将の月本幸子(鈴木杏樹)といった、相棒の人気キャラクターはもちろん登場。一方、巨大組織を舞台に権力抗争を繰り広げる存在として、復権を狙う警察庁長官官房付の甲斐峯秋(石坂浩二)、それを阻止しようと目を光らせる警視庁副総監の衣笠藤治(大杉漣)、右京を敵視する法務事務次官の日下部彌彦(榎木孝明)など、特命係の存続に多大な影響力を持つ上層部の面々も随所に登場し、さらに「season15」の最終回で、右京と亘の対立のきっかけとなった警視庁広報課長の社美彌子(仲間由紀恵)も彼ら特命係にどう関わってくるのかも目が離せない。そして、「season14」から登場し、「season15」では警視庁勤務となり、なにやら特命係の動きを嗅ぎ回っている謎の存在、サイバーセキュリティ対策本部の青木年男も引き続き登板。演じるのは、「コード・ブルー」(CX)でも知られる浅利陽介。右京のチェス相手として特命係に出入りしては、職務上知り得る機密情報を故意に漏らし、右京と亘の反応を試すなど相変わらずの不穏な動きをみせているが…。連続ドラマ史上稀に見る16シーズン目に突入する本作から、その展開を占う特別映像も公開。8月上旬のクランクイン間もない現場から届いた、撮れたての撮影風景や、水谷さん、反町さんの独占インタビューを含む最新映像となっている。■水谷豊コメント全文まさか「season16」を迎える日が来るとは、想像もしていませんでした。人生はなにがあるか分からないですね。ここまで続けてこられた理由を私一人で語ることはできませんが、プロデューサーや監督、そして、みなさんが、杉下右京にいろいろな可能性を見出しているということではないでしょうか。僕自身、右京にはまだ何かあると思っています。だから、演じていて飽きることがありませんし、次はどんな右京と出会えるのだろうといつも期待しているんです。「season16」では、相棒が「新しい世界」に突入する予感があります。右京と亘のコンビも3年目になり、2人だからこその空気が自然に生まれてくると思いますし、「season15」で描かれたぶつかり合い、考えの違いも出てくるでしょうから、そのあたりも楽しみです。守るべき相棒らしさと、挑むべき相棒としての冒険。この両方を新しいシーズンでもやっていきたい。とにかく、何が起きるか分からない「相棒」でいたいと思います。■反町隆史コメント全文「season14」から15、16と3年目を迎えるにあたり、また新たに「相棒」に挑戦できることをとてもうれしく思います。2度目のシーズンオフとなったこの5か月間は、「season15」が右京さんと亘の間に何かあるんじゃないかなという終わり方だったので、その後が気になっていました。「season16」では、2人の関係性に何かこれまでと違う展開が待っているんじゃないかと期待しています。16年という長い歳月、水谷さんが「相棒」を続けてこられたことは、俳優として本当に尊敬しますし、そのご苦労も感じます。僕自身、3年ではありますが同じ役を演じるのは初めてになりますので、このなかなかさせてもらえない経験を、水谷さんに必死についていきながら頑張っていきたいと思います。新しい「相棒」の挑戦にぜひ期待してください。「相棒season16」は10月、毎週水曜21時~テレビ朝日系にて放送(2クール)。(text:cinemacafe.net)
2017年08月11日『相棒-劇場版IV-』初日舞台あいさつが11日に都内で行われ、水谷豊、反町隆史、山口まゆ、鹿賀丈史、鈴木杏樹、川原和久、山中崇史、神保悟志、小野了、片桐竜次、橋本一監督が登壇した。本作は、警視庁特命係の杉下右京(水谷さん)と冠城亘(反町さん)が相棒となり、難事件に挑むさまを描き人気を博しているテレビドラマシリーズの劇場版。謎の国際犯罪組織や英国での集団毒圧事件、2度も誘拐された少女…。様々な問題が絡み合い、物語は「相棒」史上もっとも壮大で悲痛なクライマックスを迎える。本作プロモーションで全国1万人を超えるファンと会った水谷さんは、「皆さんは僕のことを『右京さん』、反(そり)のことは半分は『反』、半分は『冠城さん』と呼んでいました。だから、いま、僕の本名を知っている方は少ないと思います」と2000年に誕生し、モンスタードラマへと成長した本シリーズの人気と浸透ぶりに顔をほころばせた。そして、4代目相棒を務めている反町さんのことを、「素晴らしい。すべからく、初代で作った財産を3代目が食いつぶし、4代目ではもうどうにもならないことが多いようですが、4代目(相棒)はよくやっています」と褒め、「ここに来て『相棒』が再び盛り上がるのは、ある意味不思議ですし、とても嬉しい」と貢献ぶりを称えた。その反町さんは、歴代の相棒(寺脇康文、及川光博、成宮寛貴)で劇場版が制作されていることから、「僕のときになかったらどうしよう。そしたら恨んでやる」と水谷さんと話していたことを明かしつつ、「参加させてもらったことを嬉しく思っています」と安堵の表情。また、「正直言うと、親子ほどの年齢差があるんですけど、それを感じさせない体力があって素晴らしい。いつもついていくのが必至」と64歳にして衰えを知らない水谷さんのパワフルぶりに驚嘆し、「お手柔らかにお願いします」と、今後も相棒をまっとうするための手加減をリクエスト。そんな2人について、鹿賀さんは「一つ間違えると吉本(興行)の人かな?と思う」と現場での2人の仲睦まじい楽し気な様子を紹介し、最強相棒とのタッグを喜んだ。この日、映画『相棒』シリーズの累計観客動員数が1,000万人を突破。「どれくらいなんでしょうね。想像もつかない方が『相棒』に触れていらっしゃる」と目を丸くする水谷さんは、「シリーズが始まった当初、映画になることが夢だった。それが(各相棒で)叶い、どこまで夢が叶うんだろう…この先どうなっていくんだろう…と誰も見当がつかない」と心中を吐露し、「5度目の夢ですか?」と観客に投げかけ。会場には、決して期待を裏切らない杉下右京が5度目の夢を叶えてくれることを期待して、盛大な拍手が鳴り響いた。『相棒-劇場版IV- 首都クライシス 人質は50万人!特命係 最後の決断』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:相棒-劇場版IV-首都クライシス 人質は50万人!特命係 最後の決断 2017年2月11日より丸の内TOEIほか全国にて公開(C) 2017「相棒-劇場版IV-」パートナーズ
