くらし情報『今シーズンのプロ野球助っ人の「費用対効果」を考える』

今シーズンのプロ野球助っ人の「費用対効果」を考える

エルドレッド(広島)

年俸5,000万円ながらも37本塁打、104打点をマークしたエルドレッドも該当する。打撃が荒くてシーズン終盤には不振による2軍落ちの屈辱を味わったが、ツボにはまったときの打撃はすさまじく、カープの3位に貢献した。

○年俸2,000万円台でも活躍したヒース、マエストリ

続いて「優良助っ人」に値する選手たちを紹介しよう。

モスコーソ(DeNA)

DeNAのモスコーソは外国人枠の関係で、シーズン当初は1軍と2軍を行ったり来たりしたが、規定投球回数に到達し、防御率3.39はリーグ10位。打線との巡り合わせで9勝に終わったが、中畑清監督やチームからの評価は高く、8,500万円から年俸は上がり、来季から複数年の契約に至りそうだ。

ヒース(広島)

年俸2,290万円で後半戦から広島に加入したヒースは、7試合に登板して3勝0敗、防御率2.38と好成績を収め、シーズン終盤の救世主となった。

マエストリ(オリックス)

年俸わずか2,000万円ながら、33試合に登板して防御率1.97の好成績を挙げているオリックスのマエストリも選出したい。先発が早めに崩れた試合では、ロングリリーフもできるなど、使い勝手の良い投手だ。

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