X JAPAN/THE LAST ROCKSTARSのリーダー・YOSHIKIが5日、都内で記者会見を行い、自身がデザインを手がけるファッションブランド「MAISON YOSHIKI Paris」の展望を語った。会見後には、報道陣の取材会にも参加し、記者からの質問に答えた。YOSHIKIはあすパリへ渡るそうで、忙しさについて聞かれると「去年はクラシックコンサートをやったり、メンバーの死があったり、紅白に出たりと大変だった。去年に比べて今は全然。今年は“普通に忙しい”」と語る。この日はファッションブランドの活動に関する会見となったが、「音楽ももちろんやっていきます」と言い、「実は来月野球のドジャースタジアムでピアノを弾くことになりまして」と報告。「4月16日にアメリカの国家を弾きます」と明かし、チャイニーズシアターに自身の手形・足形を刻印したことをきっかけにオファーが届いたと振り返った。ロサンゼルスといえば、現在は大谷翔平選手の話題が連日報道されているが、「まだお会いしたことはないんですけど、すごいですよね。あれだけ実力でポジティブな話題を提供してくださる」と絶賛。結婚についても「おめでとうございます」と祝福しつつ、記者から自身の結婚観を問われると「そういう話に行くの!?」と笑い、「去年みたいなペースで働いていると出会う機会はないので、まずはちょっと仕事をセーブしないと…ですね」と笑顔を見せた。野球自体は「以前始球式のようなものをやらせていただいたとき以来見られていないので、観戦できるといいな…(笑)」と期待を寄せた。「MAISON YOSHIKI Paris」は、今年2月20日からイタリア・ミラノで開催された『ミラノファッションウィーク2024/2025年秋冬』初日で公式デビュー。この日の会見では、同コレクション時のフル映像が初披露された。YOSHIKIは「ミラノという最大の舞台で自分のブランドをデビューさせられて感無量」としみじみ。「今後もヨーロッパを中心に展開していく」と展望を伝え、「次のコレクションももう予定している。次は秋に行われる“春夏”に向けて動いています」と明かした。
2024年03月05日X JAPAN/THE LAST ROCKSTARSのリーダー・YOSHIKIが5日、都内で記者会見を行い、自身がデザインを手がけるファッションブランド「MAISON YOSHIKI Paris」の展望を語った。「MAISON YOSHIKI Paris」は、今年2月20日からイタリア・ミラノで開催された『ミラノファッションウィーク2024/2025年秋冬』初日で公式デビュー。この日の会見では、同コレクション時のフル映像が初披露された。YOSHIKIは「ミラノという最大の舞台で自分のブランドをデビューさせられて感無量」としみじみ。ブランドの構想は「10年前くらいからあった」と言うが、「形になったのは2019年」と回顧。伝統と革新の融合をテーマに発表したブランド『YOSHIKIMONO』で2019年10月開催の『Rakuten Fashion Week TOKYO 2020 S/S』のオープニングを飾った際に、「今のチームのメインの人たちが来ていたので、動きとしてはそこから始まっていた」と振り返った。同ブランドのコンセプトは「ジェンダーレス、サステナブル、アップサイクル、そしてエッジが効いていること」とし、「今後もヨーロッパを中心に展開していく。『YOSHIKIMONO』も次第にその中に入っていくような位置づけになるんじゃないか」と展望を伝えた。「ミュージシャンとしてデビューさせていただいて、去年は映画(『YOSHIKI:UNDER THE SKY』)も撮らせていただいて。自分の持っている美をさまざまな形で表現してきた」と振り返るYOSHIKI。「なにをやりたいんだと思われるかもしれません」と世間の声にも耳を傾けるが、「僕はもともとXとして“ビジュアルショック”(サイケデリック・バイオレンス・クライム・オブ・ビジュアルショック)という見せ方をやってきました。そこからすると自然な流れでここに来ていると思っています」と持論を語った。さらに同ブランドでは「次のコレクションももう予定している。次は秋に行われる“春夏”に向けて動いています」とし、「明日またパリに行くんですが、そのコレクションの打ち合わせです」と告白。そして「音楽、映画、ファッション…みなさんのおかげで自分の夢を1つひとつ叶えられている。ファンのみなさんがいなければ成し遂げられていない」と感謝した。最後に「音楽業界もドラマティックに変わるときが来ていると思う」と切り出し、「今年のはじめにAIがエンターテイメントに与える影響についてもインタビューで語らせてもらったが、これだけAIが氾濫してきて、どこまでがAIでどこまでが生身の人間なのかの区別がつかなくなってきている。それは映画もファッションも同じ。だからこそ、きっとアーティストとしてライフスタイルをブランド化して、ファンのみなさんと共有していく時代に向かっていくんだろうと思う」と予想。「今はどこへ向かっているのかわからないという人も多いと思いますが、3年後に『そういうことだったのか』とわかってもらえるんじゃないか」と未来を見据えた。
2024年03月05日新年の幕開けとともに、石川県能登半島を震源として発生した、令和6年能登半島地震。2024年1月1日とあり、その地域で暮らす人々だけでなく、帰省や旅行で石川県を訪れていた人たちも災害に巻き込まれました。同月4日現在、石川県全体の死者が82人になったことが報じられています。YOSHIKI、日本赤十字社に1千万円を寄付大地震の発生から3日が経過した同日、ミュージシャンのYOSHIKIさんが、自身が運営する米国非営利公益法人『YOSHIKI FOUNDATION AMERICA』を通じて、日本赤十字社に寄付したことが分かりました。YOSHIKIさんは今回、被災地を支援するべく、1千万円を寄付。経緯を次のようにつづっています。YOSHIKIコメント「年末にテレビ番組の出演がいくつかあったため日本に戻ってきていたのですが、報道を通じて地震の被害を目の当たりにしました。被災地で大変な思いをされている多くの方々の気持ちを思うと、とてもつらいです。いま自分にできることは何かと考え、寄付をさせていただきました。毎回支援を発表しているのは、少しでも支援の輪が広がってくれればと思っているからです。被災地の皆さんが一日でも早く元の生活に戻れることを心から願っています」2011年に発生した東日本大震災の際は、継続的な支援を実施したYOSHIKIさん。地震や台風の被害が出た際は、今回と同額の寄付金を納めるなど、幾度にも渡り支援を行っていたそうです。報道で被害を知って心を痛めたというYOSHIKIさんは、「被災地のみなさんが1日でも早く元の生活に戻れることを心から願っています」とつづりました。被災者を想うYOSHIKIさんの行動に、勇気をもらった人は多いようです。・今回の震災に限らず、いつも率先して当事者に寄り添うYOSHIKIさんの姿勢は本当に尊敬します。・心強い支援。本当にありがとうございます。・YOSHIKIさんの行動に、勇気付けられました。感謝。YOSHIKIさんのような支援を経て、被災された人たちの傷付いた心が少しずつでも癒えることを祈るばかりです。[文・構成/grape編集部]
2024年01月04日どの世界にも『レジェンド』といえるプロフェッショナルは存在します。仕事への姿勢が真摯であったり、クオリティの高いものを生み出していたり、世間に大きな影響を与えたりと、自らの才能を最大限に発揮する人こそ、その称号がふさわしいといえるでしょう。そして、『レジェンド』の背中を見て、同じ志を持つ人たちが成長していくのです。ディーン・フジオカ、『レジェンド』との豪華なツーショット写真公開2023年12月3日、歌手や俳優としてマルチに活動する、ディーン・フジオカさんがInstagramに投稿したのは、ある人物とのツーショット写真。フジオカさんは、これまで大きな影響を受けてきた、音楽界の『レジェンド』といえる人と顔を合わせたといいます。『レジェンド』と称える人物…それは、誰もが知るあのアーティストでした! この投稿をInstagramで見る Dean Fujioka Tatsuo(@tfjok)がシェアした投稿 フジオカさんの隣にいるのは、『X JAPAN』のリーダーである、ミュージシャンのYOSHIKIさん!丁寧に指し示すかのように添えられた、フジオカさんの手のひらからは、YOSHIKIさんに対する尊敬の念が伝わってきます。YOSHIKIさんは『X JAPAN』として日本の音楽界に貢献するほか、海外でも活躍しているため、日本を代表するミュージシャンの1人といえるでしょう。また、災害が起こった際は多額の寄付を行い、ボランティア活動も実施。新型コロナウイルス感染症が流行し始めた際には、医療従事者のために私財を寄付し、紺綬褒章(こんじゅほうしょう)を授与されました。ミュージシャンとしてだけでなく、1人の人間としての行動も含めて、YOSHIKIさんを尊敬していることを明かした、フジオカさん。素敵なツーショット写真に、多くの人からコメントと『いいね』が寄せられています。・大好きな人のツーショット写真に震えた。素敵すぎる。・なんて豪華な写真!永久保存ものですね。・フジオカさんの活動からは、YOSHIKIさんの精神に似たものを感じていました。今後も楽しみです!フジオカさんも、自身の描いた絵本を子供向けの施設に寄贈するなど、慈善活動を行う1人。きっとその背中を見て、感銘を受ける人が増えることで、『優しさの輪』が世界に広がっていくのでしょう。[文・構成/grape編集部]
2023年12月06日X JAPANのYOSHIKIが28日、東京ドームで開催されたK-POP授賞式「2023 MAMA AWARDS」レッドカーペットに登場した。11月28日・29日の2日間開催される「2023 MAMA AWARDS」の初日のレッドカーペットに登場したYOSHIKI。ラメが施された衣装でオーラを放ちながらフォトセッションに応じた。その後のトークでは、「招待していただいて感謝しています」と述べ、出演を決めた理由を聞かれると「とても韓国の文化が好きで、K-POPが大好きなので今日は来ています」と語った。CJ ENM主催の「MAMA AWARDS」は、1999年にMnetの「映像音楽大賞」としてスタートし、2009年に「MAMA」(Mnet ASIAN MUSIC AWARDS)に改称。2022年にはアジアを越えたグローバル音楽授賞式として「MAMA AWARDS」にリブランディングし、歴代最大スケールを更新した。
2023年11月28日亡くなっていたことが2023年11月7日に報じられ、多くの人にショックを与えた、ロックバンド『X JAPAN』のベーシストである、HEATH(ひーす)さん。HEATHさんはがんを患っており、同年10月29日に、55歳の若さで亡くなっていたのだとか。『X JAPAN』のリーダーであるミュージシャンのYOSHIKIさんは、HEATHさんの遺族とともに、今後について相談していることをファンに向けて報告していました。HEATHさんの献花式に対する『YOSHIKIの申し出』に感謝の声同年11月20日、株式会社ウドー音楽事務所は『HEATH お別れ会-献花式HEATH Farewell & Flower Offering Ceremony』の実施をウェブサイトで発表。同月28日に、東京都渋谷区にあるライブハウス『Spotify O-EAST』にて、ファンや友人、バンド仲間、関係者らに向けた、HEATHさんの献花式を開催するといいます。参加は事前申し込み制であるものの、献花付きの入場券は無料。このファン想いな対応には、理由がありました。同社によると、「リーダーであるYOSHIKIに一任したい」という生前のHEATHさんからの言葉を受け、YOSHIKIさんは遺族へ「献花式にかかるすべての費用を負担させていただきたい」と申し出たのだとか。YOSHIKIさんの厚意によって、こうして参加費無料で献花式を執り行うことになったといいます。『X JAPAN』ファン以外からも称賛の声HEATHさんが亡くなった際、出席を予定していた栄誉賞授賞式『37th "Award of Honor" Gala』の参加を急きょキャンセルし、喪服で駆け付けたYOSHIKIさん。また、自身のSNSアカウントでコメントを掲載し、HEATHさんとの思い出を語るなど、大切な仲間への想いを明かしていました。今回の申し出も、HEATHさんとの強い絆あってのものでしょう。YOSHIKIさんの厚意に、多くの人から称賛と感謝の声が上がっています。・こういうところが、YOSHIKIさんのかっこいいところ。人として尊敬します。・メンバーのためにこんなにも助力して、リーダーの鑑ですね。この人がリーダーだから『X JAPAN』が大好き。・YOSHIKIさんの厚意を受け止め、献花会に参加させていただきますね。本当にありがとうございます。YOSHIKIさんからの愛と感謝が詰まった、HEATHさんの献花式。きっと当日は、多くの人がHEATHさんに別れと感謝を告げに来ることでしょう。[文・構成/grape編集部]