2017年02月11日アイドルグループ『仮面女子』の研究生で、『スライムガール』の川原結衣さん(21)が12月5日、自身のブログにて妊娠と芸能界引退を発表したことを、『日刊スポーツ』が報じています。川原さんはブログにて、『突然なのですがこの度私の妊娠が発覚しました。わかった瞬間どうしたらいいかわからなくて、ステージだけでなく現実からも全部逃げ出して目を背けて引きこもってしまいました。やっと産もうと決めた時には体調もすぐれず、不安定な時期に入ってしまっていてステージには戻れない身体になっていました』と報告。『もうこの業界に戻ってくることは無いです』とし、応援してくれていたファンへ感謝の気持ちを述べています。なお、結婚や父親の男性についてはふれられていません。アイドルの妊娠・引退という衝撃のニュースに、ネット上ではさまざまな声があがっています。●ネット上では失望する声の一方で安堵の声も『アイドルが妊娠とは…プロ意識なさすぎ』『妊娠とか斜め上行きすぎててため息しか出ない』『自覚が足りない』『男もろくでもなさそう』『アイドルとしては最低』『アイドルという立場にあるまじき行為』などのナーバスなコメントがネット上では多くあがっていた一方で、『赤ちゃんを産むという決断をしてくれてよかったです』『命を大切にしてくれてよかった』『少子化なんだからおめでたい!ポジティブに捉えてあげたい』『10代じゃないんだし、妊娠も不思議じゃない。応援してあげたい』『21歳ならいいと思う。おめでとう』『アイドルという道を捨てて新しい命を選んだのは評価したい』など、赤ちゃんを産むという決断をした川原さんを応援する声も少なくありませんでした。アイドルが妊娠して引退という事実は衝撃的ではありますが、自分で選んだ道である以上、迷わず前向きに進んでいってほしいですね。【画像出典元リンク】・川原結衣オフィシャルブログ「焼き鮭と醤油と時々川原結衣」Powered by Ameba/●文/ぶるーす(芸能ライター)
2016年12月05日水谷豊主演で贈る「相棒」シリーズ。10月より15シーズン目に突入するのだが、今回本作の内容が明らかになり、2シーズンぶりに仲間由紀恵が登場することも分かった。「season14」の最終回では、法務省を事実上のクビになり、異例の措置で警視庁に飛ばされることとなった反町隆史演じる冠城亘。新しく始まる今回の「season15」では、その亘が警察学校での研修を無事に終え、正式に警視庁の一員となって戻ってくる。特命係での「居候」も返上、晴れて水谷さん演じる杉下右京の「相棒」に昇格…と思いきや、まさかの人事で亘は総務部広報課へ!?元キャリア官僚に対する警視庁の嫌がらせか、亘は希望していた捜査部門とはかけ離れた部署に配属されてしまうという。そんな展開に水谷さんは、「驚きましたねぇ、本当に驚きました。僕のところに来ると思っていました」と胸中を告白。反町さんもまた「僕も驚いています」と答え、2人とも予想外だと話した。右京と亘、離れ離れのスタートとなる第1話では、捜査一課に人を呪い殺したと言う来栖初恵が出頭してくる。殺した相手は宮田太。確かに3日前、宮田は用水路で溺死を遂げていたが、現場検証の結果事故死と断定されていた。自分を罰して欲しいと真剣に訴える初恵。しかし、たとえ初恵が本当に呪いで殺したのだとしても、現行法では逮捕することも罰を与えることもできない。伊丹憲一(川原和久)と芹沢慶二(山中崇史)はそう初恵をなだめ、迎えに来た梶原脩斗とともに引き取ってもらうのだが、この奇妙な訴えに興味を抱いた右京はひとりで捜査を始めることに。右京が面会した初恵は、本気で自分が呪い殺したと信じ切っていた。なぜそこまで確信できるのか。右京は過去にも例があるのではないかと考える。その推理は的中。初恵はこれまで、宮田を含め3人を呪い殺してきたと驚愕の告白!そして、それは青森に住んでいる祖母の影響なのだというが…。右京の動向を知った亘は、独自に過去の事件資料を入手。美彌子はそんな亘を見てとがめるかと思いきや、逆に右京の捜査に協力し報告せよ、と驚きの課長命令を下す。果たしてその真意は…!?水谷さんは、「具体的に言えないのが残念ですが、第1話から、すごい世界が展開されています」とアピールし、反町さんも「すごくスケール感のある内容で、キャストも素晴らしい!」と見どころについて触れていた。また、亘が配属された総務部広報課で課長を務めるのは、仲間さん演じるあの社美彌子。美彌子の登場は2014年10月から放送された「season13」以来、2シーズンぶり。仲間さんは今回のドラマだけでなく2017年公開予定の『相棒-劇場版IV-』へも登場する。仲間さんは「久々に相棒の世界に入って、鉄の女のような美彌子を演じられることを楽しみにしていました」と喜び、今回初共演となる反町さんについては「よく動くな、と思いました(笑)」との率直な感想とともに「まさに、テレビで見た亘さんそのものでした!」と印象を語っている。一方、反町さんは「とってもおきれいな仲間さんと、楽しくやらせてもらってます」と表情を崩すも、実は2人が演じる亘と美彌子は、今回の人事をめぐり“噂の男女”に!?さらに、右京と美彌子は因縁の仲。そこに亘が加わることで、3人の運命の糸はどう絡んでいくのか。新シーズンも波乱の幕開けとなりそうだ。「相棒season15」は10月12日より毎週水曜日テレビ朝日にて放送。「相棒-劇場版IV-」は2017年、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2016年09月14日これまでTVドラマと映画、それぞれの“相棒”とその時代にしかできない挑戦をし続けてきた水谷豊主演「相棒」シリーズ。このほど、4代目“相棒”・反町隆史を迎えた待望の『劇場版IV』の製作が決定、さらに2シーズン目に突入するドラマ「相棒season15」も併せて始動することが明らかになった。2000年の誕生以来、10年以上にわたりファンの厚い支持を得て、高視聴率を記録してきたモンスタードラマ「相棒」。08年には初の劇場映画『相棒-劇場版-』が、“不可解な連続殺人事件”“邦人人質”“首都・東京を狙うテロ”という社会性も相まって大ヒット。それを皮切りに、09年には鑑識の米沢守(六角精児)を主人公にしたスピンオフ『相棒シリーズ鑑識・米沢守の事件簿』、10年には放送中のドラマと内容的にもリンクした『相棒-劇場版II-』、13年には伊丹刑事(川原和久)とサイバー犯罪対策課の岩月(田中圭)によるスピンオフ『相棒シリーズX DAY』、そして14年には絶海の孤島で繰り広げられる“密室ミステリー”となった『相棒-劇場版III-』の大ヒットと、映画界においても唯一無二の地位を確立してきた。そして今回、2016年10月から放送される新シーズンのドラマとともに、2017年公開を目指し、『相棒-劇場版IV-』がクランクイン。水谷さん扮する杉下右京の“相棒”役も寺脇康文、及川光博、成宮寛貴と続き、昨年の「season14」より反町さんが4代目相棒・冠城亘として登場。シリーズ初の警察官ではない相棒として、頭脳明晰なキャリア官僚らしさを出す一方、コミカルな一面も見せ、新鮮なコンビネーションで人気を博している。「season14」最終回で所属先の法務省を事実上のクビになってしまった亘が、飛ばされた先が警視庁。これまで右京から「同居人」と呼ばれていた亘が、2シーズン目の「season15」からは正式に警視庁所属となり、右京の右腕として真の“相棒”になれるのかが問われていく。新生“特命係”の新たなる進化・挑戦、そして『相棒-劇場版IV-』の物語が気になるばかりだ。<水谷豊コメント>これまで歴代の相棒とは劇場版に挑戦してきて、今回、相棒が冠城亘になったときに、映画ができなかったら、反(ソリ)になんて言われるかと心配していたので、本当に嬉しいです(笑)。冠城亘のユーモアが映画の中に盛り込まれているので、楽しみな作品になりそうです。