くらし情報『タバコ副流煙は一番身近なPM2.5だった!? 受動喫煙が子どもに与える影響とは』

2014年11月13日 12:00

タバコ副流煙は一番身近なPM2.5だった!? 受動喫煙が子どもに与える影響とは

子どもは親の背中を見て育つ。「タバコが似あうシブイ俺」などと自惚れていると、子どもにはその姿が刷り込まれてしまう危険もあるようだ。だから、まず親が吸わないことが大切だという。川合先生が診療の傍ら、小学校での喫煙防止教育に力をいれているのは「子どもへの教育だけではなく、親の禁煙につながることを期待している」からだ。

「大人はタバコが体には悪いのは何となく知っていても、具体的な影響までは知りません。だから講演を聞いた子どもが家で『タバコをやめて』と訴えても『それは親の勝手だ』とか『わかったわかった!』と受け流したりして、子どもたちが親の体を心配する気持ちを受け止められないのです。仕事が忙しい年代の親御さんが、自分からわざわざタバコについて学ぶのは難しいでしょうが、子どもとタバコについて話し合う時間を持ってもらえたらと思います」

自分の健康は犠牲にしてもタバコはやめられないが、子どもの健康のためなら禁煙してもいい、と思った人もいるかもしれない。川合先生、そんな人へのアドバイスをお願いします。


「少しでもタバコをやめたい気持ちがあったら、禁煙外来を受診するのがお勧めです。禁煙治療は条件を満たせば保険が使えて、より楽により確実に、少ない費用で禁煙できます。

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