2023年11月21日2023年11月11日、ロックバンド『X JAPAN』がウェブサイトを更新。同年10月29日に、ベーシストである、HEATH(ひーす)さんが亡くなったことを正式に発表しました。HEATHさん逝去に「あまりの悲しみで身も心もボロボロ」ウェブサイトによると、HEATHさんは同年6月に受けた病院での検査で、大腸がんが発見され、闘病生活を送っていたとのこと。同年10月に入ってから容体が急変し、入院先の病院で息を引き取ったそうです。葬儀については、近親者のみで執り行う予定。なお、後日ファンに向けたお別れの会を開催する予定で、詳細は改めて伝えられるといいます。また、HEATHさんのウェブサイトでは、『X JAPAN』のメンバーによるコメントが公開されました。バンドのリーダーである、YOSHIKIさんは突然の別れにまだ気持ちの整理がついていないとのこと。HEATHさんとの出会いや思い出を振り返る中、現在の率直な想いもつづっています。YOSHIKIとしては、あまりの悲しみで身も心もボロボロで今は言葉が上手くまとまりません。今立ち止まったら、これ以上歩けなくなる気がしてひたすらに、怒涛のスケジュールをこなしています。ただ、バンドのリーダーとしては、最後に果たさなくてはいけない責任が残っています。「しんみりしないでください。明るく楽しく見送っていただきたい」「メモリアルコンサートをYOSHIKIさんにやっていただきたい」これは、ご遺族より預かったHEATHからの言葉の一部です。これから親族の方たちと話し合い、HEATHの願いを実現させるしかないと思っています。そして、それを実現させるには、戦わなくてはならないことがいくつかあります。HEATHへの想いは、語ればきりがないです。感謝してもしきれません。心の整理ができたときに、改めて伝えたいと思います。HEATH、今までありがとう。そして、安らかに眠ってね。またいつか、一緒に音楽を奏でようね。HEATHーより引用ToshlさんやPATAさん、SUGIZOさんも、大切なメンバーとの別れに心を痛めている様子。気持ちの整理がつかない中でも、HEATHさんに向け「心からありがとう」と感謝をつづっていました。ファンにとっては、『X JAPAN』のメンバーが、どれだけ深い悲しみに包まれたかは想像に難くないはず。コメントを読んだファンたちは、さまざまな想いをSNSでつづっています。・ずっと受け入れられなかったけれど、メンバーの正式なコメントを読んで、ようやく受け止めることができそうです。ありがとうございます。・あまりに急なことで、気持ちの整理がつかないのは当たり前。そんな中、正式に発表してくれて感謝です。・メンバーが亡くなられるのは、身を切られるほどつらいはず。今は、あまり無理をしないでほしい。HEATHさんが亡くなった後、『X JAPAN』のメンバーは全員、最期の別れを直接できたといいます。時間はかかるかもしれませんが、HEATHさんの「明るく楽しく見送っていただきたい」という想いを叶えるため、メンバーはこれからゆっくりと前を向いて歩んでいくのかもしれません。[文・構成/grape編集部]
2023年11月11日2023年11月7日、ロックバンド『X JAPAN』のベーシストである、HEATH(ひーす)さんの逝去が、一部週刊誌で報じられました。報道によると、HEATHさんはがんを患っており、同年10月末に55歳で亡くなっていたといいます。日本を代表するバンドの1つであり、海外でも活動を行っている『X JAPAN』。HEATHさんの訃報に、多くの人から悲しむ声が上がりました。HEATHさん逝去報道を受け、YOSHIKIがコメントHEATHさんの逝去が報じられた翌日の同年11月8日、『X JAPAN』のリーダーであるミュージシャンのYOSHIKIさんは、X(Twitter)を更新。現在、アメリカのニューヨークに滞在しており、HEATHさんの親族と今後について相談していることを報告しました。YOSHIKIさんは、HEATHさんの逝去にショックを受けているファンに向けて、取り急ぎ「時間をください。後に自分の気持ちを伝えます」とメッセージを送っています。今、自分はNYにいます。親族の意思とは別に、メンバーのことが一部、報道が出てしまったようです。親族の方々と順を追って、これまでのこと、これからのこと、を話し合っているところです。少し時間をください。自分の気持ちは、それを終えたのちに話します。 #YOSHIKI #XJAPAN #HEATH — Yoshiki (@YoshikiOfficial) November 8, 2023 同月3日にInstagramで、「身内に不幸があった」というコメントとともに、喪服姿の写真を投稿していた、YOSHIKIさん。HEATHさんの名前は出ていなかったものの、今回、週刊誌の報道をきっかけに情報が広まったようです。大切な人が突然亡くなった時は、現実を受け入れたり、今後について考えたりできないもの。きっとYOSHIKIさんやご遺族も、まだ気持ちの整理ができていない状況なのでしょう。YOSHIKIさんのファンに対する呼びかけに、多くの人から励ます声が寄せられました。・YOSHIKIさん、今はゆっくりと休んでください。私たちはいつまでも待ちます。・大切なメンバーが先だったつらさを、お察しします。心労で身体を壊さないでくださいね。・逝去を知ってショックを受けていたけれど、よっちゃんのメッセージで落ち着きました。ありがとう。HEATHさんの急逝に強いショックを受けている人は少なくありません。それでも多くのファンが、詳細の発表よりも、YOSHIKIさんやご遺族の気持ちを優先しているのは、『X JAPAN』への愛ゆえといえるでしょう。[文・構成/grape編集部]
2023年11月08日コロナ禍中、YOSHIKIの呼びかけで始まった全世界プロジェクトの奇跡とライブを追った音楽ドキュメンタリー映画『YOSHIKI:UNDER THE SKY』が世界に先駆け、日本の映画館で9月8日(金) より全国公開されている。『YOSHIKI:UNDER THE SKY』は世界各国で、コロナ禍中、アーティストたちが思うように音楽活動ができず、ファンとの交流もできない状況の中で「どんな困難も乗り越えていけるというメッセージを全世界に届けよう」というYOSHIKI の呼びかけから始まり、HYDE(日本)、SUGIZO(日本)、SixTONES(日本)、ザ・チェインスモーカーズ(アメリカ)、セイント・ヴィンセント(アメリカ)、ニコール・シャージンガー(アメリカ)、ジェーン・チャン(中国)、リンジー・スターリング(アメリカ)、スコーピオンズ(ドイツ)、サラ・ブライトマン(イギリス)など、時代の最先端を行く総勢10の世界的な著名アーティストらが参加している。プロジェクト中の苦難の軌跡と、舞台裏で語られるアーティストたちの想いを迫力のライブ映像とともに体感することができる本作の中で、YOSHIKIが繰り返し語る「音楽と仲間のこと」や「困難に立ち向かいながら生きること」、そして「ファンへの想い」に迫った。音楽をやっているからファンのみんなが支えてくれている。――映画を拝見し、YOSHIKIさんやプロジェクトに参加されたアーティストの方々の音楽を通して懸命に生きる姿勢を見せていただき、涙が止まりませんでした。特にファンに対する想いに繰り返し触れられていたのが印象的だったのですが、YOSHIKIさんにとって改めて、ファンとはどんな存在なのでしょうか?僕はいつどうなってもおかしくないような人生を生きてきているのですが、その節目節目でファンのみなさんが支えてくれていました。ファンの存在なしには自分は存在していないということを常に思うので、そういった言葉が自然と映画の中にも表れたんだろうなと思います。――ファンの存在を身近に感じられる時というのはどういった時ですか? ひとつはやはりライブだと思いますが…。ライブはもちろんなんですが、今はSNSでも身近に感じることができています。去年、僕は母を亡くしたんですが、そのときに引きこもってしまって、SNSで「つらい」とつぶやいたら、何十万件もファンの方からメッセージをいただいて、とても支えていただきました。「ああ、ファンの方ってこんなに温かいんだ」と思いました。――映画を拝見して感じたのですが、X JAPANの活動初期の90年代からずっと、YOSHIKIさんは音楽への情熱が全く変わらず、年々そのパワーを増しているように感じられました。一方で、大きな成功をおさめたあと、あまり活動しなくなってしまうアーティストの方や、仕事で成功するとその情熱が弱まってしまう方もいらっしゃるかと思います。YOSHIKIさんが音楽に傾けるパワーを失わない理由、原動力はどこからきているのでしょうか。まず、自分は成功したとは思っていないんです。ハリウッドのど真ん中にいると、世界中からすごいアーティストの方が集まってきます。その中で自分ってまだまだだなと思う瞬間の連続なんです。まだ成功した感覚は全然なくて、まだまだやらなきゃいけないことがたくさんあるんじゃないか、と思っています。仮に僕が今後、自分がイメージする成功を成し遂げたとして、でも成功したからといってなんなんだろう? それに音楽をやっていることによって自分はここまで生きてこれて、音楽をやっているからファンのみんなも僕を支えてくれるんですよね。だけどもしそこをやめてしまったら、自分って生きている意味がなくなっちゃうのかなとか、そういった気持ちもありますね。音楽は僕の心臓のようなもの。――今お話を伺っていて、これほどたくさんの偉業を成し遂げていながら、まだやりきっていない、という想いを持っていらっしゃることに驚きました。そうですね、本当にやりきったと思うときは、死ぬときなのかな。と思ったりもしますね。音楽が人生そのものでないと生きていられないんだと思います。――音楽=人生、というお話と少し重なる質問にはなるのですが、作中にも出演されているHYDEさんが以前、「自分にとって音楽は宿命のようなもの」とおっしゃっていたのがとても印象に残っているのですが、YOSHIKIさんにとって、音楽とは一言で表すと何になりますか?HYDEの言うことにかなり近いと思います。音楽は僕の心臓のようなものですよね。それがないと血も循環しないといったような。HYDEとは今「THE LAST ROCKSTARS」というバンドを一緒にやっていますが、映画にはまだそのバンドを結成する以前の映像がいろいろ入っています。HYDEにこの映画に出演してもらったことが「THE LAST ROCKSTARS」を始めるきっかけにもなっています。――映画出演をきっかけにいろいろお話されたことで、またやりたいことが生まれたんですね。そうですね、コラボレーションしていく中で一緒にやっていきたいという確信が生まれました。HIDE、母…旅立ってしまった人たちのことを考えながら生きています。――HIDEさんが亡くなられたときの映像も映画の中に入っていて、HIDEさんへの想いも語られていましたが、YOSHIKIさんがHIDEさんを亡くされた悲しみから立ち直り、今まで、X JAPANやそのほかの音楽を続けてこられたのは、たくさんの音楽に関わる仲間がいらっしゃったからなのだなと映画を拝見して思いました。今、感じていらっしゃる、HIDEさんへの想いについても伺いたいです。まず、僕はHIDEの死から立ち直っていないと思っています。映画の中でもフラッシュバックを起こすシーンがあるんですけど、『YOSHIKI:UNDER THE SKY』というタイトルは僕らはまだ空の下で生きている、空の上、天に召されてはいない、という意味なんです。あのシーンは天国のHIDEと地上の僕らがつながるシーンとして入れています。あそこは僕のルーツでもあるので、編集作業をしていて、何回観ても涙が止まらなくなってしまいました。――劇中で「HIDEは心の中で生きていて、今も会話をしている」とおっしゃっていましたね。そういうことってあるんだなあと…。それはありますね。僕はX JAPANのリーダーですけど、いつもHIDEに「どう思う?」と聞いていて、話合いながらやっていたので、HIDEが旅立ったあとも「どう思う?」と尋ねています。それはもちろん心の中の会話なんだけど、長い間一緒にいたので、HIDEならこう答えるだろうなと考えながら、心の中のHIDEと会話をしています。決してチャネリングをしているわけではないですけど(笑)――HIDEさんのおっしゃるであろう答えが頭の中に浮かんでくるというか。そうですね。自分はX JAPANでもTHE LAST ROCKSTARSでも理想的なリーダーでもなんでもなくて、でもたぶん、何かを突破する力は持っていると思うんです。