2020年1月18日 15:00
舞台「鬼滅の刃」開幕! 迫力アクション&小林亮太の炭治郎に記者席も爆笑!?
物語冒頭の重要な場面である、本田演じる冨岡義勇との3人のシーンでは文字通り体当たりのアクションを披露し、観客を引き込んだ。
一方、我妻善逸役の植田と嘴平伊之助役の佐藤も、振り切ったコミカルさと見事な殺陣を両立させ、「鬼滅の刃」の魅力を体現。そのほか、高木トモユキ(鱗滝左近次役)はベテランならではの重みを加え、珠世役の舞羽美海は宝塚OGらしい歌唱力で歌い上げるなど、各人がそれぞれに舞台を盛り上げた。
また、各剣士たちが操る「呼吸」や、首を斬られた鬼が崩折れる場面など、実写での再現が難しそうなエフェクトも、セットや美術、さらにアニメーションまでフル活用して表現。これも舞台「鬼滅の刃」ならではの魅力といえるだろう。
東京公演は天王洲 銀河劇場にて18日〜26日、兵庫公演はAiiA 2.5 Theater Kobeにて31日〜2月2日。
○脚本・演出:末満健一 コメント
稽古中は「これをどう表現すればよいのか?」と難問の連続でした。
竈門炭治郎の戦いは、そのまま座組の戦いでもありました。
すべてのピースが出揃い、通し稽古を重ねるにつれて、「早くこの作品をお客さんにお届けしたい」という思い が募るばかりでした。