くらし情報『ビッグデータ活用の成否はデータのつなぎにあり - Talend CEOマイク氏』

2014年11月21日 14:24

ビッグデータ活用の成否はデータのつなぎにあり - Talend CEOマイク氏

ビッグデータ活用の成否はデータのつなぎにあり - Talend CEOマイク氏
●OSSならではのコスト効率と活発なコミュニティが強みに
ビッグデータ活用の基盤システムを構築するには、さまざまな業務アプリケーションやデータベースのデータをいかに"つなぐ”かが成否のカギを握ると言っても過言ではない。そうしたなか、Hadoopとの親和性の高さやJavaによるコネクタ開発の活発さなどから注目を集めているのが、米国Talendが提供するOSSのデータ統合ツール群である。そこで今回、同社CEOのマイク・トゥーケン氏の来日を機に、国内外の企業のビッグデータ活用において同社製品がどのように活用されているか、そして今後のビッグデータの潮流を踏まえた同社の戦略などについて話を聞いた。

--まず、御社のこれまでの実績や主な製品を簡単に紹介していただきたい。--

マイク氏: 当社は2006年にETLツール・ベンダーとして、2人のフランス人創業者の手により設立された。その製品は何百万もダウンロードされ続けている。設立から約7年半の間に急速に成長しており、手がける製品群もデータ統合やアプリケーション統合、マスターデータ管理ソリューションと多岐にわたっている。また、各ソリューションの対象も、当初は開発担当者が中心だったが、今ではユーザー企業のビジネス部門でも利用されており、そうした方々にも比較的容易に使えるようになっている。

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