だけど、まわりにそういった音楽の仲間、メンバーがいるから、支えてもらって進んでいっているんですよね。そういう意味でもHIDEがいたことが、今でも僕を支えてくれているんだと思います。――「突破する力」と今おっしゃったこととつながりますが、劇中にあった「心の闇は存在するけれど、信じて諦めなければ夢にたどり着く」というお言葉がとても心に残っています。今、日本も世界も経済、情勢などが混沌として、夢や希望を持ちにくい時代になってしまったなと感じているのですが、そんな時代でも夢を持つために必要だと思われることをぜひ伺いたいです。今、不安を持っていない人というのは世界中で誰もいないと思うんですよね。映画の中でも「諦めない」という言葉が出てきますが、「諦める」っていつでもできることで、でもまだ僕たちは息をしている、生きているので、いろいろな可能性を持っています。生きている以上、前に向かうチャンスはあるので、どうせ生きているのだったら思いっきり生きるべきじゃないか、諦めることはいつでもできるんだと思っています。自分自身も不安や自信のなさの境目をいつも行き来しています。だけど、生きている以上、思いっきり生きるしかないんです。僕の母もそうですが、旅立ってしまった人たちのことを考えて生きるしかないんじゃないかなと。そういう意味で、僕はある種の強い信念を持っていると思います。この映画をこの時期に公開したことも、そんな思いをみんなに伝えたいからです。人は一人ではないから強くなれる。――生きることへの信念、それは一人ではたぶん持てなくて、人と支え合っているから持てるものなのかな?とお話を伺って感じました。コロナ禍を経て、人と関わることが苦手になってしまって、関係性が希薄になり、孤独を感じている方も多いかと思います。人とつながり、支え合って生きるために必要なことは何だと思われますか?コロナは今、なんとなくの終焉を迎えていますが、残ってしまったモヤモヤ感を僕らはどうやって乗り切ればいいんだろうというのがありますよね。映画の中でも「支え合う」というメッセージを出していますが、僕はチャリティーなどの活動もやっていて感じるのですが、結局人のことを救うことによって自分が救われるんだと思います。人って憎しみ合うものではなくて、愛を与え合うものじゃないかと。言葉にすると上手く言えないんですけど、映画を観ていただければ、映像、音楽、そしてその中で出てくる言葉からもっと感じてもらえると思います。自分も映画を制作する中で、確信していった部分があります。やはりそうなんだなと。人は一人では生きていけない。だけど助け合うことによって生きていける。今、戦争の問題もある中で、この映画はある種、ポジティブな気持ちになってもらえるひとつの作品になったと思っています。「人を救うことによって自分も救われる」これはとても実感しています。――確かに、映画を通して、「人とつながる、助け合う」ことの素晴らしさを見せていただいたなと感じたのですが、それは自分が強くないとできないことなのかな? 弱いままで人とつながるってどうしたらいいんだろう?とも思いました。そうですね、本当に強い人っていないんじゃないかなと思います。みんな強い自分を装って、強い自分を演じているんじゃないかと。自分もそうです。もちろん強い自分というのも、自分の中にはいます。たとえば今回の映画の中だと「HERO」という曲が出てきますけど、ヒーローというのは自分の中にいるんだけれど、人とつながることによって、強い自分が出てくるというか、強調されるんだと思います。一人だと、弱い自分に強い自分が負けてしまうんじゃないかなと思います。――弱いままでもいいから、人とつながってみたら強くなれる、ということなのかもしれないですね。支え合うということは今回の映画のテーマでもあります。一見、音楽のコラボレーション映画のように感じると思うんですけど、実際に観ていただければ、人とのつながりの大切さを伝える映画になっていると思います。――では最後に、運命共同体であるX JAPANのファンの方々へメッセージをいただけますでしょうか。今回、映画監督をやらせていただきましたが、僕はバンドのリーダーですけど、理想的なリーダーではないから、みんなもいろいろ思うことはたくさんあると思うんだけれど、ひとつだけ言えるのは、どんな状況の中でも前に向かっています。決して全てが順調ではないんだけれど、前に向かう努力はしています。そして、X JAPANのファンでいてくれてる方って相当、ジェットコースターのような思いを今までもされてきたと思います。ですが、自分が頑張っていられる限りはXというものを動かしたいなと思っているし、努力はしていないわけじゃない、というのをみんな分かってくれると嬉しいなとも思っています。それでも悲しませてしまうときもあるし、一言で言ったら「ごめんね」になってしまうんですけど(笑) ごめんなさい!――YOSHIKIさんが映画を通して伝えてくださった「懸命に生きることで見えてくるものがあること」をぜひたくさんの方に感じていただきたいです。諦めることはいつでもできます。でも命を与えられたということはみんな、使命を持っていると思うので、みなさんに生きてほしいです。取材・文:藤坂美樹<作品情報>映画『YOSHIKI:UNDER THE SKY』公開中【監督】YOSHIKI【キャスト】YOSHIKIザ・チェインスモーカーズ セイント・ヴィンセント サラ・ブライトマン スコーピオンズHYDESUGIZO SixTONES ジェーン・チャン リンジー・スターリング ニコール・シャージンガー【配給】東宝映画公式サイト:(Twitter):: A LIST MEDIA ENTERTAINMENT, INC.【NEWS】YOSHIKIが、現地時間9月14日(木) にハリウッドを象徴するTCL チャイニーズ・シアター(アメリカ・ロサンゼルス)の祝典にて自身の手形・足形を刻むことがわかった。1927年に同劇場がこのハリウッドの伝統的な祝典を始めて以来約100年、日本人アーティストが選出されるのは初めての出来事となる。当日は、このイベントの為に、ハリウッドのメイン通りであるハリウッド・ブルバードが交通規制され、セレモニーの様子が一般客も観覧可能となる。2023年9月14日(木)10:30am〜11:30amセレモニー場所:TCL チャイニーズ・シアター6925 Hollywood Blvd., Hollywood, CA(日本時間では9月15日(金) 2時半~3時半)<公演情報>『YOSHIKI CLASSICAL 10th Anniversary World Tour with Orchestra 2023 ‘REQUIEM’(レクイエム)』東京ガーデンシアター(日本):10月7日(土)、8日(日)、9日(月・祝)ロンドン・ロイヤルアルバートホール(英国):10月13日(金)ロサンゼルス・ドルビーシアター(米国):10月20日(金)ニューヨーク・カーネギーホール(米国):10月28日(土)チケット情報:()公演概要(日本語):公演概要(英語):関連リンクYOSHIKI Official Site: Official Instagram: YouTube Channel: Official X(旧Twitter):
2023年09月14日ロックバンド『X JAPAN』のリーダーであり、多くの人の心をつかみ続けるミュージシャンのYOSHIKIさん。2023年8月4日から、東京都港区のホテルでディナーショー『EVENING / BREAKFAST with YOSHIKI 2023 in TOKYO JAPAN 世界一豪華なDINNER SHOW – 16 Shows –』を開催しています。『世界一豪華なディナーショー』と題しているだけあって、YOSHIKIさんが生演奏を披露するほか、トークショーやリクエストコーナーを実施するなど、見どころが盛りだくさんな同イベント。たくさんのファンに会えるこのイベントを楽しみにしていたYOSHIKIさんですが、悲しいトラブルが起こってしまったようです。YOSHIKI、ディナーショーでのファンの『マナー違反』に苦言同月6日の夜、開催3日目となる同イベントに出演したYOSHIKIさんが、SNSを更新。イベント内では、ファンサービスでYOSHIKIさんが客席をねり歩く演出があります。しかし、この日のイベントでちょっとしたトラブルが起こってしまったのだとか。なんと、参加していたファンがYOSHIKIさんの手を強くつかんだ模様。YOSHIKIさんは、絵文字を使ってやんわりと「手は強くつかまないでね」と注意をうながしました。客席を歩いている時に、少し怪我しちゃった。。手は強くつかまないでね。 #YOSHIKI #EveningWithYOSHIKI #XJAPAN #X #TheLastRockstars — Yoshiki (@YoshikiOfficial) August 6, 2023 長年、重度の腱鞘炎に苦しめられているという、YOSHIKIさん。腱鞘炎は多くの楽器演奏者が苦しめられている症状であり、YOSHIKIさんも右手首に強い痛みを感じながらミュージシャンとして活動を行っています。腱鞘炎が発症した状態では、少し強い負荷がかかっただけでも痛みが生じてしまうもの。きっとこの日も、手を強くつかまれたことで、苦痛を感じたのでしょう。あこがれのアーティストが目の前に来た時の喜びは、きっと多くの人が理解できるはず。ファンに悪気があったわけではなく、興奮してつい強くつかんでしまったのかもしれません。その気持ちが分かるからこそ、YOSHIKIさんは相手を強く責めるようなことはせず、こうしてやんわりと注意をしたのでしょうか。YOSHIKIさんの呼びかけはネット上で拡散され、手の調子を心配する声や、注意をうながす声が相次いでいます。・たとえ腱鞘炎を患っていなくても、他人の手は強くつかんじゃいけない。ほかの芸能人でも同じことがいえますね。・ファンなら腱鞘炎のことも知っていそうなのに。手を握りたい気持ちは分かるけれど、大好きな相手なら優しく接して。・優しい注意の仕方から、人柄が伝わってきた。YOSHIKIさんが悲しくなるようなことをしないで。アーティストが危険を冒してまで客席に降りてくれるのは、「ファンを喜ばせたい」という想いによるもの。こういったファンサービスは、双方に信頼感があるからこそ成り立っています。その気持ちを踏みにじらないように、ファン側も気を付けたいですね。[文・構成/grape編集部]
2023年08月07日映画『YOSHIKI:UNDER THE SKY』が、世界に先駆け9月8日(金) に日本公開されることが決定。併せて予告映像とキービジュアルが公開された。本作は、アメリカやヨーロッパ、中国、日本など、様々な国のアーティストをYOSHIKIがプロデュースし、彼自身がアレンジした楽曲で、それぞれのアーティストとコラボレーションする、その軌跡とライブを追った音楽ドキュメンタリー映画。世界が直面する様々な危機に際し、「どんな困難も乗り越えていけるというメッセージを全世界に届けよう」というYOSHIKIの呼びかけから始まった全世界プロジェクトだ。HYDE(日本)、SUGIZO(日本)、SixTONES(日本)、ザ・チェインスモーカーズ(アメリカ)、セイント・ヴィンセント(アメリカ)、ニコール・シャージンガー(アメリカ)、ジェーン・チャン(中国)、リンジー・スターリング(アメリカ)、スコーピオンズ(ドイツ)、サラ・ブライトマン(イギリス)といった総勢10アーティストが参加。また、名曲「ENDLESS RAIN」で世界中のファンが合唱するシーンは、圧巻かつ大きな感動を呼ぶ、本作のハイライトのひとつとなっている。公開された映像には、錚々たるアーティストたちとのコラボパフォーマンスの一部が収められており、映画本編への期待が高まる内容となっている。さらに、キービジュアルには、YOSHIKIが大空の下でピアノを奏でるという映画のワンシーンが用いられている。■YOSHIKI コメント当初この作品の制作について発表した時には、現在のようにみなさんと共に同じ場所に集い、音楽の喜びを分かち合うことができると思えませんでした。そして約3年という長い時間を費やしその環境が整った今、劇場公開版としてサウンドや内容など全てにおいてベストなものを作りあげることができました。日本からはHYDE、SUGIZO、SixTONESが、海外からはサラ・ブライトマンやザ・チェインスモーカーズなど総勢10組もの世界的アーティストが参加してくれています。ぜひ、この素晴らしいアーティストとの最高の音楽を、映画館で楽しんでください。映画『YOSHIKI:UNDER THE SKY』予告映像<作品情報>映画『YOSHIKI:UNDER THE SKY』9月8日(金) 公開公式サイト: A LIST MEDIA ENTERTAINMENT, INC.
