Windows 8.1ミニTips (70) 意外と便利な「ファイル履歴」 - バックアップの保持期間と削除
バックアップデータの保存期間を1カ月に制限しても、だ。
バックアップデータの保存期間は「詳細設定」の「保存されたバージョンを保持する期間」で設定する。最短1カ月から無期限、もしくは「保存容量が足りなくなるまで」、保存期間を選択できる。
気になるのは、どれが適切な設定値なのかという点だろう。こちらも使用スタイルで異なり、他のバックアップツールを併用している場合は1カ月でも構わない。バックアップは「ファイル履歴」機能だけで済ませるという場合は、ファイル履歴専用のストレージを用意し、「無期限」や「領域が足りなくなるまで」を選択すると安全性が増すだろう。
○古いバックアップデータをクリアする
バックアップデータの保存容量が大きくなりすぎた場合、一時的に削除する機能も用意されている。こちらを使えば、1/3/6/9/12/24カ月以前、もしくは最新以外の全バックアップデータを削除することも可能だ。
当初はバックアップ保持期間を「無期限」にし、バックアップ専用ストレージの空き容量を見据えながら、空き容量が足りなくなったらクリーンアップ機能でバックアップデータを削除する……。この方法を使うことで、使用中のストレージ容量に対して適切なバックアップデータの保持期間を見いだせるはずだ。