2014年7月15日 11:27
乳母車で幼児がスマホいじりという現実、スマホの利用実態調査をデジタルアーツが公表
●未就学児もスマホ使いに
デジタルアーツは14日、「第6回スマホの利用実態」の調査結果を公表した。それによるとスマートフォン利用者の低年齢化が進んだ。一方で、学生のフィルタリング利用率も過去最高となったという。このほか「女子高生の約8割がアダルト・ポルノなどの望まないWebサイトの表示経験がある」といった、若年層のインターネットの利用実態も報告された。同日、都内では記者説明会が開催された。
○最近は未就学児もスマホを使う
冒頭、登壇したデジタルアーツ 代表取締役社長の道具登志夫氏は「最近は、子供が騒ぐと親がスマートフォンを渡して静かにさせている。乳母車に乗った子供がスマートフォンをいじる光景も見かける」と語り、未就学児がスマートフォンに触れる機会が増えていると指摘した。若年層に至るまで、利用者が拡大しつつあるスマートフォン市場。
今後は"フィルタリング機能"の需要が高まることが予想される。同社では引き続き、提供する有害サイトフィルタリングブラウザー「i-フィルター」の優位性をアピールしていきたい考えだ。
○調査の概要と結果
調査の結果について、デジタルアーツ 経営企画部 広報・コーポレートマーケティング課の吉田明子氏から説明があった。