「相棒」を長年やってきて、常に「これ以上のものはないだろう」という気持ちでやってきました。しかし、今回、『劇場版IV』では、こんなことが起きてしまうんだ…と、今あまり言えないのですが、これまで以上のものが、またお見せできると思います。俳優になってシリーズを15作も続けられる日が来るとは夢にも思っていなかったので、「15」という数字をみると不思議な気持ちです。ここまでやっているのに、なにもやっていない気もしていて、本当に不思議なんです。劇場版同様、「相棒」というのは毎シーズン「これ以上ない」と思う所までやっていながら、それを常に超えてきているという実感があります。シーズン15も今まで以上のシーズンになるだろうなと、経験上既に実感しています。<反町隆史コメント>最初に台本を読んだとき、ドラマとは違ったスケール感の大きさ、劇場版ならではのスケール感を感じました。「どうやってこれを撮影するんだろう?」と思ったほどです。それを、ドラマと同じスタッフとともに映画を撮影できることが嬉しいです。スタッフは「相棒」という作品をよく知っているので、劇場版の「相棒」として良いものを作っていけると実感しています。僕自身もそれに負けずに頑張っていきたいと思っています。シーズン15と聞くと、「相棒」の歴史を感じますね。シーズン14の最終回を経て、僕がどういった形で登場するのか、個人的に興味はあります。今シーズンは、前回よりも、役としては右京さんと、個人的にも水谷さんと、少しでも相棒になれるように経験値を踏んで、頑張りたいと思います。<製作陣コメント>2016年の日本でいつ現実に起きてもおかしくない「いま、そこにある巨大な危機」に、特命係の2人が立ち向かいます。劇場版ならではの大がかりなストーリー、さらに2000年のスタート以来、相棒を牽引してきた水谷豊さん、「相棒」映画初出演となる反町隆史さんをはじめ、豪華キャスト陣にもご注目ください。『相棒-劇場版IV-』は2017年、全国にて公開。「相棒season15」は10月、テレビ朝日系にて放送開始(2クール)。「相棒season14」は10月12日(水)よりブルーレイ&DVDリリース。(text:cinemacafe.net)
2016年05月19日舞台『ナミヤ雑貨店の奇蹟』が、4月21日、東京のZeppブルーシアター六本木にて開幕した。原作はミステリー作家・東野圭吾の大ヒット小説で、2013年にキャラメルボックスが初舞台化。今回はキャストをほぼ一新したプロデュース公演となる。初日直前にはゲネプロと囲み取材が行なわれた。物語はコソ泥を働いた青年3人組が廃屋になった雑貨店に逃げ込み、そこに届いた悩み相談の手紙を見付けたところから始まる。青年たちが遊び心から返事を出してみると、すぐに3人の書いた手紙への返事が届く。しかも、差出人は数十年前の時代の人間だった……。悩みを抱えた過去の人間と、現代を生きる青年たちによる手紙のやり取りが始まる。なぜそんなことが起こったのかというミステリー要素を含みながら舞台は進行する。一見無関係に見える登場人物たちが、不思議な縁でつながっていく展開に目が離せない。その理由が明らかになった時、心がふわりと温かくなるストーリーだ。青年3人組を演じるのは多田直人、松田凌、鮎川太陽。3人のイキイキとした会話が物語を明るく彩る。囲み取材では、初演からの継続キャストである多田が「初演とはまた違った関係性と演出がある。感じ方が変わると思うので、初演を観た人にこそ観て頂けたら」とアピール。松田も「ファンタジーの先にリアリティが感じられる。観ている人それぞれに刺さる部分があると思います」と見どころをコメント。鮎川が「この作品に“ありがとう”という気持ちになってもらえたら嬉しいです」と呼びかけた。脚本・演出の成井豊は「現実的だけれどロマンチックでもありスリリングでもある、非常に豊かな物語。色んな人が集まったカンパニーですが、稽古もゲネプロも順調でした。ここからさらに上を目指してやっていきたい。毎日進化していくお芝居だと思います」と語り、4年ぶりの舞台出演となる川原和久について「役にピッタリだから是非」と出演を頼み込んだ経緯を明かした。ナミヤ雑貨店の店主を演じる川原は「物語のバックにキッチリこの人物が生きていないと作品の面白みが増してこないので、一生懸命やらせて頂いています」とコメント。多田が「(川原さんは)見た目は怖いけど、初めてお会いした時から新人の私にも優しく声をかけて下さった。今回の稽古中もたくさんご馳走になりました」と明かすと、松田と鮎川も川原に優しくされたエピソードを披露。川原が「じゃあ、寿司行くか!」と掛け声をかけ、一同が歓声を上げるなど仲の良さが伺えた。公演は5月1日(日)まで東京・Zeppブルーシアター六本木、5月6日(金)から8日(日)まで大阪・シアターBRAVA!にて上演。取材・文:片桐ユウ
2016年04月22日日本橋三越本店は、5月10日まで、日本の暮らし美、暮らし文化を深堀りする同店5階リビングフロアのギャラリー ライフ マイニングで、京都の料亭、和久傳(わくでん)のもてなしの心を紹介する期間限定イベント「和久傳のしごとと遊び」を開催している。会場では和久傳がこれまで料亭として培ってきた「しごと」や、郷土への想いを通じて和久傳の顧客と共に共有してきた「遊び」が、和久傳が提供する料理のほか、和雑貨、陶磁器等を通じて表現される。和久傳の「しごと」を表現するスペースでは、和久傳の「日本料理を通し、受け継いで来た食と文化のすばらしさを伝えていきたい」という同店の想いの下、今回初めて披露される紫野和久傳の新商品料亭のだし「和醤」や、おもたせとして同店で人気を誇る、れんこん菓子「西湖」、京都の炊きもの「和煮(なごみに)」、季節の羊羹「笹ほたる」などが紹介されている。「遊び」のスペースでは、元首相で陶芸家としても知られる細川護煕による箸置きや花入れが展示、販売されているほか、染織史家で「染司よしおか」五代目当主の吉岡幸雄は、和久傳の夏の室礼を演出するテーブルファブリックやストールを提案。また、京都に店を構える「てっさい堂」からは豆皿や猪口、「門出和紙」は手書き季節絵入りの葉書、レターセット、「土楽」(「土」の字には「、」が入る)からは土鍋や器などが紹介される。尚、4月22日(午後2時から午後4時まで)には、吉岡幸雄による「日本の色」についてのトークショーが同店新館9階カルチャーサロンで開催される。(先着30名、会費無料、予約問い合わせ:三越日本橋本店ギャラリー ライフ マイニング 03-3274-8935)
