くらし情報『早産の原因にも!? 妊婦の10人に1人が発症する「妊娠糖尿病」って何だ?』

2014年11月18日 07:30

早産の原因にも!? 妊婦の10人に1人が発症する「妊娠糖尿病」って何だ?

早産の原因にも!? 妊婦の10人に1人が発症する「妊娠糖尿病」って何だ?
協和発酵キリンはこのほど、妊娠中の女性特有の病気である「妊娠糖尿病」の病気の症状や原因、リスクの現状について明らかにした。

厚労省によると、日本国内で糖尿病と糖尿病予備群の総数は2,050万人と推計されている。糖尿病患者の増加とともに、最近増えているのが「妊娠糖尿病」である。妊娠中は胎児に糖を与えるため、母体はインスリンが効きにくい状態になる。食生活や生活習慣に気をつけていても、糖のバランスが取れず血糖値が高くなり、軽度の高血糖をきたすことがあるという。

妊娠糖尿病の診断基準は2010年に大きく変化し、世界共通の診断基準が提唱された。現在、「妊娠中に初めて発見、または発症した糖尿病にいたっていない糖代謝異常である」と定義されている。

妊娠糖尿病の罹患(りかん)率は、全妊婦の10%前後だという。
妊娠中に血糖のコントロールができなくなる状態が続くと、早産や尿路感染症、妊娠高血圧症候群、羊水過多症などのリスクが上昇。また、胎児が巨大児になり難産となったり、出生後の赤ちゃんが低血糖を起こしたりする可能性も高くなる。

同社では妊娠糖尿病になりやすい主なリスクファクターとして、「糖尿病の家族歴」

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