くらし情報『今シーズンのプロ野球助っ人の「費用対効果」を考える』

今シーズンのプロ野球助っ人の「費用対効果」を考える

今季は登板機会がないまま退団となった。

ユーキリス(楽天)

メジャー通算150発で、2008年にはシーズン29本塁打をマークした「大物助っ人」として期待がかかったユーキリス。契約金と合わせた年俸は3億円とされているが、左足のケガの検査ということで5月に米国へ帰国。早々と戦線離脱し、以後の試合に出場することなくシーズンを終えた。21試合で2割1分5厘、1本塁打、11打点と、寂しい結果に終わっている。

選手のチームへの貢献度を考える際、プロ野球ファン一人ひとりにさまざまな意見があることは間違いない。ただ、今季の年俸が5,000万円以下ながらもタイトルを獲得したエルドレッドとメヒアが、今シーズン最も「費用対効果」が良かった選手と考えてもいいのではないだろうか。

日本の野球にフィットするか否か、ふたを開けてみないとわからないことが多い外国人選手。
ソフトバンクや阪神、広島のように「超優良助っ人」を抱えていたチームはCSに進みやすい傾向があるのかもしれない。そう考えると、12球団にとって助っ人たちは、あらためて貴重な戦力であると言えそうだ。(年俸は推定)

週刊野球太郎

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