2016年04月20日日本橋三越本店は、5月10日まで、日本の暮らし美、暮らし文化を深堀りする同店5階リビングフロアのギャラリー ライフ マイニングで、京都の料亭、和久傳(わくでん)のもてなしの心を紹介する期間限定イベント「和久傳のしごとと遊び」を開催している。会場では和久傳がこれまで料亭として培ってきた「しごと」や、郷土への想いを通じて和久傳の顧客と共に共有してきた「遊び」が、和久傳が提供する料理のほか、和雑貨、陶磁器等を通じて表現される。和久傳の「しごと」を表現するスペースでは、和久傳の「日本料理を通し、受け継いで来た食と文化のすばらしさを伝えていきたい」という同店の想いの下、今回初めて披露される紫野和久傳の新商品料亭のだし「和醤」や、おもたせとして同店で人気を誇る、れんこん菓子「西湖」、京都の炊きもの「和煮(なごみに)」、季節の羊羹「笹ほたる」などが紹介されている。「遊び」のスペースでは、元首相で陶芸家としても知られる細川護煕による箸置きや花入れが展示、販売されているほか、染織史家で「染司よしおか」五代目当主の吉岡幸雄は、和久傳の夏の室礼を演出するテーブルファブリックやストールを提案。また、京都に店を構える「てっさい堂」からは豆皿や猪口、「門出和紙」は手書き季節絵入りの葉書、レターセット、「土楽」(「土」の字には「、」が入る)からは土鍋や器などが紹介される。尚、4月22日(午後2時から午後4時まで)には、吉岡幸雄による「日本の色」についてのトークショーが同店新館9階カルチャーサロンで開催される。(先着30名、会費無料、予約問い合わせ:三越日本橋本店ギャラリー ライフ マイニング 03-3274-8935)
2016年04月18日ミステリー作家・東野圭吾が描くタイムトラベル・ファンタジー『ナミヤ雑貨店の奇蹟』を原作とした舞台が、開幕間近だ。2013年にキャラメルボックスにて初演。今回はプロデュース公演となり、主役の三人組を多田直人、松田凌、鮎川太陽が演じる。初日まで残すところ約2週間となった稽古場を取材した。舞台『ナミヤ雑貨店の奇蹟』チケット情報この日の稽古は、ステージングの確認からスタート。多田が進行を務め、舞台上の位置取りや芝居のタイミングなどを確かめていく。全キャストが登場するオープニングのシーンでは、複雑な人の流れに混乱が起きないよう、全員が意見を出し合って動きを調整。時間にすれば僅かな場面だが、客席へスムーズに芝居を届けるべく、より良い方法を模索する。芝居のパーツが、一つ一つ丁寧に磨き上げられていく。本作は「手紙」が重要なアイテム。コソ泥を働いた青年3人組が廃屋になった雑貨店に逃げ込み、そこに届いた悩み相談の手紙を手にする。逃亡中の身でありながら、つい返事を書いてしまう青年たちだったが、その手紙は数十年前の時代を生きた人間が書いたものだった…。時空を超え、過去からの手紙に込められた人々の想い――真相を握るナミヤ雑貨店の店主の懐の深さに、心が温まるストーリーだ。3人組のリーダーを演じる多田は、初演からの続投。多田、松田、鮎川によるダンスシーンでは、カウントが合わずに苦戦する松田と鮎川に多田が助け舟を出す。若手ふたりに優しくアドバイスをする多田は、役柄同様の兄貴肌だ。臆さずに意見を出しつつも、先輩の言葉に熱心に耳を傾ける松田と鮎川は、「現代」に生きる若者を演じるに相応しい素直さを持っている。松田が多田に詰め寄るシーンでは、熱意のあまり松田が間を詰め過ぎ、多田から「もうちょっと、距離開けといてもらえる?」とツッコミも。見ていたキャストから笑いが起こった。鮎川は台本を手にして脚本・演出の成井豊の机前に座り込み、アドバイスを求める。成井が台詞の意図を細やかに解説すると、曇っていた鮎川の表情が「そういうことか!」と晴れ渡った。3人の軽やかな掛け合いも見どころの一つとなりそうだ。ナミヤ雑貨店の店主を演じる川原和久が4年ぶりの舞台出演となる等、注目の俳優たちも本作に集結する。ミュージカル界でも活躍する菊地美香が、人気歌手の役としてその歌唱力を披露する場面も。鯨井康介も加わり、稽古場に美しいデュエットが響き渡った。公演は4月21日(木)から5月1日(日)まで東京・Zeppブルーシアター六本木、5月6日(金)から8日(日)まで大阪・シアターBRAVA!にて上演。なお、チケットぴあでは「オリジナル・レターセット&お悩み相談付」チケットと「舞台見学&撮影会付」チケットを発売中。取材・文:片桐ユウ
2016年04月13日演劇集団キャラメルボックスが2013年に舞台化した『ナミヤ雑貨店の奇蹟』が、キャストをほぼ一新したプロデュース公演として、4月21日(木)から東京、大阪で上演される。原作は累計100万部を突破した東野圭吾の同名小説。脚本・演出は、初演と同じく同劇団の成井豊。主役のコソ泥3人組を多田直人、松田凌、鮎川太陽が演じる。舞台『ナミヤ雑貨店の奇蹟』チケット情報その中で、物語の要ともいえる「ナミヤ雑貨店」の店主・浪矢雄治を演じるのが、ドラマ『相棒』伊丹刑事でもおなじみの川原和久。約4年ぶりの舞台出演となる川原に話を聞いた。キャラメルボックスの作品には、『また逢おうと竜馬は言った』(1992年)や『容疑者Xの献身』(2009・2012年)などに続き6度目の参加となる川原。自身も劇団ショーマに在籍しながら、数多く出演してきたキャラメルボックスについて「昔はね、変えてやろうと思って(出演していました)。もちろん劇団それぞれで価値観は違いますし、やり方は違うんですけど、うち(劇団ショーマ)のやり方もいいよってことをね、トヨタの車もいいけど日産の車もいいよという感じで伝えたかったんですけど、なかなか届かなかったですね」。それでも出演してきた理由を問うと「僕には多くの信頼できる演出家がいまして。成井さんもそのひとり」と厚い信頼をのぞかせた。ストーリーについては「点で散らばっていたものが最終的に線になるっていう、いわゆるミステリーと同じつくり。しっかりその点を描いていかないと、線にはならないなって気はしています」。その中でも自身が演じる役は「(ストーリーの)発端ですよね。浪矢雄治という人が起こした事件によって点が散らばっていって、最終的にひとつの線になる。人間関係が特にね。そこが醍醐味なんじゃないかな」。映像作品にも数多く出演する川原。映像と舞台の違いを聞いてみると「僕はそんなに大きな差は感じてないです。でも、劇場に入って舞台に立って芝居をしていると『やっぱり僕は演劇の人間なんだな』と思います。張ってる声が気持ち良かったり、(客席に向かって)飛ばす芝居だから発散力がすごい。これをずっとやってきたんだなって思い返させてくれる。もちろん映像のお芝居も好きなんですけどね」。20代から50代まで幅広い年代のキャストが揃う本作。川原が食事に連れて行くことも多い。「最近の現場はいつも最年長だから出費が…」と笑いながらも、「なるべくみんなで行きたいですね。あっという間だから」とコミュニケーションも大切にしながら稽古を重ねている。『ナミヤ雑貨店の奇蹟』は、4月21日(木)~5月1日(日)まで東京・Zeppブルーシアター六本木、5月6日(金)~8日(日)まで大阪・シアターBRAVA!にて上演。この5月で11年の歴史に幕を下ろすシアターBRAVA!では、「さよならBRAVA!」と題し閉館までのカウントダウンを飾る。取材・文:中川實穗
