2014年11月21日 14:24
ビッグデータ活用の成否はデータのつなぎにあり - Talend CEOマイク氏
ビッグデータに関しては、Hadoopの可能性を踏まえて2009年から大々的にHadoopに関わる開発への投資を行っており、これまでにHadoopと多様なデータの統合を行える環境を整えることに成功した。
--創業者がフランスのエンジニアである御社が、なぜ米国に本社機能を集約したのか?--
マイク氏: 以前は、フランスと米国カリフォルニアの2拠点での本社体制をとっていたが、世界でも有数の成功を収めている企業のほとんどがカリフォルニアを拠点としていることから、昨年、私がCEOに就任したのを機にカリフォルニアのオフィスに本社機能をすべて集約した。その結果、より多くのリーダーを1ヵ所に集めて、意思決定プロセスをさらに迅速かつ柔軟にすることが可能になった。
--御社のビッグデータソリューションの強みはどこにあると考えているか。--
マイク氏: まずは、何と言ってもOSSなのでコスト効率が高く、開発者のためのコミュニティも活発である点が挙げられる。企業にとってデータをきちんとつなげることができなければビッグデータに取り組む意味はない。そこでも、当社のOSSのバックグラウンドが優位性を発揮する。