短期集中連載「Windows 10」テクニカルプレビューを試す(第2回) - 遂に復活した純正スタートメニュー
もちろんWindows XP以前のクラシックメニューには至らないものの、シンプルさを目指すユーザーには選択肢が広がったと言えるだろう。
個人的な意見だが、<All Apps>にWindowsストアアプリが延々と並んでいるのは少々使いにくく感じた。現時点で列挙する内容をどこで管理しているのか確認できず、「%ProgramData%\Microsoft\Windows\Start Menu\Programs」フォルダーや「%APPDATA%\Microsoft\Windows\Start Menu\Programs」フォルダーには見つからない。もっとも検索チャームのように検索ボックスを用いてデスクトップアプリ/Windowsストアアプリを参照する場合、さほどこだわる必要はないだろう。
○スタートメニューを補助する検索ボックス
その検索ボックスについても注目する。新しいスタートメニューの検索ボックスからは、Windows 7の検索ボックスやWindows 8/8.1の検索チャームと同じく、ローカルリソース(ファイルや設定など)と、Bingを用いたWebコンテンツの検索が可能だ。
スタートメニューを開いた状態で[半角/全角]キーを押しても入力方式が切り替わらないものの、仮想キーボードであるタッチキーボードなどを用いると日本語による検索も実行できる。