2016年04月04日1月21日、第13回目を迎える日本版「サロン・デュ・ショコラ」が開幕した。開催に先駆け、前日のプレスプレビューに姿を現したのは、モデル、女優として活躍する川原亜矢子。チョコレート好きを公言する彼女だが、原点となるショコラとの出合いは、パリに拠点を置いていた90年代にあるのだとか。――川原さんがショコラファンになったきっかけを教えてください。私は、モデルとしての夢を叶えるために、91年に、単身でパリでの生活をスタートさせました。ただ、フランスに対して強い憧れがあったわけでもなく、語学が堪能だったわけでもない私にとって、慣れない地での生活は少々寂しいものでした。そんなある日、フランスでは、ショコラが国民的に愛されている存在だと知り、ためしに1粒購入して口にしてみたんです。でも、技術を持ったパティシエが作るショコラって結構な値段がするので、まずはそこに驚いたんですけど(笑)。口にしてみたら今度はショコラが持つ不思議な魅力のトリコになったんです。口の中でやさしい甘さがほどけていくと同時に、心を支配していた緊張やストレスも解きほぐされていく感じがして。以来、いろいろなお店の味を試すのが楽しみの一つになりました。500gのアソートBOXなどはよく試しましたね。ナッツやドライフルーツを使ったチョコレートも組み合わさっていて、とても贅沢な仕様なんです。気付いたら、その1粒1粒が私に憩いを与えてくれる大切な存在になっていましたね。ここ3年くらいは、寝起きに1粒のショコラをいただくことにはまっています。私の中でのブームです(笑)。味はその日によって異なるんですけど、アーモンドやピスタチオが使われているタイプのものが好きですね。あと、オレンジピールも大好き。チョコレートは血糖値のバランスを整えてくれるので、寝覚めがよくなるのもうれしいですね。――開会式では好きなチョコレートを訊かれて「ジャン・ポール・エヴァン」と答えていらっしゃいました。はい。渡仏後、初めて食べたのがエヴァンさんのショコラでした。ですので、今日、サロン・デュ・ショコラに参加されているエヴァンさんにお会いしたときは、熱狂的ファンの心理が働いて1人で興奮してしまいました。「あなたの作るショコラが大好きなんです!」とお伝えした後に、「心臓がドキドキしてうまく想いを言葉にできません」って添えたくらい(笑)。足繁く通っていた当時のことを思い出して懐かしい気持ちでいっぱいになると同時に、お会いできたことで、エヴァンさんのショコラをより身近に感じることができるようになりました。――1日1粒のショコラ以外に、川原さんの美を育んでいるものはありますか。家族ですね。夫と愛犬と過ごす時間ほど、私に安らぎを与えてくれるものはありません。それと、運動する時間もとっても大切。モデルの仕事で左ひざを痛めたことがきっかけで、3年前くらいからパーソナルトレーナーについてもらっています。運動して筋力を高めたことで、柔軟性に磨きがかかり、日常的な動きもしなやかになってきた気がします。――更に磨きがかかり、今後の活躍も期待できそうですね。ここ3年ほどは私生活に重点を置いて暮らしてきましたが、今年からまた、女優業に復帰することにしました。近いうちに画面を通してみなさんとお会いできる日がなにより楽しみです。役者として納得できる結果を出すためにも、寝起きのショコラ習慣を続けて、心身ともに美しくあり続けたいですね。
2015年01月23日テレビ朝日の大人気シリーズ「相棒」の名場面がオーケストラとバンドの生演奏で楽しめる「相棒コンサート-響-」が、6月21日・22日の2日間にわたり開催。チケットは両日ともに完売となり、2日で1万人が「相棒」の世界に酔いしれた。「相棒」は、警視庁「特命係」所属の水谷豊演じる杉下右京と、その相棒(初代・寺脇康文、2代目・及川光博、3代目・成宮寛貴)の2人が、数々の事件を解決する刑事ドラマ。2000年にスタートし、「season12」までの連続ドラマ、劇場版をあわせ、これまでに計234本が制作された。本公演は、これらの中からコンサート用に特別編集された選りすぐりの映像が楽しめる。本公演の音楽監督・指揮は、相棒のすべての音楽を担当している作曲家・池頼広。2部構成で行われ、第1部は、事件の緊迫シーンをまとめた映像とともに、荘厳な楽曲「die Eule von Minerva (ミネルヴァの梟)」でスタート。観客を瞬く間に「相棒」の世界へ引きずり込んだ。そこから、杉下右京が推理するシーンや激昂する場面、それぞれの相棒とのやりとり、数々の名優たちによる名場面、また爆破、狙撃、乱闘など迫りくる危機などが、スリリングな、また怪しげな楽曲にあわせて次々と披露された。第2部は、バンド編成によるライブで幕開け。研ナオコがミス・アンルーリー役で劇中披露した「When Love Kills You」などを、シンガーのサシャが歌を担当し、ジャジーなステージで観客を楽しませた。また、「花の里ブルース」は小料理屋「花の里」のシーンとともに、池がベーシストとして参加した「推理」では右京の軽妙な捜査シーンとともに披露された。後半は、再びオーケストラにより、「碑前の復讐(主よ憐れみたまえ)」「魂たちの祈り(神の子羊よ)」など、劇場版の楽曲が演奏された。ソリストのYacchi(ヤッチ)、AIBOU Chior、松原混声合唱団による迫力の歌声が会場に響き渡った。さらに、現在公開中の「相棒 劇場版III -巨大密室!特命係 絶海の孤島へ」の楽曲も、最新映像とともに披露された。コンサートのナビゲート映像には杉下右京が登場し、得意のうんちくとともに進行役を務めた。スペシャルゲストとして出演したのは、捜査一課刑事・伊丹憲一役の川原和久、刑事部参事官・中園照生役の小野了。演奏の合間には、池の経歴を尋問風に聞き出したり、「相棒」の撮影秘話やエピソードをユーモアたっぷりに明かした。2人の名場面だけを集めた映像も上映された。さらに、角田課長(山西惇)は、コンサートの諸注意アナウンスで登場。「相棒」の世界が詰まったコンサートとなった。
2014年06月25日水谷豊&成宮寛貴で贈る、人気シリーズの映画化『相棒 -劇場版 III- 巨大密室!特命係 絶海の孤島へ』がまもなく公開されるが、その前日譚を描く「dビデオ powered by BeeTV」のスペシャルドラマ「相棒-劇場版III-序章」の最終話が配信された。このほど、ラストシーンの劇中ビジュアルがシネマカフェに到着した。本作は劇場版へと繋がる殺人事件を描いたスペシャルドラマ。古い貨物船の船倉に閉じ込められた陸上自衛隊隊員・梶山祥夫(東根作寿英)とフリーライター・井上浩和(寺十吾)。刻々と死が迫る状況で、梶山はなぜ井上を撲殺し、自ら命を絶ったのか?事件の捜査に当たっていた伊丹たちは、ある人物を訪ねる。そこに待っていたのは、悲しすぎる真実だった…。全4話で構成されており、最終話「真相」では伊丹憲一(川原和久)ら捜査一課の刑事たちの捜査により、事件の真相が暴かれることとなる。さらに、“重要機密”と関わる謎の女として『劇場版 III』にも出演する元陸上自衛隊武器科 三等陸曹・高野志摩子役の釈由美子が登場する。今回到着した劇中ビジュアルは、受話器を握り何者かと電話をしている高野と、ロッカーを空け、中に入ったものを見つめる高野のビジュアルなど計3点。この意味深なラストは、4月26日公開『相棒-劇場版 III-』で描かれる大きな“謎”へと繋がっていく。併せて、4月13日(日)に六本木ヒルズで開催された『相棒-劇場版 III-』TOKYOプレミアムイベントの模様を収めたスペシャル映像の無料配信もスタート。dビデオ powered by Bee TVスペシャルドラマ「相棒-劇場版III-序章」はdビデオにて独占配信中。『相棒 -劇場版 III- 巨大密室!特命係 絶海の孤島へ』は4月26日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:相棒-劇場版III- 巨大密室!特命係 絶海の孤島へ 2014年4月26日より全国にて公開(C) 2014「相棒 -劇場版Ⅲ-」パートナーズ