2023年08月01日日本では食前に「いただきます」、食後に「ごちそうさまでした」というのがマナーとされています。これらの言葉は、食材となった生き物だけでなく、料理人や農家といった、料理が提供されるまでに関わった多くの存在に対して、感謝の気持ちを込めたもの。おいしい料理が食べられるのは、当たり前のことではありません。感謝の気持ちを忘れないために、私たちは「いただきます」と「ごちそうさま」の言葉を口にしているのです。YOSHIKI、『牛丼店でのごちそうさま』への偏見にズバリ反論2023年6月22日、ロックバンド『X JAPAN』のリーダーである、ミュージシャンのYOSHIKIさんがTwitterを更新。この日、アメリカ合衆国のロサンゼルスで仕事に励んでいたYOSHIKIさんは、ちょっとした合間にSNSを開いた際、このような投稿を目にしたのだそうです。「所得の低そうな人ほど、牛丼店で『ごちそうさま』といっている気がする」※写真はイメージ元の投稿は、一般人が行った2014年の書き込みですが、2023年になって再び話題になり、議論を巻き起こしている模様。マナーを守る人を見下すようにも受け取れる偏見に、ネットではさまざまな意見が上がりました。YOSHIKIさんも、この偏見に疑問を覚えた1人。自身も牛丼店で「ごちそうさま」というタイプであることを明かし、このように考えを述べました。自分も「#ごちそうさま」っていいます。そして 。。億、超えてます。牛丼チェーン店好きです。またいつか日本にいる時に行きたいです!@YoshikiOfficialーより引用実業家の『ひろゆき』こと西村博之さんが、この話題について「自分の所得は億を超えているけど、低いのかな?」と異論を唱えることに同調した、YOSHIKIさん。「所得の低そうな人ほど牛丼店で『ごちそうさま』をいう」という偏見を、億越えの所得を誇る2人がバッサリと否定しました。YOSHIKIさんは同時に、日本の牛丼店への愛もアピール。安くておいしい日本の牛丼店は、所得に関わらず多くの人に親しまれているようです。【ネットの声】・マナーに所得なんて関係ない。個人の教養や人間性によるよね。・よくぞいってくれました!自分も牛丼店に限らず、どの店でも「ごちそうさまでした」はいいます。・これは、ぐうの音も出ない反論。それにしても、もしYOSHIKIさんが牛丼店で隣の席に現れたら二度見しちゃいそうだ。マナーを守り、感謝をすることに、生活の豊かさは関係ないはず。今回の議論を経て、多くの人が「思いやりの豊かな人でありたい」と思ったようです。[文・構成/grape編集部]
2023年06月25日2023年6月22日、ロックバンド『X JAPAN』のリーダーであり、国内外で活躍するミュージシャンのYOSHIKIさんがInstagramを更新。自身がタバコを吸う写真とともに、喫煙をやめた際のエピソードを投稿しました。YOSHIKI「その日からやめました」ロックミュージシャンといえば、ひと昔前までは酒やタバコを嗜むイメージが強いもの。公開された写真を見る限り、YOSHIKIさんも例に漏れず、タバコを吸っていた時期があったようです。 この投稿をInstagramで見る Yoshiki(@yoshikiofficial)がシェアした投稿 しかし、YOSHIKIさんはある日をきっかけに、パタリとタバコをやめたのだそう。その時のエピソードを、YOSHIKIさんは次のようにつづっていました。ずいぶん前...母の誕生日にタバコをやめた。母に"誕生日に何が欲しい?" と尋ねたところ、”喫煙をやめて” と言われたので、その日から止めました。。yoshikiofficialーより引用YOSHIKIさんが喫煙をやめたのは、母親の誕生日。誕生日に欲しいものを聞いた時、「喫煙をやめてほしい」といわれたYOSHIKIさんは、その日からパタリとタバコをやめたというのです。喫煙の年月や量にもよりますが、禁煙外来といった専門的な治療があるほど、依存性の高い物質が含まれるタバコをやめることは、容易ではありません。ですが、YOSHIKIさんは強い意志でタバコを断つほどに、母親のことを大切に想っていたのでしょう。親子愛が伝わってくるエピソードに、ファンからは感動の声が寄せられています。・母親を想う、YOSHIKIさんの愛が伝わってきました。素敵ですね。・我が子の健康を一番に願っているから、お願いしたのだろうな。胸がジーンとした。・その日にやめるのがすごい。心が温かくなりました。2022年5月13日に、母親の逝去を同アカウントで報告した、YOSHIKIさん。「涙が枯れるまで泣かせてほしい」YOSHIKIが母親の永眠を報告我が子の健康を想い、自分の誕生日にタバコをやめてほしいと伝えた母親の想いは、今もYOSHIKIさんを支え続けているのでしょうね。[文・構成/grape編集部]
2023年06月23日2023年5月2日、ロックバンド『X JAPAN』のYOSHIKIさんがInstagramなどのSNSアカウントを更新しました。5月2日は、YOSHIKIさんら『X JAPAN』のメンバーや、ファンにとって忘れられない日。そう、同バンドのメンバーであるhideさんの命日です。1998年の5月2日に、33歳という若さでこの世を旅立ったhideさん。YOSHIKIさんにとっては、バンドのメンバーであり、仲間であり、友人でした。hideさんが亡くなってから25年の節目に、YOSHIKIさんはこのように想いを明かしています。25年前の今日、Hideが他界した。あの日以来、自分はhideへの想いを込めた曲を、何曲作曲したのだろう..?また会えるその日まで…I still miss you. RIPyoshikiofficialーより引用 この投稿をInstagramで見る Yoshiki(@yoshikiofficial)がシェアした投稿 YOSHIKIさんのメッセージからは、hideさんへの深い愛や、ミュージシャンとしてのリスペクトが伝わってきます。過去にも同様のツーショットを公開し、hideさんの誕生日を祝福していた、YOSHIKIさん。2021年のhideさんの誕生日には、過去に誕生日を祝った思い出にひたりながら「また会う日まで、ロックし続けるしかないよな」とメッセージを送っていました。強い絆が伝わってくる投稿に、心を打たれる人が続出。『X JAPAN』のファンを含む多くの人から反響が上がりました。・hideさんはずっと見守っていると思います。そして、YOSHIKIさんの想いも届いているはず。・YOSHIKIさんの人柄が伝わる、温かいメッセージだなあ。涙が出た。・もう25年も前なのか…。本当に素晴らしいギタリストだった。hideさんへの想いを込めて作った曲は、きっと雲の上まで届いていることでしょう。[文・構成/grape編集部]
2023年05月03日「慣声の法則 in DOME」で記念すべき初単独ドーム公演を果たしたSixTONES。彼らにデビュー曲「Imitation Rain」を提供したYOSHIKI(X JAPAN/THE LAST ROCKSTARS)さんとの夢の競演が実現した2023年4月21日(金)東京ドーム公演のステージをレポートします。SixTONES初となる単独ドーム公演でYOSHIKIさんとの夢の競演が実現!ステージに並ぶ6つの顔のオブジェから登場したSixTONES。「Overture -VOICE-」で6人が生み出すハーモニーの化学反応が爆発。続いて炎の特効が飛び交う中で歌ったのは、「Amazing!!!!!!」だ。この曲はJr.時代の楽曲で“あぐら”をかいて踊るという斬新なパフォーマンスが特徴的。個性的な彼らにぴったりな強めの攻めソング。俺たちはまだ原石と歌うこの曲だが、今や原石が磨かれ、眩く力強い輝きを放つ6人による、東京ドームで行われた初ドーム公演。予測不能な選曲を2曲目にもってくるというまさにアメージングなセットリストに驚かされる。今回は「Amazing!!!!!!」だけでなく、ジャニーズJr.時代の未音源化の楽曲を披露。序盤に歌った「IN THE STORM」もジャニーズJr.時代、「ジャニーズJr.祭り2018」などで歌われてきた思い出の曲だ。クレーンに乗ってギラギラした攻めソングを歌う6人の呼吸に合せるかのように会場のペンライトが激しく揺れる。初のドーム公演、この瞬間を待ち望んでいたことが伝わってくる。もう1曲の未音源化曲は、「Mr.ズドン」。こちらはジェシーさんが生み出したおなじみのギャグ“ズドン”が元になったユニークな曲。ズドンズドンとズドンポーズをしながら行進する姿が何ともコミカルで可笑しい。懐かしの曲が盛り込まれることで、蘇ったのはジャニーズJr.時代。ドームのステージで観客を湧かせる未来を想像できなかったあの頃と今が交差する。デビューから現在ではなく、グループ結成からこれまでを思い起こされる瞬間が盛り込まれているのがエモーショナルだ。誰にも止められない衝動を歌った最新シングル「ABARERO」を歌う姿によって、SixTONESは、ライブが主戦場だったと改めて気づかされた。型破りで攻撃的なヒップホップソングを熱量高く、たたみかけていくように歌う6人。勢いたっぷりなハードなナンバーが似合う彼らだが、楽曲のテイストによって見せ方は変幻自在。例えば、京本大我さんは「ふたり」では柔らかで優しい表情を覗かせ、美しいハイトーンボイスを奏でる。攻撃的なナンバーを歌っていた時とは違う表情を見せる姿は、まるで憑依型の役者のようだ。アリーナツアーで歌ったユニット曲ももちろん披露した。森本慎太郎さんと田中樹さんはメンバーカラーのグリーンとブルーの2色で会場が染まる中、トロッコに乗って「OPA!」を。英語のリリックを色っぽく歌う田中さんと男っぽいダンスで魅了する森本さんのコンビは、限界を突破しようとするアゲナンバーがピッタリ。サングラス姿もサマになるコンビだ。ラスト、ガッツリ握手を交わす姿も男らしい。ジェシーさんと松村北斗さんの「愛という名のベール」は、ジャニーズJr.時代にふたりで楽曲を歌っていた頃を思い出すバラードソング。ふたりが真摯に紡ぐボーカルに引き込まれる。白い衣装を着た松村さんと黒い衣装を着たジェシーさんが隣に並んで花道をしっとり歩く姿が美しい。それまでしっとり歌っていたふたりが、ラストはアグレッシブなダンスパフォーマンスでキメるのもドラマティック。京本さんと髙地優吾さんの「ラ・ラ・ラ・ラブストーリー」は、渋谷系ポップソング。喫茶店のようなセットでハンチング帽にチェックジャケットのちょっぴりレトロな衣装に身を包んだふたりがクリームソーダを飲んだり、風船をアタックしたり。可愛らしい世界観でパフォーマンスしていく。ラストはハートを作る2人の姿がキュートだ。彼らの自由な魅力が炸裂したMCは、30分以上と長尺でお届け。ドームは広いということで、「(スタンドの)奥の方は、ここからの声量とスピードでちゃんと聞き取れていますかね?難しいよって方?」と心配して会場を見渡す松村さん。「え、聞き取りづらいですか?僕たちも最善を尽くしてるんで、諦めて下さい(笑)」と冗談を言う田中さんに「ご安心ください。この彼、こういうことを言うけど、一番頑張るタイプなんで」と松村さんが言えば、「そう。いいやつなの~」とジェシーさんもフォロー。すると「アンコールでめっちゃ上に手を振ってやろうと思ってんだ」と、ニコニコ笑顔の田中さん。「ホント、来ていただき、ドーム(どうも)ありがとうございます」とジェシーさんもお得意のダジャレが絶好調だ。会場が広いという話は続き、田中さんが「踊りとかもさ、3曲目の『NAVIGATOR』をやったでしょ。位置がわかんなくなるだよね。横が広いから余ってる気がして…」と。「じゃあ、場当たりしますか」と皆で定位置にスタンバイして踊るなど、楽しそうな6人。これで明日も不安がなくなったとホッとする田中さんに「そんな不安な中、初日を迎えさせちゃって…」と口数が少なかった京本さんが申し訳なさそうに口を開くと観客は大喜び。そして、「5万5千人が(場当たりを)見届けたよ」(ジェシーさん)と、仲良しぶりが伝わるフリーダムなわちゃわちゃトークが続いていく。あまりにトークが長くなったため、照明が薄暗く落ち、MCの強制終了…!?と、思いきや「ENDLESS RAIN」のピアノの音色と共にYOSHIKI(X JAPAN/THE LAST ROCKSTARS)さんがサプライズで登場。昨年5月21日(土)放送のラジオ「SixTONESのオールナイトニッポンサタデースペシャル」(ニッポン放送)にYOSHIKIさんが出演した際、「SixTONESがドーム公演をやる時はゲスト出演しましょう」という話になり、今回その約束を果たした。X JAPANの代表曲「紅」を演奏すると、会場のペンライトが紅色一色に染まる幻想的な雰囲気の中で、京本さんがサビを歌う場面も。思わぬコラボに会場が割れんばかりの歓声が巻き起こる。続いてYOSHIKIさんの美しいピアノ演奏で、SixTONESのデビュー曲「Imitation Rain」を熱唱。YOSHIKIさんが作詞作曲した「Imitation Rain」で共演するのは、昨年の「THE MUSIC DAY 2022」以来のこと。もちろんライブでパフォーマンスするのは初めて。YOSHIKIさんを囲んで、演奏する姿を見つめながら感慨深げに歌う6人。夢が叶った瞬間だ。そして、ジェシーさんが「もうひとつ夢がありまして…。(今回のライブ演出で使用する)ジープに一緒に乗って頂けますか?」とYOSHIKIさんにお願い。髙地さんの運転で東京ドームの外周をなんと7人でドライブすることに…!東京ドームは21回立ったことがあるというYOSHIKIさんに驚くSixTONESと一緒にジープに乗ってCO2を噴射したり、記念撮影をしたり、奇跡のコラボの実現に会場は大興奮のお祭り騒ぎ状態に!