2014年10月8日 15:32
アドビが提唱する、モバイルとデスクトップを連携させたワークフローの実現 -「Adobe MAX 2014」初日基調講演
という機能が登場した。これはPhotoshopを利用したWeb制作のワークフローを改善するものである。
具体的には、Photoshopで作成したWebのデザインから画像のアセットを切り出す作業に対して、レイヤーやレイヤーグループごとに最適なアセットを自動で書き出すことができるようになった。また、Dreamweaver側ではCreative Cloud上のPSDファイルを開いて指定したレイヤーのCSS表現を見ることができるようになった。これによって、Photoshopを使うデザイナーとDreamweaverを使うデベロッパーが、お互いにCreative Cloud上でPSDファイルを共有して作業を行うことが可能になる。
デザイナーとデベロッパーの意思疎通の不足は、Web開発の現場では深刻な問題だった。Creative Cloud Extractを使えば、両者が同じ情報をそれぞれが望む形で扱えるようになるため、よりスムーズな開発を実現できるとのことである。
○タッチ操作に最適化されたUIの提供
デスクトップアプリケーションにおけるもう一つの興味深い試みとしては、タッチデバイスへの対応が挙げられる。