くらし情報『希少糖は人だけでなく植物にも効果がある!? - 希少糖の一大研究/生産拠点を目指す香川県の野望』

2014年11月14日 11:22

希少糖は人だけでなく植物にも効果がある!? - 希少糖の一大研究/生産拠点を目指す香川県の野望

希少糖は人だけでなく植物にも効果がある!? - 希少糖の一大研究/生産拠点を目指す香川県の野望
香川県は10月24日、都内で「次世代に向けた希少糖の幅広い可能性と、香川でのビジネス展開」と題した希少糖に関するセミナーを開催し、希少糖の研究を長年にわたって行ってきた香川大学の何森健 特任教授がこれまでの希少糖研究の成果と今後の方向性について講演を行った。

希少糖は自然界に存在量が少ない単糖(糖の最小単位)で、何森教授が名付けたことで知られ、約50種類存在している。近年、その効果から松谷化学工業が希少糖含有シロップ「レアシュガースウィート」の量産工場を建設するなど、希少糖に注目が集まるようになってきたが、大量生産につながる酵素が発見された1991年当時、すでに単糖各種の名前も構造も確定しており、単糖に関する研究そのものは終わったと思われていた。しかし、何森教授が発見した酵素により単糖が環状につながることが判明。「イズモリング」と名付けられたこの環状が、単糖の鳥瞰図となり、希少糖の大量生産への道が開かれたことから、地道に研究が香川県で進められることとなった。「46億年前に地球が誕生し、40億年前に糖が誕生した。そして38億年前にバクテリアが生まれた。現在の生物は自己に都合のよい果糖、ブドウ糖を選別し、残りの糖を不要とした。

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