今回のライブ「慣声の法則」は、3月まで行っていた全国アリーナツアーの集大成。ドーム公演だからこそ実現可能な演出がてんこ盛り。次々と盛大に打ちあがる火花にド派手な花火の演出が彼らのドーム公演を祝福するかのようにステージを盛り上げた。そのスケール感はここ最近のジャニーズコンサートでダントツと思うほど。その特殊効果の激しさに応えるかのようにラストスパートの「RAM-PAM-PAM」や「Outrageous」では、ドームが揺れそうなほど激しくノリまくるファンの熱量にも驚かされる。感動的だったのは、アンコールのラストで歌った「彗星の空」。この曲は、“一度散った筈の未来図”というワードや“辿ってきた軌跡が僕らを繋げた”というワードが、SixTONESの歩んできた軌跡と重なるドラマティックな曲。SixTONESは、1度はバラバラになりかけたメンバーがジェシーさんの声で集まり、今があるグループだ。“また夢が輝けますように…信じるその先に叶う奇跡”―。そんな言葉が綴られた曲を最高の笑顔で歌う6人。今まさにドームでライブをするというひとつの夢が叶った奇跡の瞬間だ。「彗星の空」を歌いながら突然、上を向いて目頭を押さえたジェシーさん。込み上げる想いをこらえるかのように、涙をぬぐうかのように、ときおり目元に指をあてている。そんな姿を優しい眼差しでみつめて、寄り添いながら歌うメンバーたち。「ちょっとグッと来てしまいました。…これ以上、話すと泣けてきますので、ちょっとはけさせていただきます」と言いながら、去り際にドナルドダックの鳴きまねをして、ふざけてステージを後に。そんなジェシーさんらしい姿に会場は笑顔になり、温かな空気に包まれる。「最高の景色を見せてくれてありがとう」―。感謝の言葉で幕を閉じた「慣声の法則in DOME」。遊び心たっぷりのSixTONESが観客を巻き込むパワーは無限大。初のドーム公演を成し遂げた彼らが次に目指すステージとは?楽しむ力をエンターテインメントに昇華させながら、ここからまた、まだ見ぬ世界へ―。彼らが打ち出す“慣声の法則”の通り、ファンの声の力が作用して前へ前へと進んでいく6人の物語の続きが知りたい。SixTONES の画像特設ページはコチラ写真・くさかべまき 取材、文・福田恵子
2023年04月26日ロックバンド『X JAPAN』のYOSHIKIさんが、2023年3月28日に自身のTwitterを更新。「昨日、殺害予告とも取れる書き込みがありました」と投稿し、過激な誹謗中傷について警察に報告したことを明かしました。昨日、殺害予告とも取れる、書き込みがありました。警察と話しています。 #YOSHIKI — Yoshiki (@YoshikiOfficial) March 28, 2023 YOSHIKIさんは同日、SNSなどでの書き込みについて持論を展開。投稿の中で「人それぞれ、さまざまな意見があってもいいと思う」と前置きしつつ、「度を越したものはスタッフたちがブロックもするし、『死』 を示唆する書き込みなどは、警察に報告しています」とつづっています。さらに、YOSHIKIさんは自身について、人前に立つ仕事をしている以上、誹謗中傷は避けられない可能性があると説明したうえで、次のように呼びかけました。でも自分だけでなく、他のアーティスト達に対してもそのようなことがないように考慮してあげて欲しいと思う。みんな、こういったメディアを、素敵な交流の場所にできるようにしようね。@YoshikiOfficialーより引用SNS等の書き込みについて、人それぞれ、ファンのみんなも、色々な意見があっていいと思う。でも、度を越したものはスタッフ達がブロックもするし、”死” を示唆する書き込みなどは、警察に報告しています。昨日も一件、警察に報告しました。…— Yoshiki (@YoshikiOfficial) March 28, 2023 YOSHIKIさんの投稿に、多くのコメントが寄せられています。・誹謗中傷は、人としてとてもみっともなく恥ずかしい行動だと自覚するべき。・心ない人がいなくなりますように。・絶対に許さない!早く捕まってほしい!SNSの普及により誰もが簡単に意見を発信できる時代になりました。軽い気持ちで投稿した言葉は、誰かを喜ばせることはもちろん、傷付ける可能性もあります。それを理解したうえで使う人が増えれば、SNSはYOSHIKIさんが呼びかけている『素敵な交流の場所』になることでしょう。[文・構成/grape編集部]
2023年03月29日ロックバンド・X JAPANのYOSHIKIと、YOSHIKIがプロデューサーを務める「YOSHIKI SUPERSTAR PROJECT X」から誕生したボーイズグループ・XY(エックスワイ)が4日、東京・国立代々木競技場 第一体育館で開催された「第36回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2023 SPRING/SUMMER」に出演した。昨年2月に始動した「YOSHIKI SUPERSTAR PROJECT X」は、バンドとダンス&ボーイズグループの2組を同時に発掘。オーディションを開催し、加入メンバーを審査していた。しかし、昨年11月に新バンドのボーカルで合格していたYOSHIさんが急逝。その後、遺族の意向もあり、新たに新ボーカルのオーディションが行われ、2月28日の情報番組『スッキリ』(日本テレビ系)でデビューメンバーとグループ名が発表された。この日、プロデューサーのYOSHIKIもシークレットゲストとして参戦し、会場に駆けつけた。まずはHYDE、SUGIZO、MIYAVIと組んだ新バンド・THE LAST ROCKSTARSの楽曲に乗せ、サングラスなしの姿でランウェイを闊歩。トップでは“Xポーズ”を決め、手に持ってバラの花束を客席に投げ入れる演出もなされた。ステージに戻ったYOSHIKIは中央に配置されたピアノへと向かい、XYのメンバーたちはデビュー曲「Crazy Love」を演奏。XYは、ピアノ伴奏を活かした繊細なパートと力強いダンスのギャップで魅せていた。この日のTGC出演はメンバーにとってパフォーマンス初披露という大きな節目の場。YOSHIKIは「これから世界に向かって頑張っていくので、応援よろしくお願いします」と会場に呼びかけた。さらに、YOSHIKIは「XY知っている人いる? YOSHIKI以上に広めてくれる?」とお願いしつつも、「せっかくこういう場に来たからXでもやっておく?」とお茶目な提案も。YOSHIKIが「WE ARE!」と絶叫すると、「X!」と客席からレスポンス。数回繰り返し、会場のXファンを喜ばせていた。TGCは、「日本のガールズカルチャーを世界へ」をテーマに2005年から年2回開催している国内最大規模のファッションイベント。人気モデルが出演するファッションショーをはじめ、アーティストによる音楽ライブ、旬なゲストが登場するスペシャルステージなど、多彩なコンテンツを展開している。今回のテーマは、新時代を意味する「NEW EPOCH」。変化を続けながら時代とともに進化を目指し、唯一無二のTGCを創造していきたいという思いが込められている。撮影:蔦野裕
2023年03月04日元横綱・白鵬の宮城野親方が28日、都内ホテルで「宮城野襲名披露パーティー」開催前に、現役時代から親交のあるX JAPANのYOSHIKIとともに囲み取材に応じた。2021年秋場所後に引退した元横綱・白鵬の宮城野親方はこの日、両国国技館で「白鵬引退宮城野襲名披露大相撲」を開催。最後の取組、最後の土俵入り、そして断髪式を行い、力士の象徴であるまげに別れを告げた。囲み取材で、宮城野親方は「YOSHIKIさんは小さい頃からのファンで、横綱、大関になってから親しくしてもらいました。今日ぜひ来てもらいたいと。わざわざ来ていただいてありがとうございました」と感謝。姉がX JAPANのコンサートを見て涙を流したそうで、「そこから私もファンになりました」と明かした。断髪式にも参加したYOSHIKIは「素晴らしい門出に招いていただいて感謝しています。人の髪の毛を切ったのは初めてです」と笑顔を見せ、「今ツアー中なんですがたまたま今日だけ。一緒に食事しているときにこの日のことを聞きまして、その日僕空いているって。奇跡的に日本にいるという話で、こうやって招待していただきました」と話した。
2023年01月28日2022年11月20日、ロックバンド『X JAPAN』のリーダーで、ミュージシャンのYOSHIKIさんが、57歳の誕生日を迎えました。本来なら、誕生日は多くの人に祝福の言葉や贈り物を『もらう』日。しかし、YOSHIKIさんがこの日にとったのは、『与える』行為でした。同日、YOSHIKIさんはウクライナおよび周辺諸国の避難民を支援するため、国際移住機関(IOM)に1千万円の寄付を行ったのです。YOSHIKI、誕生日に避難民支援として1千万円を寄付同年2月に、ロシアによるウクライナへの侵攻が開始されてから、早9か月。同年11月現在も、戦地ではで多くの人が命の危機にひんしています。そのため、これまで通りの生活を送ることができなくなった人たちは、国外への避難を余儀なくされているのです。IOMは、ウクライナおよび周辺諸国で紛争の影響を受けた人への緊急支援を行っている、国連機関。YOSHIKIさんは避難民の支援を行うべく、今回の慈善活動を行ったといいます。YOSHIKIさんコメントYOSHIKIさんは同年2月にも、ウクライナ人道危機緊急支援基金に1千万円を寄付したことを公表。その影響で寄付が急増し、最終的には10億円を超える支援金が集まりました。今回の寄付について、YOSHIKIさんはこのように想いを明かしています。誕生日に、たくさんのメッセージをいただいて本当に感謝しています。自分へのプレゼントはいらないので、少しでもそうした気持ちや想いをチャリティーに回していただければ嬉しいです。戦争が今も続いており、戦地ウクライナや、周辺諸国などから避難することを余儀なくされた人々、そして未だウクライナ国内で避難民となっている人々など、多くの人が当たり前の日常を送れずにいます。これはとても悲しいことで、同じ時代に生きる僕にとっても他人事ではありません。厳しい冬が近づく中、より多くの人々が安全な場所へ避難し、少しでも心安らぐ時間を過ごせるよう協力したいと思います。著名人が寄付を公表するのは、世間への影響を考えているからでもあるのだとか。影響力の強い人が行動をすることで、その活動は広まるでしょう。「自分へのプレゼントはいらないので、チャリティーに回してもらえたら嬉しい」というひと言からも、その想いが伝わってきます。同月11日には、バンド『L’Arc-en-Ciel』のHYDEさん、バンド『LUNA SEA』のSUGIZOさん、ギタリストのMIYAVIさんとともに、新バンド『THE LAST ROCK STARS』を結成したことを発表した、YOSHIKIさん。どれだけミュージシャンとして大成しても、常に新たな挑戦を行う姿や、得たお金を世界平和のために使う姿勢が、多くのファンに愛され続けている理由といえるでしょう。[文・構成/grape編集部]
2022年11月21日ロックバンド『X JAPAN』のリーダーで、ミュージシャンのYOSHIKIさんは、2022年11月20日に誕生日を迎えました。ファンをはじめ、多くの人から祝福のメッセージが寄せられています。中には、音楽ユニット『タッキー&翼』の元メンバーとして知られる、滝沢秀明さんからの言葉も。同月7日にTwitterアカウントを開設した滝沢さんは、独特な形でお祝いの言葉を贈ったのです。滝沢さん、ありがとうございます。 @h_Takizawa329 #YOSHIKI #SixTONES #ImitationRain また! #YOSHIKIBIRTHDAY #YOSHIKI誕生日 pic.twitter.com/G4Y62QHxji — Yoshiki (@YoshikiOfficial) November 20, 2022 滝沢さんは、Twitterプロフィールの自己紹介文に、YOSHIKIさんへの祝福の言葉をつづっています!過去にも、自己紹介文を更新してその時に思ったことをつづるなど、独特なTwitterの使い方をしていた滝沢さん。滝沢さんが自己紹介文に書いていたお祝いの言葉を見つけたYOSHIKIさんは、スクリーンショットとして保存したようです。誕生日を迎えたYOSHIKIさんと、滝沢さんの祝福方法を見たファンから、多くのコメントが寄せられました。・さすが滝沢さん!そこに祝福の言葉をつづるとは思いませんでした。・滝沢さんがTwitterを楽しんでいることが伝わってきて、心が和みます。・2人のやり取りを見ているだけで、幸せな気持ちに慣れました!YOSHIKIさん、お誕生日おめでとうございます![文・構成/grape編集部]
