Windows 8.1ミニTips (69) 意外と便利な「ファイル履歴」 - バックアップの除外フォルダーと実行間隔
少し脱線するが、Windows 7まではファイルやフォルダーのプロパティダイアログに「以前のバージョン」タブが用意されていた。これはバックアップ時や復元ポイント作成時に作成したスナップショットを用いて、以前の状態からファイル/フォルダーを復元する機能だ。Windows 7を使っていた、または今も使っているなら、お世話になったことのある方も少なくないだろう。
Windows 8 / 8.1は、ファイルやフォルダーのプロパティダイアログから「以前のバージョン」タブを取り外した。しかし、先ごろ公開された「Windows 10テクニカルプレビュー」では、「Previous Versions(以前のバージョン)」タブが復活している。もっとも、復元ポイントを作成しても、またはファイル履歴によるバックアップを作成しても、ダイアログの内容は更新されない。たまたまコードが含まれたのか、正式版で機能を復活するつもりなのか定かではない。
○バックアップ実行間隔を指定する
さて、ファイル履歴によるバックアップ実行間隔は「1時間」を既定値としている。
「詳細設定」から開く設定項目からは、最小10分から1日1回まで変更できるが、通常であれば初期状態で問題ない。