YOSHIKI、コロナ後のエンタメ業界を語る「最悪の事態も想定しておくべき」
さらに換気システムを整えようとしたら、設備投資もしなくてはならない」と厳しい状況に立たされていることを伝え、「最悪の事態も想定しておくべきでは」と意見。
「僕らが今後もミュージシャンとして生計を立てていくのであれば、プランA、プランB、プランC……と、さまざまなプランを持っておかなければいけない。今までのようには戻らないといった想定をして動く必要がある」と、自身の活動についても俯瞰的な考えを明らかにした。
また、フランスのモード誌『Numero』や日本経済新聞に記事を掲載されたことをきっかけに、芸術とビジネスの関係性について考えたというYOSHIKIは、「僕は、たとえビジネスとして成り立たなくなったとしても音楽を続けるだろう。すべての芸術がビジネスとして成り立つ必要はないと思う。僕は自分の音楽で人を支えたい。また、もし音楽を続けられるのであれば、自分の作った作品の感想を聞いてから死にたい」と真摯に語った。
さらに父やメンバーなど、身近な人たちを亡くしていることに触れ、「僕は、死から逆算して考えるタイプで、ある種、破滅志向がある。
残された時間で何をすべきか。あと何曲の作品を世に出せるかを常に考えている。