2014年04月20日人気刑事ドラマ「相棒」の劇場版第4弾『相棒シリーズ X DAY』の大ヒット御礼舞台挨拶が4月4日(木)、東京・新宿バルト9で行われた。本作で“相棒”として新タッグを組む俳優の田中圭と川原和久を始め、大谷亮介、山中崇史、神保悟志、小野了、メガホンをとった橋本一監督(『探偵はBARにいる』、『臨場劇場版』)が勢ぞろい。この日は登壇者全員がシャンパンを手に、映画のヒットをお祝いした。3月23日(土)の全国封切りから好調な滑り出しで、現在までに早くも観客動員60万人を突破!これは4年前の同時期に公開された『鑑識・米沢守の事件簿』と比べて、ほぼ200パーセントという好記録で、「相棒をきっかけに、見知らぬおじいちゃんから声をかけていただくこともあるほど。もっとヒットし、また川原さんと相棒が組めれば」(田中さん)、「まだ“辞令”は出ていませんが、たくさんの応援をいただければ、また新しい形でみなさんの前に立てるはず」(川原さん)と今回の大ヒットに感謝しきり。さらなる新展開にも期待を寄せていた。映画は刑事キャラクターの中でも高い人気を誇る“イタミン”こと、警視庁捜査一課刑事・伊丹憲一(川原さん)と新たな相棒であるサイバー犯罪対策課専門捜査官・岩月彬(田中さん)の捜査を描いたもの。TV版「相棒 season10」と「season11」の間のストーリーとして描かれ、政官財の権力構造が仕掛ける金融封鎖計画“X DAY”の真相を追いかける。普段はコワモテとして知られる“イタミン”を演じる川原さんだが、「全国のキャンペーンでいいエネルギーを吸っているのか、今日お会いしたら、とてもお顔が優しくなってた。以前は“般若”、いまは“恵比寿様”」(山中さん)とすっかり表情が柔らかくなった様子。さらに、大谷さんが「プライベートでの出来事も、いい作用になっているはず」と昨年結婚した川原さんをひやかす場面も。変わらぬチームワークの良さを披露し、ファンも大喜びだった。『相棒シリーズ X DAY』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:相棒シリーズXDAY 2013年3月23日より全国にて公開(C) 2013「相棒シリーズ X DAY」パートナーズ
2013年04月04日大人気刑事ドラマ『相棒』の劇場版最新作、『相棒シリーズ X DAY』で“新”相棒を演じた田中圭と川原和久が、“新”相棒として最高のシナジーを発揮したことを報告するとともに、足かけ10年以上に渡って国民的な支持を集めている同シリーズの魅力について分析をした。その他の写真劇場版第4弾の今作では、特命係と衝突する捜査一課のリーダー的存在の伊丹憲一と、シリーズ初登場のサイバー犯罪対策課捜査官の岩月彬が“新”相棒に!1人のエリート銀行マンの不審死と、その背後にチラつく金融封鎖計画“X DAY”の真相を暴くため、異色“相棒”が奔走するストーリーだ。「伊丹と所轄の刑事が協力したことは過去にもありましたが、ここまでガッツリ一緒に捜査することは初めてだったので楽しかったですね」と語る伊丹役の川原。『相棒』シリーズ初参戦の岩月役の田中も「ここまで地味なキャッチボールをする俳優同士もめずらしいですが(笑)、楽しい現場でした」と満足そうに回想する。2000年の誕生以来、ドラマは国民的シリーズと称され、劇場版、スピンオフ作品も高評化の『相棒』。まさしくモンスター・コンテンツだが、ひとりのファンとして『相棒』を楽しみ、そして新たに参戦した田中は「水谷豊さんを中心に、全員の一体感が僕には魅力的でした」と『相棒』の世界を分析する。長年『相棒』で伊丹刑事を演じている川原は、相棒の魅力を「正直よく分かってないんです(笑)」と謙遜気味に受け止めた上で、「全体のバランスがとてもいいですね。主演のおふたりとゲストの方々を主軸にし、それを囲むレギュラー陣が出過ぎず、引っ込み過ぎず存在する」とバランスの良さを指摘する。日本経済の危機や金融封鎖計画“X DAY”など、今作でも社会派のメッセージが強烈で、「ブレない脚本がとにかく面白いですよね。すごくリアル!」と田中も緻密な脚本を絶賛。そして、「あと一番強い要因は仲間意識ですかね」とも。「それに、いつも前作を超えていく覚悟みたいな。時事ネタを毎回入れて勝負していく姿勢――これも、モンスター・コンテンツになっている理由じゃないでしょうか(笑)」と人気にあぐらをかかず、挑戦を続けている姿勢が国民的支持を集めている理由でもあると分析する田中。“新”相棒が立ち向かう超絶リアルな“X DAY”。その顛末を映画館で確かめよう!『相棒シリーズ X DAY』公開中取材・文・写真:鴇田 崇
2013年03月29日愛されているからこそ、求められているからこそ、シリーズ化や映画化は生まれる。2000年にドラマとして産声をあげた「相棒」シリーズもその一つ。現在、シリーズは11シーズンに突入し、劇場版の映画はスピンオフを含めた『相棒 -劇場版- 絶体絶命!42.195km東京ビッグシティマラソン』、『相棒シリーズ 鑑識・米沢守の事件簿』、『相棒 -劇場版II- 警視庁占拠! 特命係の一番長い夜』の3本が公開。いずれもヒットを記録している。そんな『相棒』シリーズの劇場版に新たな作品が加わる!『相棒』キャストが総出演している、新しい劇場版――オリジナルキャストとして活躍してきた捜査一課の伊丹憲一と新たに設立されたサイバー犯罪対策課の岩月彬という、新しいバディによる『相棒シリーズ X DAY』だ。岩月役の田中圭と伊丹役の川原和久が目指したバディ(=相棒)の形とは?杉下右京の場合もそうだが、刑事ドラマのバディというのは、2人の性格がまったく違ったり、反発し合ったり、苦手だったり…というパターンが多い。『相棒シリーズ X DAY』でバディとなる岩月と川原も例外ではなく、考え方の違う2人が徐々にチームになっていく、その過程が面白い。そして、長年『相棒』シリーズのレギュラー・キャラクターとして伊丹を演じてきた川原さんにとって、今回の映画化は大抜擢となったわけだが、本人は「出番が多いというだけのことですよ」と意外とあっさり!?というのは見せかけで「作品の中で長く(伊丹を)生きられること、『相棒』ワールドの中で捜査会議を見せられること、伊丹たちの仕事を見せることは嬉しいし楽しかったですね」と、伊丹刑事からは想像でいない、柔らかい表情を浮かべる。また、今回の相棒となる岩月については「行きがかり上どうしようもなくブッキングされてしまう相手なので、意にそぐわなくて事あるごとにモメてしまうんです。岩月は伊丹の発言に何かと言い返してくるというか、嫌味返しをしてくるんですよ。おいおい、嫌味はオレ(伊丹)の特権だろう…と(笑)」。川原さんの言葉に、田中さんはなんだか嬉しそう。「本人同士はコンビだとは思っていないですからね。