2014年10月19日 00:00
Windows 8.1ミニTips (70) 意外と便利な「ファイル履歴」 - バックアップの保持期間と削除
従来のWinodwsはローカルデバイス全体を対象にしたフルバックアップが基本だったが、Windows 8以降はシステムファイルを初期状態にする「PCのリフレッシュ」などが加わり、フルバックアップの必要性が低下した。PCを利用する上でバックアップは不可欠だが、その際に役立つのが「ファイル履歴」だ。今回で一区切り、最後にバックアップデータの保持期間と削除方法について紹介しよう。
「Windows 8.1ミニTips 第17回」より、2014年4月9日にリリースされたWindows 8.1 Updateを適用した環境を対象としています。
○バックアップの保持期間はどれが適切か?
ファイル履歴のバックアップデータ保持期間は、「無期限」を既定値としている。誤って破損や削除したファイルを、時をさかのぼって復元するというコンセプトを踏まえれば、間違いではない。だが、バックアップ先となるストレージの容量は有限だ。
バックアップ元(ドキュメントフォルダーやデスクトップなど)によって必要な容量は異なるものの、筆者が普段から使っているPCのバックアップデータは、283GB、約17万ファイルと約5千のフォルダーが含まれている。