2022年11月20日2022年11月11日、ロックバンド『X JAPAN』のYOSHIKIさんが緊急会見を実施し、新バンド『THE LAST ROCK STARS』の結成を発表しました。気になるメンバーはYOSHIKIさんに加えて、バンド『L’Arc-en-Ciel』のHYDEさん、バンド『LUNA SEA』のSUGIZOさん、ギタリストのMIYAVIさんの計4人。日本の音楽界で活躍する大物4人による、夢のようなコラボレーションに、ネットからは期待する声が続々と上がっています。YOSHIKI、大物4人で『新バンド』結成を発表!「夢のようだ」「楽しみすぎる!」DAIGO、YOSHIKIの『新バンド結成』にひと言会見後、タレントのDAIGOさんがTwitterを更新し、YOSHIKIさんの新バンドについて言及。DAIGOさんはロックバンド『BREAKERZ』のボーカルを担当しており、ミュージシャンとしても知られています。同じ日本のミュージシャンとして、YOSHIKIさんの発表はDAIGOさんの心を躍らせた模様。DAIGOさんは、このように想いを明かしました。THE LAST ROCKSTARS!HYDE CHANNELで見ました!すごいことが起こりそう!!色んなことにチャレンジすることって幾つになっても大切だなと思いました料理担当で入れないかな!ロックなコックで笑冗談です!— DAIGO (@Daigo19780408) November 11, 2022 同年4月に放送が開始された料理番組『DAIGOも台所~きょうの献立 何にする?~』(テレビ朝日系)にて、いろいろな料理にチャレンジしているDAIGOさん。料理初心者だったDAIGOさんが「娘のお弁当を1人で作りたい」という目標を持ち、腕を磨いていく姿が人気を博し、注目を集めています。番組に出演していくうちに、ピーラーでジャガイモの皮を恐るおそる剥いていたほどの初心者だったDAIGOさんには、自信がついていったのでしょうか。冗談とはいえ「料理担当で入りたい!」と志願する発言は、番組開始当初の姿がウソのようです!DAIGOさんらしいユーモアあふれる発言は拡散され、多くの人がツッコミを寄せました。・DAIGOさん、本当に『ロックなコック』をやってください!期待しています!・YOSIKIさんたちがパフォーマンスをする中、料理をするDAIGOさんを想像して吹いた。・楽器担当ではなく、なぜか料理担当って発想に行くのが斬新で笑ったわ。『ロックなコック』は、歌いながらステージ上で料理を披露する…という、斬新なパフォーマンスをするのでしょうか。DAIGOさんに対し、多くのファンが「冗談といわず、本当にそうなってほしい」と思ったようです![文・構成/grape編集部]
2022年11月11日2022年11月11日、ロックバンド『X JAPAN』のリーダーである、ミュージシャンのYOSHIKIさんが東京都内で緊急会見を実施。バンド『L’Arc-en-Ciel』のHYDEさん、バンド『LUNA SEA』のSUGIZOさん、ギタリストのMIYAVIさんとともに、新バンドを結成したことを発表しました。会見で発表されたバンド名は『THE LAST ROCK STARS』。YOSHIKIさんが新たなバンドを結成するのは、およそ15年ぶりとなります。YOSHIKIさんは自分たちをヒーローが集う映画『アベンジャーズ』に例え、「僕たちが集まって、日本から世界に挑戦しようと思った」と結成の意気込みを明かしました。MIYAVIは「1人でやってきて仲間がいなかったけれど、頼もしいお兄ちゃんと一緒にまたロックできることが楽しみ。ナンバーワンを狙いたい」と気合十分。YOSHIKIにバンド結成のラブコールを送ったというHYDEは「やっとこの日が来た。来てしまった。僕もドキドキしています」と興奮気味。SUGIZOは「楽曲がバンバンできている。これが新しいロックのスタイルになると思う」と意気込んだ。サンケイスポーツーより引用この日の会見では、『THE LAST ROCK STARS』としての新曲2作のMVを公開。また、今後については、2023年1月26~27日に、東京都江東区の『有明アリーナ』にてライブを行い、同月29~30日には東京都江東区の『東京ガーデンシアター』でデビュー公演を実施することを発表しました。なんとその後は、ニューヨークやロサンゼルスでも公演を行うことまで決定しているとのことです。大物4人が集うバンドの結成に、ネットでは「夢のようだ」「楽しみすぎる!」といった期待の声が続々と上がっています。まさに『日本音楽界のアベンジャーズ』といえる、ファン待望のコラボレーション。きっと、ヒーローのように活躍し、多くの人を笑顔にしてくれるでしょう![文・構成/grape編集部]
2022年11月11日X JAPANのYOSHIKI、L’Arc-en-CielのHYDE、LUNA SEA/X JAPANのSUGIZO、ギタリストのMIYABIが11日、都内で会見を開き、新たなロックバンド「THE LAST ROCKSTARS」(ザ・ラスト・ロックスターズ)の結成を発表した。また、囲み取材でYOSHIKIは、5日に交通事故で亡くなった歌手・俳優のYOSHIさんについて言及した。YOSHIさんは、YOSHIKIがプロデューサーを務めるオーディション番組『YOSHIKI SUPERSTAR PROJECT X』でバンドメンバーに合格し、デビューに向けて準備していた。YOSHIKIは、YOSHIさん急逝について「別の機会を設けさせていただいて、お話させていただければと。近いうちに」と後日会見を開くと伝えた上で、「悲しいです」と吐露。「近いうちに会見なりさせていただいて皆さんに気持ちを伝えることができればと思います」と沈痛な面持ちで語った。YOSHIKIは会見で、「THE LAST ROCKSTARSは世界からいつ消えるかわからない。いつ死ぬかわからない。明日この世にいないかもしれない。僕はそういった体験を何度もしています。だからこそ、これがラストモーメントである風に演奏するわけです。すべてのエネルギーを注ぎます。そういった願いを込めてやっています」との思いも語っていた。
2022年11月11日X JAPANのYOSHIKI、L’Arc-en-CielのHYDE、LUNA SEA/X JAPANのSUGIZO、ギタリストのMIYABIが11日、都内で会見を開き、新たなロックバンド「THE LAST ROCKSTARS」(ザ・ラスト・ロックスターズ)の結成を発表した。4人は事前に会見を開くと発表し、さまざまな憶測が飛び交っていたが、会見冒頭、YOSHIKIは「僕らTHE LAST ROCKSTARSというバンドを結成しました」と発表し、「アベンジャーズみたいな感じと思っていただけたら」と話した。MIYAVIIは「この4人で世界をロックするということで集まりました。こんなに頼もしいお兄ちゃんたちとまたロックできることを楽しみにしています。No.1を狙いにいきたいと思っていますし、いかないと意味がないと思っていますので、遠慮せずぶつかっていきたい」とコメント。HYDEは「やっとこの日が来た、もしくは来てしまった感じだと思いますが、僕もドキドキしているし、ずっとドキドキしています。何もかもが刺激的ですが、僕にとっていい経験になるんだろうなと思っています」と期待した。SUGIZOは「MIYABIはまだ大丈夫だと思いますが、僕ら3人はたぶん最後のチャレンジです。最後の人生をかけて世界をロックしていきたいと思います。ロックバンドの感動を日本中、世界中に伝えたいと思いますので温かい目で見守っていただけたら」とメッセージ。YOSHIKIは「世界を狙いたいというメンバーが集まって、皆さんそれぞれのバンドはそのままあります。アベンジャーズのように僕らが集まって日本から世界に挑戦しようということで、このバンドが結成されました」と説明した。結成の経緯について、YOSHIKIが「ごく自然に結成されたと思う。もともと友達として会う機会が多く、『今度一緒にやろうね』という話は全員としていて、最後にとどめを刺したのはHYDEだよね」と言うと、HYDEは「僕ですね」ときっぱり。「YOSHIKIさんと交流する中で、すごくロックな人生を送っていらっしゃるんですけど、ドラムを叩いているシーンがない。ピアノとかはあるんですけど。これはもったいないと思って、X JAPANが動かないのであれば僕に時間をくださいと申し入れました」と明かした。この日、「THE LAST ROCKSTARS(作詞:YOSHIKI 作曲:YOSHIKI)」と「PSYCHO LOVE(作詞:YOSHIKI/HYDE 作曲:HYDE)」の2曲のティザー動画が公開され、これらの楽曲は近々にリリースされる予定であることも発表された。また、2023年1月26日・27日に有明アリーナ、1月29日・30日には東京ガーデンシアターで、さらに2月にニューヨークとロサンゼルスにて、デビュー公演を開催することも発表。日本公演のチケットは、日本時間本日11日12時30分より先行受付が開始され、アメリカ公演は現地時間(米国東部標準時)11日10時に発売される。
2022年11月11日YOSHIKIが、自身最多となる11日間20公演のディナーショー『YOSHIKI+(PLUS) Presents「EVENING / BREAKFAST with YOSHIKI 2022 in TOKYO」』の最終公演を8月28日に東京・グランドハイアット東京で開催した。3年ぶりのディナーショーとなった本公演は、YOSHIKIのエンターテインメントへの情熱とこだわりが詰まった、まさにディナーショーの枠組みを逸脱した“プレミアムショー”。全20公演分のチケットは即完売となり、開催前から大きな期待が寄せられていた。開催に際しては徹底した新型コロナウイルス感染防止対策はもちろんのこと、当日急遽来場できなくなったファンがショー映像をリアルタイムで視聴できるよう全公演生配信を実施。お土産も後日送付する対応がとられた。そして例年恒例となっており、ショーの名物にもなっている、YOSHIKI本人による客席の練り歩きや、ファンが直接プレゼントを渡せるカーテンコールは実施を取りやめ、来場者の安全を最優先に公演は行われた。約3時間にわたるショーでは、「Tears」「Without You」「ART OF LIFE」「ENDLESS RAIN」などX JAPANの楽曲はもちろん、TVアニメ『進撃の巨人 Season 3』のOPテーマ「Red Swan」のボーカル入りバージョンや、日本ゴールドディスク大賞を受賞したSixTONESへの提供曲「Imitation Rain」のクラシカルバージョンなど初披露となる楽曲含め、数々の名曲たちをピアノで演奏。またドラムソロのパートでは、レーザーやLEDライトを使ったドーム規模のライブさながらの演出も。演奏される楽曲は公演によって変わり、この20公演を通して少しずつアレンジを行いながら、回を重ねるごとに進化した形で披露していたことも明かされた。さらに、昨年死去した牧阿佐美氏への追悼の意を込めて演奏された「Forever Love」では、牧阿佐美バレエ団とのコラボレーションも。加えて、最新作を含むYOSHIKIMONOのファッションショー、yoshikittyとの共演など、YOSHIKIのショーならではのプログラムが実施された。また毎年恒例のチャリティーオークションでは、私物シャツやストールなどが落札された。オークションの売り上げは、YOSHIKIが運営する米国非営利公益法人501(c)(3)「YOSHIKI FOUNDATION AMERICA」を通じて全額寄付される。今年5月に母親を亡くしたYOSHIKIは冒頭のMCで「ずっと涙が止まらないときもあったんですが、泣きながらでもいいからコンサートをやろうと決めました。母が亡くなったときはどうしたらいいかわからなかったけど、みんなのおかげで少しずつでもいいから前へ進もうと思えました」と集まったファンへ思いを伝えた。ショーのラストは、共にステージを作り上げたボーカリストやストリングス、ハープ奏者、ショーに携わってくれた多くのスタッフたち、そしてこの公演チケットを手にして来場してくれたファンに向け、感謝の気持ちを込めて「ENDLESS RAIN」を演奏。最後にYOSHIKIは「みんなの心の声、聞こえたよ。ずっと聞こえてた。全公演、本当に全力でやりました。公演が終わるたびにアイスで手首を冷やしながら『痛い、痛い』と言っていたけど、明日もみんなが来て俺の背中を押してくれるから、100倍にして返してやるからなって思ってた。自分の音楽がこれからも少しでもみんなの支えになるように、これからも頑張ります。みんなも頑張ってね。俺がついてるからね」と伝えると、何度も深々とお辞儀をしてステージを後にした。なお、公演最終日となったこの日は、昼公演と夜公演の間に、日本テレビ『24時間テレビ』に出演。そのオンエア映像はディナーショー会場の巨大スクリーンで映し出され、夜公演に来場したファンは、食事をしながらリアルタイムで放送を視聴した。番組では、ウクライナから日本へやってきたバレエダンサー、ネリア・イワノワとともに、両国国技館から平和を願って「ENDLESS RAIN」でバレエとのコラボレーションを披露し、視聴者を魅了した。YOSHIKIは、4年ぶりとなるオーケストラとのクラシカル公演『YOSHIKI CLASSICAL With Orchestra 2022 in JAPAN』を、9月17日から19日にかけて東京・東京国際フォーラム ホールAで開催する。関連リンクオフィシャルサイト:::
