2014年9月25日 14:47
「猫が薬を飲んでくれない! どうすればいい?」-獣医師が解説!!
(3)投薬機を使う
棒の先端に薬を挟み、口の中に落とす動物用の投薬機(ピルガン等)があります。噛み付いてきて危険な猫の投薬を安全に行えます。上手く使えば口の奥に薬を置いてくることができます。操作にコツがいるのと、咬みちぎられる欠片を誤飲するリスクがあるのが欠点です。
○まとめ
猫の投薬は奥が深いです。中には獣医師であっても、投薬不可能な猫もいます。猫と飼い主さんが怪我をすることもありますので、あまり抵抗する猫には無理に薬を飲ませることはやめましょう。薬は猫を治すためのもの、投薬ストレスで体調が悪化しては元も子もありません。
最初から誰もが上手くできるとは限りません。コツを掴んでお互いストレスを感じることなく短時間で投薬できるよう、色々と工夫してみましょう。
■著者プロフィール
山本宗伸
職業は獣医師。猫の病院「Syu Syu CAT Clinic」で副院長として診療にあたっています。医学的な部分はもちろん、それ以外の猫に関する疑問にもわかりやすくお答えします。猫にまつわる身近な謎を掘り下げる猫ブログ「nekopedia」も時々更新。
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