くらし情報『プレミアガセリ菌、脳腸相関を介し便秘やストレスを改善 - カルピスが確認』

2014年9月9日 09:00

プレミアガセリ菌、脳腸相関を介し便秘やストレスを改善 - カルピスが確認

プレミアガセリ菌、脳腸相関を介し便秘やストレスを改善 - カルピスが確認
カルピスは9月8日、同社保有の乳酸菌「Lactobacillus gasseri CP2305株(L.gasseri CP2305株:プレミアガセリ菌)」が、腸から脳への神経伝達を通じて中枢神経へ働きかけること(脳腸相関)で、整腸効果や安眠効果などの有益な生体機能調節作用を発現することを確認したと発表した。

同成果は、同社ならびに徳島大学大学院ヘルスバイオサイエンス研究部ストレス制御医学分野の六反一仁教授らによるもの。詳細は、9月2日にオランダで開催された第11回国際乳酸菌シンボジウムにて発表された。

近年の研究にてプレミアガセリ菌は、リラックス効果や安眠効果、便秘・下痢の改善効果など有益な生体調節機能を発現することを確認しているが、これら効果がどのようにして生じているかについては、「脳腸相関」の概念を用いた推定にとどまっており、正確な説明は行われていなかったという。

そこで、同社発酵応用研究所と六反教授らは共同で、プレミアガセリ菌による「神経活動の変化」や「遺伝子発現変化」「脳内血流量の変化」「副腎交感神経活動ならびにホルモン分泌量の変化」「大脳後頭葉の血流変化」の測定を実施した。

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