2022年08月29日いつの時代も唯一無二の存在であり続けるYOSHIKIさん。苦難に遭いながらも、自分を信じ、誠実に道を貫いてきた彼から、スペシャルなメッセージが到着。落ち込んだときも、ピアノで自分を励ます。――モチベーションを上手くキープするために、たまには自分を甘やかすことも必要…とも思うのですが、YOSHIKIさんはそういうことをされますか?自分に対しては、すごく厳しいからなぁ…。ちょっと休んだほうがいいんだろうな、とは思うんですけど、平気で16時間くらい働いちゃったりするし。ここ数年、プライベートの時間がほとんどないです。休みも、年に1日か2日あるかないかだし…。――落ち込んだときは?ひたすらピアノを弾く…?あれ、それじゃ仕事してるときと変わらないか。みんなは、何するんですか?――一般的には、好きなものを食べるとか、好きな人に会うとか…。あ、僕もチョコレートを食べまくる(笑)。こういう仕事をしているから体も鍛えなきゃいけないし、食事制限なんかもして、すごい努力してはいるんだけど、ホールのチョコレートケーキを買ってきて、1個一人で食べちゃった、みたいなこと、ありますね。チョコレート、大好きなんで。――自分で買ってくるんですか?はい(笑)。バースデーケーキみたいなでっかいのを買ってきて食べたこともありますよ。――でも食べた後、落ち込みません…?落ち込みます(笑)。でもそういうこともないとね。でも現実的なところだと、好きなクラシックの曲をピアノで弾いて、自分を励ましますね。ベートーベン、ショパン、チャイコフスキー、ラフマニノフ。ピアノを弾くことに没頭すると、幽体離脱みたいな状態になって、ピアノを弾く自分を上から眺めている自分がいて、でも自分の手は動いていて、聴きながら涙が出てくる…みたいな感じになるときがあるんですよ。カーネギー・ホールで演奏したとき初めてそういう感覚になって以来、家で弾いていても、そうなること、ありますね。――ドラムを叩くことで、元気が出たりもしますか?確かに東京ドームでドラムソロをやってるときとか、そんな感覚に陥ることはあると思う。ドラムは、家でそれほど頻繁には叩けないけど、スタジオで一人で叩いていて、入り込むことは、ありますね。アーティストとして、常に進化をし続けたい。――YOSHIKIさんは以前から、音楽以外のフィールドでもさまざまな活動をされ、数々の評価を得ていると思います。新たな挑戦をされるとき、不安を感じたりはされませんか?自分はクラシックから大きな影響を受けているので、例えばベートーベンが今の時代を生きていたら、モーツァルトが今の世の中にいたら何をしているのかな、作曲しかしていなかったのかな…とか、考えるんです。僕は、これだけさまざまな可能性がある世界に生きているので、もちろん音楽が主軸なんだけど、他のジャンルのクリエイションに触れることで、音楽での可能性も広がります。自分の音楽は、常に進化したい。進化していなきゃいけない。30年前に僕が作った曲が今も評価されるのは嬉しいけれど、それと同じレベルの楽曲しか今僕が作れないなら、アーティストとして生きている意味がない。――あらゆる挑戦は、音楽の進化のためにあるわけですね。ただ一方で、音楽以外の世界で何かをするのが、「新しい世界に踏み出す!」みたいなことだとも思ってなくて。例えば、エナジードリンクをプロデュースすることなども、芸術であり、僕の場合はそのすべてが、音楽につながっていくんです。――アーティストとして進化するために、心がけていることはありますか?まず、当たり前ですが、努力はする。それから、自分に嘘をつかない。成功したとしても、もしそれが自分に嘘をついて掴んだ成功だとしたら、きっと最後に“なんのための人生だったんだろう”と思ってしまう。また、僕はSNSが好きなのでつい色々と見てしまうんですが、100万人に「こんな曲が聴きたい」と言われて参考にすることもあるし、逆に100万人に「違うんじゃない?」と言われても、自分の意志を貫き通したいときもある。最終的には、自分に嘘をつかないものを作りたい。――自分を裏切らない、ということですね。はい。あ、今、自分の嫌いなところ、1つ思いついたんですが、言ってもいいですか?――もちろんです。どんなところですか?涙をコントロールできないところが嫌い(笑)。よく涙が出てきちゃうんです。もちろん悲しいときも…。例えば最近だと日本にいるときに母が亡くなって、3日間…いや、3日どころじゃなかったかな、とにかくずっと涙が止まらなくて、病院の先生に「どうしたら涙、止まりますか?」と相談に行ったんです。――先生はなんと?「止められません」と仰っていました…。飛行機で映画を観たりしても、すぐ泣いちゃうんです。それでフライトアテンダントの方に「大丈夫ですか?!」と驚かれて、「大丈夫です」って言っても、ティッシュとか持ってきてくれて申し訳ないような状況っていうのもよくある話で(笑)。可笑しいときも同様で、友達と話していて、なんかツボに入ってしまうと笑いが止まらなくなって、涙が出てきちゃう。小さいときは大人になったら治まると思ってたんだけど、全然治まる傾向になくて…。将来的に、治ったらいいなぁ。――では最後に、世界中の人が、これからのYOSHIKIさんの芸術に期待をしていると思うのですが、ご自身は、どんな自分でありたいと思われますか?自分が生きていることが、誰かのプラスになれていたらいいですね。あと、いつか子供が欲しいです。――お子さんですか?!以前から思ってはいたんですけど…(苦笑)。これまで作曲家として音楽がすべてで生きてきたので、どこかで自分の人生もしっかりしなきゃいけないとは思っていて。結構僕は、尽くすタイプではあるので、子供に尽くしちゃうかなぁ。自分の父親みたいに、毎日プレゼント買ってきちゃうのかなぁ…。って思うと、自分もものすごい愛情を注がれていたんだな…。今ちょっと、涙が出てきてしまった(笑)。ヨシキ作詞家、作曲家、伝説のバンド「X JAPAN」リーダーとしてピアノとドラムを担当。2014年にマディソン・スクエア・ガーデンでの公演、’17年にはウェンブリー・アリーナ公演とカーネギー・ホールでの単独公演を成功させ、アジア人として初めて音楽の3大殿堂を制覇。また音楽活動にとどまらず、着物ブランド『YOSHIKIMONO』のデザイナーを務めるなど、活動は多岐にわたる。ピアノとオーケストラによる、コンサートが約4年ぶりに開催。9月17日~19日、東京国際フォーラム ホールAにてクラシカル公演「YOSHIKI CLASSICAL with Orchestra 2022 in JAPAN」を開催。さらに、8月開催のディナーショー「EVENING/BREAKFAST with YOSHIKI 2022 in TOKYO」が、規制緩和により追加席販売が決定!詳細はオフィシャルサイトをチェック!YOSHIKIプロデュースで世界へ向けた才能を発掘!ジャンルにとらわれない“最強のボーイズグループ”発掘に挑む「YOSHIKI SUPERSTAR PROJECT X」が現在進行中。オーディションの模様は今後、日本テレビ『スッキリ』『行列のできる相談所』などにて放送予定!2つのパワーをイメージしたエナジードリンクが発売に。日本コカ・コーラ社とのタッグにより誕生した「リアルゴールド X」「リアルゴールド Y」の2種類が発売中。コカ・コーラ公式YouTubeでは、このために書き下ろされたオリジナル楽曲も公開しているのでお見逃しなく。大反響!楽天カードYOSHIKIデザイン。YOSHIKIの写真を大胆にあしらった「楽天カード YOSHIKIデザイン」。会員は、チケット先行抽選受付などの特典もあり。詳しくは、公式サイトをチェック。写真・伊藤彰紀(aosora)スタイリスト・奥村嘉之(a style lnc.)ヘア&メイク・高木俊浩(SEED&Beauty)※『anan』2022年7月6日号より。(by anan編集部)
2022年07月03日日本だけでなく、世界中から愛され、求められている、ミュージシャンのYOSHIKIさん。ananも何度もラブコールを送っていた中で、ようやく去る5月某日、単独のスペシャルシューティングが実現!カメラの前に現れたYOSHIKIさんの美しさ、そして放つエネルギーの力強さに、改めて存在感の大きさを実感し、魅了されたのは言わずもがな。そしてインタビューはアメリカに帰国後、電話で行うことに。日本時間夕方の5時、YOSHIKIさんが住むLAは深夜1時から、約1時間のトークとなりました。――ご登場いただく号が〈自己肯定感〉にまつわる特集なので、今回のインタビューはそういったことを中心にお伺いできれば。自己肯定感か…。ほとんどの人が、肯定感と否定感の間をさまよっているんじゃないかな。――ご自身もそうですか?もう全然そうです。否定感のほうに傾きそうになることは何度もあります。自分の中にはずっと、〈否定〉と〈肯定〉、両極端なものが同時に存在していて、たぶん49.9%の否定感と、50.1%の肯定感のようなバランスなんです。でも0.1%でも肯定感のほうが強いなら、中途半端なところにいてもしょうがないし、100%自分を肯定するしかない。そして、肯定する以上は生きるしかないし、生きる以上は全力で生きるしかない。英語に「Stop existing and start living」、「ただ“存在する”のではなく、“生きる”ことを始めよう」という意味のフレーズがあって、僕はよくそのフレーズを使うんだけど…、でもそんなことを言いながらも、自分自身たまによくわからなくなってしまうことも、やっぱりあります。――いずれにしても、細かい数字よりも比率自体が大事、と。そうです。そういうところ、ちょっと極端なんですが。――そんなYOSHIKIさんにとって、改めて考えると、自己肯定感とはなんですか?たぶん人は自己肯定感がないと生きていけない…というか、僕自身が、それがあるから生きてるんだと思います。でも自分で自分を評価するのって、すごく難しい。人に何か声をかけてもらって初めて、頑張ろうと思えたり、自分にも才能があるかもしれない、と思えるものですし。僕の場合はそれがファンの人たちの存在なんですよね。ファンがいてくれるから、音楽を作る気持ちが湧いてくる。――小さい頃から自分に自信がある子供でしたか?いえ、貧弱な子供だったと思います。というのは、僕は子供のときは小児喘息がひどくて、母がよく「きっと大人にはなれない」と言っていたほどだったので、自分でもそう思っていて、体は弱かったと思います。でも音楽と出合いピアノを弾くようになってから、精神的な部分も含め少しずつ変わっていったかな。10歳くらいから作曲をし、譜面も書いていたんですが、それを見た母は僕に「あなた、ひょっとしたら天才かもね」と言ってくれて、周りからもそんな声をかけられるようになって…。自分としては正直そんなに特別なこととは思ってなかったんですが、でも作った音楽を褒められると嬉しかったし、生きているという感じがあった。――お父様の反応は?父は…、あの、それとはあまり関係ないんですが、なにか毎日プレゼントを買ってきてくれたのをよく覚えてます(笑)。ものすごく甘やかされた子供でしたね(笑)。――でも身近な人からの愛も、自分を肯定する力になりますよね。なりますね。あと、何か好きなものがあること。僕にとってそれは音楽だったわけだけれど、その存在も、自己肯定感につながっていったんだと思います。――その後、23歳でメジャー・デビューをするわけですが、その頃のご自身は、今振り返るとどんな感じだったと思いますか?先ほど話した、肯定感が少しでも上回るなら全力で生きるべき、という価値観どおり、エンターテインメントの世界に入った以上は、最前線に行かなければと思っていました。どんどんファンの人たちが増えていったのも、本当に嬉しかった。というのも、デビュー当時の僕がやっていたことは、世の中…というか、〈業界〉からは否定されていましたから。決して悪い意味ではないんですが、いろんな人から「芸能界なんだから、こうしたほうがいい」というようなことをたくさん言われて。例えばロックミュージシャンなんだからテレビにはあまり出ないほうがいいとか、お金持ちになるな、常に苦しいイメージじゃないといけない、とか。で、「そうなんだ」と思いながら真逆に行きました(笑)。――何をされたんですか?それが業界だというなら、その業界を変えちゃえばいいじゃんって。とりあえずデビューしてすぐロールスロイスを買いました(笑)。昔ドライブしながら父が、「次はロールスロイスに乗りたいね」と言っていたのを覚えていて、それを実行したんです。音楽に対しては、何を言われても絶対の自信があったので、それ以外の部分に関しては、ちょっとおもしろがっていたのかも。あとは、やっぱり反抗心ですね。――大きな成功を手に入れたことで、自己肯定感に呑まれる…というか、自信過剰になってしまう不安はなかったですか?そこはまったくなかったです。音楽の評価に関して、お金を尺度に考えたことは一切ない。芸術の評価って、数字で測れるものじゃない。例えば100m走なら一番速く走った人が勝者ですよね。でも芸術の場合、絵画だったらオークションで100億円で売れた、とかあるけれど、それは2人以上の人が永遠に競い合えばそうなっちゃう。音楽もミリオンなど、確かにそれも評価の一つだと思うんですが、でもやっぱり僕が嬉しいのは、「YOSHIKIさんの曲を聴いて、生きようと思った」とか、「YOSHIKIさんの音楽が支えになっている」と言ってもらうことなんです。そんな声を聞くと、曲を書いてよかった、生きていてよかったと心の底から思います。不器用な自分が、嫌いだし、好きでもある。――ご自身の好きなところ、嫌いなところを教えてもらえますか?嫌いなところは…。――先に嫌いなところが出てくるんですね(笑)。確かに(笑)。嫌いなところは、不器用なところです。いろんな場面で世の中に上手く対応できない。なんでもっと器用に生きられないんだろうと、よく思います。――では好きなところは?好きなところ…、うーん…。不器用なところ(笑)。好きなところと嫌いなところが同じになってしまった(笑)。――ということは、不器用ゆえに、良いこともあるということ?はい。例えば、作曲に没頭してしまい2日間くらいぶっ続けでピアノに向かったりできます。ただ一方で、没頭しすぎてアポを飛ばしちゃって、スタッフに「ごめんなさい…」みたいなことも(笑)。でもそれですごいいい曲ができちゃったりすることもあって…。実はちょうど、一昨日と昨日の2日間がそんな感じで、それで一曲作ったんですけれど…いい曲ができました(笑)。