"女優・新垣結衣"の本当の魅力とは? 初の母親役が物語る、両親の愛情と周囲の支持
それを繰り返してお母さんはやってきたんだろうなと思います」と母親の苦労を想像しながら、恥ずかしそうに「わかんないですけどね(笑)」と付け加える。最近、母の強い勧めで人間ドックを受けたそうで、検査を受けた夜に母から電話があり、「そんなに心配だったんだと思いました」とその愛情を再認識したという。「常に大事に思ってくれてるだろうなというのはわかっているので。あまり言葉で確認することはないですけど、無理にしなくてもいいかなと。自分が言いたい時に素直にいられる状態でいればいいかなと思います」という言葉にも背伸びをしない等身大の新垣がにじみ出ている。
ユウタロウは、父が母の死に際に駆けつけなかったことで、その存在を長い間遠ざけていた。家族よりも仕事を選んだその父親の行動について、「本当は駆けつけてほしいですけど…立場によって思いはそれぞれだと思います。ユウちゃんのお父さんも行きたくなかったわけじゃないと思うので…」と理解を示す新垣。
その考えに至ったのは、「十代からお仕事をはじめているので、やっぱり悩むこともあって。自分の中でも答えは決まっているけど、後押しをしてほしいから親に話したりして。そんな時に自分が思っていることと違う答えが返ってきたりして、怒ってしまったり、悲しくなっていたりはしていました」