2014年10月4日 09:00
プロ棋士を目指す子供たちの熱き戦い「J:COM杯 3月のライオン 子ども将棋大会」全国で勝ち上がった16名が激突
●縁台将棋を楽しんでいる大人ではまず勝てないレベル
8月23日、東京の将棋会館で「第3回 J:COM杯 3月のライオン 子ども将棋大会」の全国大会が行われた。大会は7月20日に行われた仙台大会を皮切りに、全国7都市で地区大会が開催され、成績優秀者16人が将棋会館に集結し将棋の腕を競う。
この大会は、その名のとおり羽海野チカ氏の描いた大ヒット将棋漫画『3月のライオン』(白泉社=大会協力)とコラボレーションした大会で、主催はケーブルテレビ局のジュピターテレコムと、番組制作会社の囲碁・将棋チャンネル。大会の模様は10月4日20:00~21:38まで囲碁・将棋チャンネルで放送。また、J:COMテレビでも10月13日17:00~18:45に放送される。共催は日本将棋連盟で、全国大会および各地区大会には審判長や指導者として多数のプロ棋士が参加。子供たちへの指導対局などを行い、将棋の普及に努めている。
○プロを目指す子どもたちの熱い戦い
出場者は全国の小・中学生たちだ。
だが、子供だからといって、なめてはいけない。全国大会の上位者ともなると、段位で言えば四段、五段クラス。これは縁台将棋を楽しんでいる大人ではまず勝てないレベルで、大人向けの大会に出ても、ときに県の代表になるほどの実力を持っている。