――アポ、飛ばしました?飛ばしました(笑)。昨日はメールの返信が遅れた、くらいの話なんですが。「すみません、作曲してました」って。本当は、“作曲の時間は時~時”みたいにできればいいんだけど、創作状態に入ってしまうと、なかなかそうもいかなくて。すべてのことを忘れて作曲している自分が好きな僕と、嫌いな僕がいますね。――作曲というのは、自分と向き合い、掘り下げる作業なのではないかと思うのですが、自己を愛する手助けにもなりますか?なりますね。芸術って、嘘をつかないと思うんです。特にメロディは嘘がつけない。メロディは、本当に純粋な世界だと思います。僕は曲を作るとき、99%頭の中で完成させてそれを譜面に書くタイプで、頭の中に鳴っている音楽に耳を傾けているとき、つまり芸術をつくっているときは、もう、本当の自分でしかないというか、 唯一“純粋な自分”でいられる瞬間なんです。――作曲しているときが、最も純粋なご自身である、と。人って、“本当の自分”と、“人からこう見られたい自分”の2つがあって、現代を生きる人は、特にその境目がわからなくなっているかもしれない。SNSで“人からこう見られたい自分”を打ち出すこともできますし、同時に他人から評価されたいという気持ちもどんどん大きくなる。僕にもそういうところ、ありますから。でも、芸術をつくっているときは、他者にこう思われたい、みたいな気持ちはゼロ。その曲がどう評価されたいかといったことは、作曲の過程では考えないです。譜面に書いた曲を楽器で弾いたり、聞こえる曲として形にするときに初めて、「こういうふうに聴かれたい」と、他者の視線を意識する。――YOSHIKIさんにとっての作曲のように、純粋な自分と見つめ合える時間があるのは、素敵なことですね。音楽でもいいし、絵を描くことでもいいし、料理でもいい。何か、周りのことを気にしなくてもいい、人からどう思われても構わない、という瞬間を持っているほうがいいような気がします。ヨシキ作詞家、作曲家、伝説のバンド「X JAPAN」リーダーとしてピアノとドラムを担当。2014年にマディソン・スクエア・ガーデンでの公演、’17年にはウェンブリー・アリーナ公演とカーネギー・ホールでの単独公演を成功させ、アジア人として初めて音楽の3大殿堂を制覇。また音楽活動にとどまらず、着物ブランド『YOSHIKIMONO』のデザイナーを務めるなど、活動は多岐にわたる。ピアノとオーケストラによる、コンサートが約4年ぶりに開催。9月17日~19日、東京国際フォーラム ホールAにてクラシカル公演「YOSHIKI CLASSICAL with Orchestra 2022 in JAPAN」を開催。さらに、8月開催のディナーショー「EVENING/BREAKFAST with YOSHIKI 2022 in TOKYO」が、規制緩和により追加席販売が決定!詳細はオフィシャルサイトをチェック!YOSHIKIプロデュースで世界へ向けた才能を発掘!ジャンルにとらわれない“最強のボーイズグループ”発掘に挑む「YOSHIKI SUPERSTAR PROJECT X」が現在進行中。オーディションの模様は今後、日本テレビ『スッキリ』『行列のできる相談所』などにて放送予定!2つのパワーをイメージしたエナジードリンクが発売に。日本コカ・コーラ社とのタッグにより誕生した「リアルゴールド X」「リアルゴールド Y」の2種類が発売中。コカ・コーラ公式YouTubeでは、このために書き下ろされたオリジナル楽曲も公開しているのでお見逃しなく。大反響!楽天カードYOSHIKIデザイン。YOSHIKIの写真を大胆にあしらった「楽天カード YOSHIKIデザイン」。会員は、チケット先行抽選受付などの特典もあり。詳しくは、公式サイトをチェック。写真・伊藤彰紀(aosora)スタイリスト・奥村嘉之(a style lnc.)ヘア&メイク・高木俊浩(SEED&Beauty)※『anan』2022年7月6日号より。(by anan編集部)
2022年07月02日世界中で話題のサラ・ブライトマン『クリスマス・シンフォニー』コンサートが日本初開催決定!スペシャルゲストとしてYOSHIKIが出演!!6月30日、英国の歌手サラ・ブライトマンが来日し、日本外国特派協会で会見を行った。世界で最も売れているソプラノ歌手であり、グラミー賞にもノミネートされた世界的アーティスト、サラ・ブライトマン。昨年、自身初となるクリスマス・ツアー『クリスマス・シンフォニー』を開催。個人的に好きな曲や大ヒット曲の数々をオーケストラと合唱団との共演で披露するこの公演は、ファンや評論家の間で大反響を巻き起こし、最高のクリスマス・イベントとして高く評価された。そんな『クリスマス・シンフォニー』が日本で初めて開催されることが決定。登壇したブライトマンは、「日本に戻ってこられたことは、特にここ数年の困難な時期を考えると本当に嬉しいです」と2019年以来の来日を喜んだ。そして、「コロナ禍の中、“何かクリエイティブなことをしたい”と思い、昨年、生活に困っているミュージシャンのためにもなると思ってクリスマスショーを企画しました。みんなが心温まるコンサートになり、私のこれまでのどのコンサートよりも良い評価をいただいて、アメリカでも開催できました。そしてこの地域、特に日本で実現したいと思い、今年の末にまた来日します。とてもワクワクしています」と、日本初開催決定を笑顔で報告。今回の日本での『クリスマス・シンフォニー』は、オーケストラと合唱団との共演に加え、かねてから親交が深く、ワールドワイドに活躍する作詞家・作曲家・ピアニストであるYOSHIKIをスペシャルゲストに迎えて行われる。ということで、司会者に呼び込まれ、YOSHIKIも登場して会見に参加した。YOSHIKIは、「2009年に『REPO!レポ』というハリウッド映画で私が音楽監督を務めました。その作品でサラさんが演技もして、歌もうたってくれました。それからおよそ10年後に「Miracle」という曲でコラボレーションをして、サラさんの素晴らしいワールドツアーにも参加することができました。そして今回の『クリスマス・シンフォニー』の日本公演にスペシャルゲストとして参加できることもとても楽しみにしています」と、ブライトマンとの出会いやコラボを振り返り、新たな共演への喜びを伝えた。その言葉を受けて、ブライトマンは「YOSHIKIさんが私のために曲を作ってくれていて、この曲を次のコンサートでご紹介できればと思っております」と、新たなコラボが進行中だと明かし、「2人とも“新しいことを始める”という共通点があるアーティストだと思いますので、コラボレーションすることは非常に大きな楽しみでもあります」と笑顔で語った。この特別なコラボレーションの実現を記念して、7月2日(土)に放送予定の日本テレビ系音楽番組「THE MUSIC DAY」にサラ・ブライトマンがゲスト出演し、YOSHIKIと共に最新アルバム『HYMN』収録のヒット曲「Miracle」を披露する。また、同番組の報道に先駆けて、同日20時から「Yoshiki Channel」にもゲスト出演の予定があり、今秋放送予定の「Yoshiki Superstar Project X」にもスペシャルゲストとして出演する予定となっている。「今、ロスに住んでいますが、最近、日本テレビとのプロジェクトを始動しました。オーディション番組で、何千人も参加者がいるインターナショナルな番組にしたいと思いまして、海外で活躍している友人や知人に声を掛けていて、そしてサラさんにもお声がけさせていただきました。まだ具体的な話はしてませんが(笑)、審査員などの形で参加をお願いしています」と、新しい試みについてYOSHIKIが説明。ブライトマンは「若い、新しいアーティストの方は自分のやりたいことを素直に表現されるので、私にとってもポジティブで素晴らしい体験になると思います」と、そのプロジェクトへの期待を口にした。質疑応答で「成功の秘訣」について聞かれると、ブライトマンは「ごくシンプルなことですが、生きることに情熱を持ち続けること、音楽に情熱を持ち続けること。本当に熱意や情熱がないと何事もうまくいかないと考えています」と回答。YOSHIKIは「サラさんほど成功しているとは思っていませんが(笑)、一夜にして成功できるわけではありません。ただ、音楽を通じて人を助けたいと思っています。チャリティ事業にも関わっていて、人を助けることは自分を助けることにもなると思っていて、周りの人がハッピーになると“成功”も倍になるんじゃないかと思っています」と持論を語った。サラ・ブライトマン「クリスマス・シンフォニー」来日公演は、11月24日(木)の東京国際フォーラム ホールAを皮切りに、東京、名古屋、大阪で開催される。【公演概要】公演名:サラ・ブライトマン「クリスマス・シンフォニー」Featuring YOSHIKI Special Guest公演日程:11月24日(木)・25日(金) 東京・東京国際フォーラム ホールA 開場18:00/開演19:0011月27日(日) 東京・東京ガーデンシアター開場17:00/開演18:0011月28日(月)愛知・愛技研芸術劇場 大ホール 開場18:00/開演19:0011月30日(水)大阪・グランキューブ大阪 開場18:00/開演19:0012月1日(木)大阪・フェスティバルホール 開場18:00/開演19:00チケット料金:全席指定・税込(全公演共通)GOLD 40,000円(グッズ付き)/ S席 19,000円 / A席 18,000円VIPパッケージ 100,000円(枚数限定)[GOLDチケット、サラ・ブライトマンとのミート&グリーと、グッズがセットになった限定パッケージ]※未就学児(6歳未満)入場不可公演公式ホームページ 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年07月02日ロックバンド『X JAPAN』のリーダーであり、国内外で活躍するミュージシャンのYOSHIKIさんが、2022年5月13日にInstagramを更新。自身の母親が逝去したことを報告し、想いをつづりました。YOSHIKI「ずっとかけがえのない存在だった」YOSHIKIさんは、幼い頃に母親と撮った1枚の写真とともに、このようにコメントしています。 この投稿をInstagramで見る Yoshiki(@yoshikiofficial)がシェアした投稿 お母さんが永眠し、昨日火葬されました。まだ心の整理ができず、涙が止まらない。親不孝な息子だったけど、お母さんは、ずっとかけがえのない存在だった。分かってる..自分は強く生きなければいけない、切り替えて前に進まきゃいけない、必ずそうする。でも、もう1日だけ涙が枯れるまで泣かせて欲しい。友達やファンの皆さん、応援ありがとう。皆が心の支えです。yoshikiofficialーより引用大切な人を亡くし、悲しみがあふれて止まないYOSHIKIさん。YOSHIKIさんの気持ちに、多くの人が寄り添っています。・家族との別れはつらすぎますね…。・親不孝な息子なんかじゃないですよ。今はたくさん泣いてください。・YOSHIKIさんを、こんなに立派に育ててくださりありがとうございます。・親の愛情は永遠です。ずっとYOSHIKIさんを見守ってくださると思います。・素敵な親子写真ですね。心よりお悔やみ申し上げます。大切な人を亡くした時は、心が張り裂けそうになるもの。多くの人と同じく、母親との時間を振り返り、泣く時間がYOSHIKIさんにも必要です。焦らずにゆっくりと、悲しみと向き合ってほしいですね。お母様のご冥福を心から祈ります。[文・構成/grape編集部]
2022年05月13日2022年5月16日、コカ・コーラ社の炭酸飲料『リアルゴールド X』と『リアルゴールド Y』が新発売します。同製品は、日本コカ・コーラ社と、ロックバンド『X JAPAN』のYOSHIKIさんのコラボにより生まれた2種類のエナジードリンク。YOSHIKIさんといえば、ドラムとピアノという両極端な楽器を演奏することでも有名です。同製品も、YOSHIKIさんが奏でる音楽の世界観を表現するべく、『リアルゴールド X』はロックの高揚感、『リアルゴールド Y』はクラシックの集中力をイメージして、対になるように作られたといいます。YOSHIKI「みなさんの行動の『きっかけ』に」同月10日、発売に先駆けてメディア向けの発表会が行われました。当日はYOSHIKIさんも登壇。コカ・コーラ社とともに創り上げた製品が発売になることについて「感無量です」と語り、製品のコンセプトについて次のようにコメントをしました。製品には私の人生のテーマである『NOTHING IS IMPOSSIBLE(不可能なものはない)』というメッセージが込められています。今回の製品が、みなさんの行動のきっかけになれば嬉しいです。強い意志でさまざまなことに挑戦し続けるYOSHIKIさんならではの、熱い想いを感じますね。その後は、MCからの「それぞれどのようなシチュエーションで飲むのか?」という質問に対し、「1日の始まりなどで、気分を上げたい時は『X』、1人の世界に入りたい時や、気分をリフレッシュしたい時は『Y』」と回答。シーンごとに使い分けられることも興味深いポイントです。最後は豪華なグラスタワーが登場し、YOSHIKIさんは「ぜひみなさんも手にとっていただき、僕のようにそれぞれの挑戦をしていただければと思います!」と締めくくりました。「挑戦する次世代を本気で応援したい」というYOSHIKIさんの想いが体現された『リアルゴールド X/Y』。どのような味がするのかが、今から楽しみですね![文・構成/grape編集部]
2022年05月13日