くらし情報『SC14 - 日本人初、東工大の松岡教授が「Sidney Fernbach賞」を受賞』

2014年12月1日 11:30

SC14 - 日本人初、東工大の松岡教授が「Sidney Fernbach賞」を受賞

にアップグレードし、単精度17.1PFlops、倍精度5.76PFlopsのピーク演算性能となり、これはカスタム設計のK ComputerやSequoiaとそれほど変わらない演算性能である。しかし、TSUBAME 2.5のコストは、これらのマシンより大幅に安い。それは、TSUBAMEはデザインスパンが短いので最新技術を採用できたからだ、と松岡教授は主張している。

そして、現在はTSUBAME 3.0以降のシステムの開発を行っている。TSUBAME 3.0は2016第2四半期~第3四半期稼働の目標で、現在、設計中である。

システム全体では~20PFlops程度の演算性能と~5PB/sのメモリバンド幅をもち、0.6PFlops/Rackという、TSUBAME 2.0の10倍の実装密度を目指している。また、最新の電力制御技術、液浸冷却やエネルギー回収技術を組み合わせ10GFlops/Wを目指す。

ネットワークは1Pbit/s程度のバイセクションバンド幅を持たせる。
メモリ階層は深くし、超高バンド幅のNVM(不揮発メモリ)を使い、複数PBの容量、数TB/sのバンド幅、数100M IOPSを目指し、次世代の科学用のビッグデータのサポートを実現する。

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