2014年11月21日 14:24
ビッグデータ活用の成否はデータのつなぎにあり - Talend CEOマイク氏
まさに、データドリブンな経営への変革を実現した好例だと言えるだろう。
--今後の御社の戦略について聞かせてほしい。--
マイク氏: 何と言っても、リアルタイム・ビッグデータへの投資を積極的に行っていきたいと考えている。この分野は2010年から注力しているが、今後はいわゆるモノのインターネットの普及に伴い、センサーなどから送られてくるデータのリアルタイムな処理がより一層求められるようになるだろう。その時にもHadoopが活躍するのは間違いないと見ている。
また、クラウドにも力を入れており、先ほど話した数ヵ月後のクラウド版製品のリリースもそうした戦略の一環になる。さらに、SAPやSalesforceからデータを取り出して、Hadoopでオンプレミスで活用するというハイブリッドクラウドのシナリオも描いている。
ユーザーコミュニティの充実も外せないテーマであり、ビッグデータ活用や製品活用の実例をもっとシェアできるよう積極的に取り組んでいきたい。
--最後に、これからビッグデータ活用に取り組みたいと検討している企業へのアドバイスをいただきたい。--
マイク氏: 今までビッグデータ活用で成功している企業というのは、どこも明確なビジネスニーズのあるプロジェクトを立ち上げていた。