くらし情報『今シーズンのプロ野球助っ人の「費用対効果」を考える』

今シーズンのプロ野球助っ人の「費用対効果」を考える

○パッとしなかった西武の2投手

ここからは、高年俸の割にはそれほど活躍できなかった外国人選手たちだ。

レイノルズとボウデン(共に西武)

西武の新外国人投手のレイノルズとボウデンは、ともに年俸8,000万円ながら、ボウデンは主にリリーフとして36試合に登板し防御率4.50、レイノルズは先発として12試合に登板し防御率5.46とパッとした成績を残せなかった。

メンドーサ(日本ハム)

年俸1億円の日本ハムのメンドーサも思うように勝ち星が伸びず、7勝13敗、防御率3.89の成績に終わった。先発して6回以上投げて自責点3以内に抑えた時に記録される「クオリティ・スタート」(QS)を達成した割合は65%とまずまずの成績で、CS時の起用法に注目したい。

○3億円で打率2割1分5厘、1本塁打のユーキリス

最後は期待を大きく裏切る成績しか残せなかった「残念助っ人」の外国人投手たちを紹介しよう。ブラックリー(楽天)

1年契約、総額2億円で楽天に入団するも、3試合に先発したのみ。成績も1勝2敗、防御率5.54と期待はずれに終わった。

グライシンガー(ロッテ)

8,500万円の年俸ながら開幕前に右肩痛を発症。

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