むしろ邪魔な存在だと思っているんです」と、岩月と伊丹の第一印象がどれほど悪いのかを語る。「岩月くんってひどいなぁと思ったのが、『X DAY』の後日談で、ドラマシリーズ中のセリフに『僕は(周りから)あなたと知り合いだと思われているんです』というのがあるんですけど、知り合いだと思われるのも嫌なんだって(苦笑)。そこまで毛嫌いしているのに、行く先々で一緒に捜査をすることになって、いつしか伊丹刑事の正義感に触れて、最終的には信頼関係というか、お互いに認め合うことが見つかる。最初から仲良くしましょう的な感じじゃないところが、僕は好きです(笑)」。新しい凸凹コンビの誕生。伊丹と岩月の噛み合わなさ、ズレた感じはクスッとした笑いを運んでくる。2人のなんとも言えないかけ合いは、どうやって生まれたのか気になるが、意外にも「それがほとんど打合せも話合いもしていないんです。テストや段取りが(2人にとっての)打合せみたいなもので、芝居をしながら距離感を掴んでいく感じでした」と川原さん。その言葉に頷く田中さん。役柄の上での性格は似ていないけれど、役者としては「お芝居をしている感覚が似ているというか、近い感覚があるのかな。すごく心地よかったんですよね」と、川原さんとの共演をふり返る。「テストの前に芝居のプランを話し合う人もいるけれど、僕も川原さんもとりあえずテストでやってみる、その感覚がすごく好きでした。あとは、僕も川原さんも見た目を気にしないというか…。僕だってカッコよく映りたいですよ(笑)。でも、岩月も伊丹刑事もカメラを気にするようなキャラクターではないので。そういう感覚が(川原さんと)同じだったのは、楽しかったですね」。どこか通じるものがあるからこそ、あのバディ感が出せたのかもしれない。バディ感に加え、常にタイムリーな時事ネタを扱い、時代を先取りしているような鋭い視点をもっていることも『相棒』シリーズの特徴の一つだ。今回は、サイバー犯罪と金融封鎖という題材を盛り込んだ社会派サスペンスに仕上がった。謎のデータがネット上にバラ撒かれ、削除──。そして、その直後に燃え残った数十枚の一万円札と共に男の死体が発見される。殺された男の不正アクセスを追っていた岩月、殺人事件として真実を追う伊丹。いがみ合いながらも捜査を続ける2人は、やがて“金融封鎖計画 X DAY”の存在にたどり着く…というのが、大まかなあらすじ。サイバー犯罪、金融、殺人事件が絡み合うストーリーだけに、台本を最初に読んだとき川原さんは「専門用語が多いなぁ…」と感じたそう。「パソコンに精通している人ならなんてことのない用語なんでしょうけど、僕は一切できないタイプの人間なので…。たとえば、極端な話“ログイン”って言われても“ログイン?それはどういう捜査だ?”となるんです、伊丹の場合も(苦笑)。金融の専門用語も難しくて。でも、徐々に理解してくると、難しい言葉であっても言っているのは単純なことだと理解できると思います。要は、お金がお金じゃなくなるという恐怖なんです。お金が価値を持たなくなったらどうなるのか…という恐ろしい背景をこの作品では描いているんですよね」。伊丹刑事が困惑する一方で、田中さんの演じる岩月は、難しい専門用語を流暢に語り、コンピュータを巧みに操作するサイバー犯罪捜査官。しかし、「実は、僕も苦手なんです」と照れくさそうに告白する。「苦手ではあるんですが、今回、岩月が扱っていたのはiPadなんです。iPadは僕も普段使っているものなので、助かりましたね。さすがに“ログイン”は分かるけれど、ログインの意味をちゃんと説明しろと言われると無理。でも、川原さんよりは(コンピュータを)使えると思うんですけどね(笑)」と、伊丹と岩月が劇中で繰り広げるような“嫌味”を、さりげなく川原さんに投げかけ、それを待っていたかのように川原さんも“嫌味”を返す。「僕は現場であんなに眠れない…あんな格好では眠れない(笑)。田中くんは現場で泥のように子どものように眠るんですよ。メイクさんが寝ている彼の顔をメイクすることもありましたからね」と、撮影現場のエピソードを語る。そんな風に互いをいじり合うことができるのは、役者同士相性が良かったというのはもちろん、映画自体が良い作品であるからだろう。実際、完成した映画を川原さんは3回、田中さんは4回も観ていた!難しい題材ゆえに「こうした取材のときに困らないように…というのはありますけど、ほんとに面白くてカッコいいんです。僕は劇場にも観に行きますね、15回観に行きますよ!」という田中さんの言葉に「宣伝、上手いねぇ」と感心しつつ、川原さんも「『相棒』をずっとやってきた立場としては、杉下右京が深く関わらない『相棒』は一体どうなるんだろう?彼が解決しない事件をどう解決させるんだろう?それが楽しみでもありました」と、『相棒シリーズ X DAY』の見どころを伝え、最後に「あと、個人的に一番好きなシーンがあるんです。内村刑事部長のシーンなんですが…ヒントは“考える人”です(笑)」と、意味深なひと言を残す。田中さんが15回観たいほど愛して止まない面白さを、川原さんがお気に入りだと言う内村刑事部長の登場シーンを、ぜひ劇場で確かめてほしい。伊丹刑事&岩月捜査官の新しいバディが、この先どんな歩みを見せてくれるのかも期待したい。(text:Rie Shintani)■関連作品:相棒シリーズXDAY 2013年3月23日より全国にて公開(C) 2013「相棒シリーズ X DAY」パートナーズ
2013年03月26日人気シリーズ『相棒』の映画最新作『相棒シリーズ X DAY』が23日、全国封切りを迎え、東京・新宿バルト9で初日舞台あいさつを開催。新相棒としてタッグを組む俳優の川原和久と田中圭をはじめ、共演する大谷亮介、山中崇史、六角精児、山西惇、神保悟志、国仲涼子とメガホンを執った橋本一監督、さらに映画にゲスト出演している水谷豊&及川光博が駆けつけ、“相棒ファミリー”がシリーズ最新作の公開を盛り上げた。その他の画像警視庁捜査一課刑事・伊丹憲一(川原)と新キャラクターであるサイバー犯罪対策課専門捜査官・岩月彬(田中)が金融崩壊を意味する“X DAY”の真相を捜査する本作。川原いわく「主役という意識は薄かった」というが、本作公開を前に全国キャンペーンに奔走し「こんなに大変だとは。豊さんはこんな大変なことをしょっちゅうやっているんですね」と“本家”に感服していた。一方、田中はキャンペーンを通して「川原さんとの距離が縮まった」といい、「時々おやじギャグを言うんですよ」とふだんはコワモテな川原の素顔を暴露。「たくさんの出会いを与えてくれたし、人間としても成長することができた」と相棒シリーズ初参加に、思いも格別の様子。ふたり揃って「映画のキャッチコピーは『この日、すべてが終わる』ですが、この映画は今日から、すべてが始まります!」とヒットに期待を寄せた。そんな“新相棒”の誕生に、杉下右京役の水谷は「次の映画はイタミンが主役だと予測していた。それに田中圭君は、出演が決まって岩月役ができたのか、その逆なのか分からないくらい素晴らしかった」とお墨付き。さらに「ドラマが始まった頃は、このようなことが起きるとは思っていなかった。本当にうれしいことですね。こうして相棒ワールドが広がるのも、支えてくださるファンの皆さんのおかげ」と感謝しきり。片や、神戸尊を演じる及川は、「川原さんが(映画公開を記念し)写真集を発売したと聞いてビックリ。なんで神戸君の写真集を出さなかったんですか」と恨み節で、客席を沸かせていた。『相棒シリーズ X DAY』3月23日(土)全国ロードショー
