くらし情報『イノブータン王国にカシオペア連邦…日本にある架空"国家"の実態に迫る!』

2014年11月4日 11:00

イノブータン王国にカシオペア連邦…日本にある架空"国家"の実態に迫る!

イノブータン王国にカシオペア連邦…日本にある架空"国家"の実態に迫る!
「イノブータン王国」に「カシオペア連邦」……そんなユニークな名前の国がどこにあるのかといえば、わが日本だ。実は、昭和の時代に地域振興や自然保護を目指して"建国"された団体なのだが、近年はその数も減少傾向にある。しかし、まだまだ頑張っている"独立国"だってあるのだ。

○「ミニ独立国オリンピック」も開催

そもそも"ミニ独立国"のほとんどは、地方自治体や商工会・観光協会などによって運営されている。とりわけ街を活気づけるお祭りなどのイベントにおいては、"王国色"を強く打ち出していることが多い。

その第1号は、昭和52年(1977)に誕生した大分県宇佐市の「新邪馬台国」。そして昭和56年(1981)には、東北の小さな村が突然日本からの独立を宣言するという井上ひさしさんの小説『吉里吉里人』(新潮社)が大ヒットし、翌57年(1982)には岩手県大槌町に実際に「吉里吉里国」が誕生した。

これら2つの出来事が、昭和の時代に"ミニ独立国"ブームを巻き起こしたきっかけとなる。
一時は100を超える"ミニ国家"が日本国内に分立し、昭和61年(1986)には「ミニ独立国オリンピック」が「銀杏連邦」(東京都八王子市)

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