2014年11月9日 14:52
フィギュア・羽生結弦のフリー強行出場に賛否 - ルール整備を求める意見も
ただ、この羽生選手のフリーを巡っては、ファンの間でも意見が割れている。Twitter上では
「最後まで諦めずに頑張ってた」
「羽生選手の演技に鳥肌たちました」
「物凄いまでのアスリート精神でしたね」
と、最後までファンの前で自らのスケートを演じきった羽生選手をほめたたえる声もあった。その一方で
「この判断が正しいとは思えない」
「いやこれスケ連止めるべきでしょう」
と、出場をすべきではなかったという声もあった。中には6人の選手が一斉に行う直前の公式練習を危険視し、「はやくルール整備したほうがいいよ」と改善を促す意見も見られた(すべて原文ママ)。
アスリートの間でも意見が割れていた。羽生選手と親交もあるフィギュア・織田信成さんは、「ただただ、すごい」と、羽生選手のフリーに一定の理解を見せていた。
その一方で、頭部への激しい接触もあるラグビー界において第一線で活躍してきた大八木淳史さんは、明確に「NO」を突きつけている。大八木さんは、羽生選手は血を見たことで逆に闘志が高まったかもしれないが、周囲がそれを制して参加を止めるべきだったとの見解を示している。
予定通りならば、羽生選手は11月28、29日に開催されるGPシリーズのNHK杯に出場することになっている。