2013年03月25日人気ドラマ『相棒』のスピンオフ映画『相棒 X DAY』主演の川原和久が16日にオフィシャルフォトブック『相棒捜査一課・伊丹憲一』の発売を記念して、福屋書店新宿サブナード店で行われた握手会に出席した。その他の写真川原が演じる人気キャラクター・捜査一課の伊丹刑事と田中圭が演じるサイバー犯罪対策課の岩月のコンビを主人公にした映画『相棒 X DAY』。サイバー犯罪対策課がマークしてきた男が死体で発見される事件が発生し、伊丹と岩月が時にいがみ合いつつも課の違いを超えて真相を追いかける。フォトブックではこれまでの作品を通じて伊丹憲一という存在を徹底的に分析。20ページにわたる撮り下ろしショットにロングインタビュー、さらには水谷豊が伊丹について語るなど盛りだくさんの内容となっている。この日は事前に予約した100名のファンが来場し割れんばかりの大歓声で川原を迎えた。川原はひとりひとりにフォトブックを手渡し、握手を交わしたが、ファンからは映画での活躍についてのみならず「結婚おめでとうございます!」と歌舞伎役者・松本幸四郎の長女で女優の松本紀保との結婚を祝福する声も。女性が多くを占める100名ものファンの熱気に川原はやや硬い表情で緊張気味かと思いきや、本人は「だいぶ、(ほおを)緩めてるつもりでしたよ」とのこと。最初にの発売の話があったときは「『イヤイヤイヤ、勘弁して!』って感じだった(苦笑)」そうだが、自身や伊丹という役について「誤った情報やウワサが広まっているところもあるので、自分から発信することで修正されれば」と語る。ちなみにこのフォトブックについて捜査一課の仲間をはじめとする『相棒』ファミリーの面々の反応は「嘲笑です。相当バカにされました。アンケートなどもあったので『昨日は1日中、川原さんのこと考えてたよ』なんて言われました」と苦笑いを浮かべていた。映画の公開に向けての心境を尋ねると「宿題が多すぎて公開のことを考えてる暇がないです。原稿のチェックやキャンペーンで行く仙台での舞台挨拶のスケジュールを渡されたり、その日その日を片付けていく感じ。(初日に)コメントを用意してなくて慌てることになりそう」と飄々とした様子で語っていた。『相棒シリーズ X DAY』3月23日(土)全国ロードショー
2013年03月18日誕生以来、圧倒的な高視聴率を記録し続けている「相棒」(テレビ朝日)の劇場版第四弾『相棒シリーズ X DAY』で主演の田中圭演じる警視庁サイバー犯罪対策課・岩月彬が、ついに1月16日(水)よりスタートとなる本家のドラマ新シリーズ「相棒 season11」の2月27日(水)放送回で初登場を果たすことが明らかとなった。水谷豊扮する特命係・杉下右京が“相棒”とのコンビで、あらゆる難事件を次々と解決していくサスペンスフルな物語と個性的なキャラクターたちで絶大な支持を集めてきた本シリーズ。今回、劇場版となる『相棒シリーズ X DAY』で新たな“相棒”となるのは、刑事キャラクターの中でも高い人気を誇る“イタミン”こと川原和久扮する警視庁捜査一課刑事・伊丹憲一と、その“相棒”となる田中さん扮する岩月だ。とある殺人事件の捜査を共に進めていく2人が、目に見えない圧力にさらされ、捜査は行き詰まっていき…。3月より公開となる『相棒シリーズ X DAY』に先駆けて、田中さんの「相棒」ワールド初登場に加え、川原さんとの新“相棒”のお披露目となる今回のドラマ出演。田中さんからは、「岩月君がドラマに登場するのが凄く嬉しいです。また彼を演じられる喜びと、相棒シリーズに本格的に参加させてもらうのが、緊張もしますけど、光栄です。今回はドラマなので、水谷さんとの絡みも勿論あって、間近で右京さん独特の雰囲気を感じられるのはいまから興奮しています!」と胸の高鳴りを抑えられないといった様子。さらに、「『相棒シリーズ X DAY』という作品が自分自身大好きなので、その作品を経た後の岩月と伊丹刑事の関係性を見せられるのが嬉しいです。ドラマを見てくださったみなさんに、ちゃんと気になってもらい、映画も観ていただけるようにしたいと思います!頑張ります!」と劇場版への愛と共に意気込みを語ってくれた。「相棒 season11」から“相棒”となった、水谷さん演じる警視庁特命係・杉下右京と成宮寛貴演じる甲斐享のドラマ版“相棒”コンビと、岩月&伊丹の劇場版“相棒”コンビがどう関わっていくのか、楽しみに待ちたい。ドラマ「相棒 season11」は、1月16日(水)より毎週・水曜放送。『相棒シリーズ X DAY』は3月23日(土)より全国にて公開。(c) 2013「相棒シリーズ X DAY」パートナーズ(text:cinemacafe.net)■関連作品:相棒シリーズXDAY 2013年3月、全国にて公開(C) 2013「相棒シリーズ X DAY」パートナーズ
2013年01月16日2000年の誕生以来、10年以上にわたり圧倒的な高視聴率を維持し、もはや“国民的ドラマ”とも言える「相棒」(テレビ朝日)。「相棒season11」の放送には新たな“相棒”が登場し、初回スペシャルがシリーズ最高の平均視聴率19.9%を記録するなど更なるステージへ進化し続けている同シリーズから再び朗報が!先日、製作が発表された『相棒シリーズXDAY』の最新ポスタービジュアルと特報映像がついに解禁となった。水谷豊扮する特命係・杉下右京が“相棒”とのコンビで、あらゆる難事件を次々と解決していくサスペンスフルな物語と個性的なキャラクターたちで絶大な支持を集めてきた本シリーズ。今回、映画版となる『相棒シリーズXDAY』では、刑事キャラクターの中でも高い人気を誇る“イタミン”こと川原和久扮する警視庁捜査一課刑事・伊丹憲一と、その“相棒”となる田中圭扮するサイバー犯罪対策課専門捜査官・岩月彬。とある殺人事件の捜査を共に進めていく2人が、目に見えない圧力にさらされ、捜査は行き詰っていく…。今回解禁となった特報では、映画では初登場となる捜査一課刑事・伊丹とサイバー犯罪対策課専門捜査官・岩月の新たな相棒コンビが事件に挑む姿に加え、水谷さん扮する杉下を始めとするおなじみの「相棒」キャストたちも登場しており、異色の“相棒コンビ”との絡みも期待できそうだ。さらに初公開となったポスターは、こちらを見据える伊丹と岩月の鋭い眼光が印象的で、これだけでも彼らの事件に挑む気迫が感じられる仕上がりとなっている。岩月の口から発せられる“X DAY”とは一体何のことなのか?そして日本崩壊のシナリオとは?異色の相棒コンビがどんな活躍を見せてくれるのか、公開が待たれる。『相棒シリーズXDAY』は2013年3月、全国にて公開。※こちらの予告編映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:相棒シリーズXDAY 2013年3月、全国にて公開© 2013「相棒シリーズ X DAY」パートナーズ
2012年10月25日